最近はユーチューバーだけでなく多くの企業がYouTubeを活用した動画制作を行うようになってきています。
スピーディな動画制作が求められるようになってきている中、ますます高スペックな動画編集用のパソコンが求められています。
ではYouTubeの動画編集に最適なパソコンのスペックはどんな構成がオススメでしょうか?
ここでは2024年のYouTube用のオススメ動画編集パソコンをピックアップし、推奨スペックを解説します。
2018年からBTOパソコンを使った動画編集の検証を実施し、これまで年間20台以上 累計100台以上のパソコンレビュー記事を執筆しました。PC通販サイトとコラボで動画編集用のパソコンの企画・販売や当サイト限定クーポンの配布を行っています
動画編集初心者の方向けにパソコンの選び方を解説してみました。
ゲームPC選びにも役立つと思うのでぜひご覧ください。
YouTube・SNS発信用の動画をガンガン作りたい方はコレ!
YouTubeの動画を一人でコツコツ作る方にピッタリです。
SSD+HDDでデータ容量も十分!カードリーダーも搭載していてこんなにお得な価格設定です。
※オプションでLEDケースファンを搭載できます
G-Tune DG-I5G60
CPU:インテル Core i5-14400F199800円(税込)
CPUは2022年にAMD Ryzen Zen4がリリースされてから、動画編集向けのCPUはインテル Core i7・Core i9以外にも選択肢が一気に増えました。
また2023年には第14世代 Core i7(14000番台)もリリースされています。
第13世代 Core i7の性能はコア数・スレッド数が増えて大きく性能アップしたものの、Ryzen 7XXXシリーズに及ばず市場シェアを奪われつつありました。
第14世代Core i7・i9は Ryzen 7XXXシリーズとほぼ互角のベンチマークスコアで熾烈なシェア争いが繰り広げられてます。
ハイエンドモデルは、パソコン作業の可能性がかなり広がります。
そうは言ってもハイスペックのマシンを手に入れるには、金額も比例して高くなるので頭を悩ませるところ。
ちなみにYouTube用の動画編集ならば、Core i7、Ryzen7どちらでも十分快適な動作環境は得られます。
フルHD解像度の動画編集に限られるのであれば、Core i5やRyzen 5でも問題なく動画編集できるでしょう。
ストレージで試みて欲しいのは、HDDとSSDまたはSSDと外付けSSD+HDDとの併用でしょう。
書き込みをすると寿命が短くなるので、OSやソフトウエアをSSDにインストールして、作成したデータ保存はHDDにしてあげるなどが使い勝手が良い方法でしょう。
2024年も引き続きM.2 SSD Gen4がお買い得です
デスクトップパソコンの場合、PCケース内にHDDやSSDを追加することができます。
バックアップ用のHDDは随時追加する必要があります。
ノートパソコンの場合はデスクトップPCのような拡張性がないので、外付けのHDDやSSDを活用することになります。
USB接続のため転送速度は劣りますが、ストレージ容量が減ってくるとパソコンが重くなるので定期的に外部ディスクへデータを出す必要があります。
YouTubeの動画制作でもハイスペックなM.2 SSDは必須です。
メモリについては、動画編集ソフトウエアや扱う動画などで違いがあるので「絶対にこの容量で!」と断言できません。
しかし動画編集用途の場合は、最低でも16GBは用意しておいたほうが良いでしょう。
特にGoogle ChromeやMicrosoft Edgeを同時に起動してネットの情報を見ながら編集する方は要注意です。
初心者の方は動画編集ソフトの使い方をネットで調べながら作業するため、たくさんのタブを開きながら動画編集作業を行う傾向があります。
ブラウザはタブが増えるごとにメモリの消費量が増えるため、気が付いたら動画編集に必要なメモリ量が不足してしまいます。
また、OSも更新のたびにメモリ消費量が増えていますので、OS更新時は特に注意が必要です。
また、Premiere Proではシーケンスのトラック数を増やすほどPCへの負荷が大きくなる傾向があります。
2カメのマルチカム編集や字幕、SE(効果音)、BGMなどを追加する場合は視認性を高めるためトラックを増やすのはやむを得ません。
しかし、これによりプレビューのカクツキが顕著になる場合はまず、ディスク容量の残りが僅かになっていないか確認します。
ディスクの残り容量がまだ3割以上あればディスクは問題ないので、カクツキを解決するためにメモリ増設を検討しましょう。
動画編集を手掛けるにあたり、購入時に64GBまで増設したというユーザーの声も多々あります。
※メインメモリーは、マザーボードやCPUの規格により搭載できる容量に上限はありますので、あとから増設する際には注意が必要です。
グラフィックボードは、一概にどれが良いということはいえませんが、YouTubeの動画編集であればエントリークラス(VRAM 4GB~)のグラフィックボードを搭載したパソコンを選びましょう。
グラフィックボードは使用する動画編集ソフトウエアに左右される一面もありますが、AIの自動編集機能が実装されることでどの編集ソフトもグラフィックボードの支援を得られる傾向が強くなってきています。
一般的にGeForceはゲーム、Quadroは動画編集と棲み分けされていた時代もありますが、YouTubeの動画編集ではGeForceでOKです。
今後ますます自動化が進むであろうテロップ関連のAI機能を活用するためにGeForce RTXシリーズの中から選んでおけば間違いありません。
なお、DaVinci Resolveでカラーグレーディングを行う場合はビデオメモリ(VRAM)容量が必要です。
ビデオメモリ容量を重視した製品選びを心がけてください。
液晶パネルには「IPS」「VA」「TN」と、3種類あります。
それぞれに応答速度・画質・視野角・サイズなどが違い、それに応じた価格設定があります。
画質は劣るけど性能が良いなど、メーカーや製品により特徴をもちます。
それぞれのスペックに対する知識を身につけて購入しましょう。
また入力端子も複数ありますので、所有する(もしくはこれから購入する)パソコンがどの端子を使っているかも重要です。
例えば4Kに対応するディスプレイなら、DisplayPortやHDMI2.0を使います。
もし異なるケーブルを使った場合、ディスプレイが使えなかったり、4K画質を発揮できないことがあるので注意しましょう。
ビデオカメラ・一眼レフカメラはもちろんスマホまでも4K動画が撮影できるようになってきました。
2024年以降のYouTube向けPCスペックとして求められるものは、標準的に4K編集も可能とするスペックではないでしょうか。
4Kならアップにしても画質が劣化しないメリットがあります
まだ4K動画を扱ったことがないユーザーでも、動画編集に携わっていく上で、これから使う可能性は十分にあることから、必要なスペックを用意しておいても損はないかと思います。
時代とともにより高画質、より高精密な映像が求められています。
動画編集をするパソコンには、一定以上のハイスペックなPCが求められていることが分かりますよね。
高画質な動画を製作するならやっぱりパソコンショップのBTOパソコンがおすすめです。
なかでも4K動画編集するならクリエイターパソコンと呼ばれる画像・動画編集専用のパソコンの中からハイエンドモデルを選べば間違いありません。
人気の高いパソコンショップのクリエイターパソコンを紹介します。
YouTube・SNS発信用の動画をガンガン作りたい方はコレ!
YouTubeの動画を一人でコツコツ作る方にピッタリです。
SSD+HDDでデータ容量も十分!カードリーダーも搭載していてこんなにお得な価格設定です。
※オプションでLEDケースファンを搭載できます
G-Tune DG-I5G60
CPU:インテル Core i5-14400F199800円(税込)
マウスコンピューターでは下は10万円前半、上は50万円以上のプロ仕様なパソコンまで取り揃っています。
4K動画編集はもちろんVR動画製作もできるモデルもあるのでチェックしておきたいですね。
動画編集は最低でも15万円ぐらいは予算を見ておくと良いですよ。
NEXTGEAR JG-A5G60
CPU: Ryzen 5 4500137500円(税込)
プロゲーマー御用達、ゲーミングパソコンの開発に力を入れているパソコンショップのドスパラが展開するクリエイターパソコンがGALLERIA / raytrekkです。
ゲーミングパソコンとクリエイターパソコンの違いはストレージ容量です。
4K動画を扱うなら最低でも2TB以上のハードディスク容量を搭載する必要があるでしょう。
GALLERIA RM5C-R46T
CPU:Core i5-14400F173980円(税込)
※10月14日時点の価格です。最新の価格は公式ページをご確認下さい
レノボでは安価なパソコンが多数販売されています。
先に紹介したパソコンショップと比較すると、価格が抑えられる傾向があるので人気も高いですよ。
Lenovo Legion Tower 5 Gen 8 カスタマイズモデル
CPU:Ryzen 5 7600175890円(税込)