動画編集で使うパソコンが欲しい!
パソコンのメーカーはどこがおススメ?
パソコンはメーカーによって性能や価格がかなり違いますよね。
あなたは安すぎるパソコンの危険性を意識することはあるでしょうか?
ども!パソコン11台目のおーとふぉーかすです!
結論を最初に言うと、私は動画編集をやるならBTOパソコンを選ぶのが断然イイと思っています。
Macに比べるとダンゼン安い価格でハイスペックなパソコンを手に入れることが出来ます。
そしてBTOパソコンの多くは国内生産だからです。
ここでは高性能で安心して使えるパソコンを手に入れるために、クリエイターが知っておきたいことを解説します。
2020年以降、世界情勢に暗雲が立ち込めており、その影響をモロに受けそうなのがパソコン界隈です。
安さ重視でパソコンを選ぶことの危険性も解説するのでぜひ読んでみてください。
>>BTOパソコンの中から選ぶオススメのPC4モデルをすぐに確認する
2018年からBTOパソコンを使った動画編集の検証を実施し、これまで年間20台以上 累計100台以上のパソコンレビュー記事を執筆しました。PC通販サイトとコラボで動画編集用のパソコンの企画・販売や当サイト限定クーポンの配布を行っています
この動画では動画編集用のパソコンを買う時のパソコンメーカーの選び方を解説しました。ぜひ合わせて視聴してみてください。
BTOパソコンと引き合いに出されるのがメーカーパソコンです。
私はメーカーパソコンで代表的なのはMacやサーフェスだと思っていましたが、2023年のパソコン出荷台数のデータを見ると驚愕しました。
なんと1位はレノボです。
上の表を見るとAppleの3倍以上の出荷台数となっているのが分かります。
調べるまでこんな結果になっていると思ってもみませんでした
正直な話、私はレノボのパソコンは買わないことにしています。
2013年7月27日付のオーストラリアン・ファイナンシャル・レヴュー(AFR)は、レノボの製品にバックドアが仕込まれているとして、オーストラリアや米国、英国、カナダ、ニュージーランドの5カ国(いずれもファイブアイズと呼ばれるUKUSA協定締結国)の情報機関が使用を禁止していると報じ、オーストラリア国防省は、この報道内容を否定した。しかし、2018年9月にレノボが開催したイベントで質問者に対してレノボのCTOが中国国内向け製品にバックドアを仕込んでいることを示唆したことが話題となった
レノボ|wikipedia から引用
海外ではレノボのパソコンにスパイチップやバックドアが仕込まれているってのは定説で、アメリカの政府高官は随分前から使用禁止になっています。
中国に対する緊張が高まる中でレノボはシェアを少しずつ減らしていますが、それでも依然として日本国内のパソコンシェア1位の座は揺るいでいません。
私自身はレノボのパソコンはキーボードの配置が独特で使いにくいから、どれだけ安くても絶対に自前で買うことはないと決めていました。
ここ数年レノボの悪いウワサは全く払拭される気配はないので今後も買うことは絶対ありません。
私が国家機密を取り扱うことは万に一つもありませんが、毎日ゴキゲンさんで過ごすためにレノボは避けておきます。
リーマンショック後にNEC、富士通、シャープ、東芝のパソコン事業は全てレノボや中国系企業(台湾を含む)と統合(買収)されました。
参考情報
・【レノボ】IBM、NEC、富士通のパソコン部門を買収|M&A Online
・鴻海、シャープ買収完了 決定から4カ月|日本経済新聞
・シャープの東芝PC事業買収に見え隠れするホンハイの意志|ITmedia
SONYのVAIOのみ日本の企業に買収され、SONYが販売代理店として取り扱いを継続したことでかろうじて生き残っていますが、国内のパソコンメーカーはほぼ壊滅状態です。
BTOとは、ビルドトゥオーダーという英語の略です。
これは受注生産のことを意味しています。
顧客からCPUやメモリの種類、そしてストレージの大きさなどの注文を受けてから作るシステムのことです。
車もグレードやオプションを選んでから生産が開始されますが、それと同じようなシステムだと考えてOKです。
これによく似たもので自作パソコンがあります。
主要なパソコンパーツを別々で購入し、自分で組み立てて使うパソコンです。
それぞれメリットデメリットありますが、BTOパソコンはBTOパソコンメーカーの工場で生産されたもので購入してすぐに使えます。
ちなみにBTOパソコンは国内生産と謡われていますが、正確には国内組み立てです。
また、BTOパソコンのメリットは、自分の予算に合わせてPCパーツを選んでいける点です。
動画編集の内容によってはCore i7は不要だけれど、Core i5とメモリは16GB欲しいといったことがあります。
この2つの組み合わせのパソコンをメーカーパソコンで見つけるのは結構面倒ですが、BTOパソコンショップなら簡単に見つけることができます。
BTOパソコンの一番のメリットは、拡張性の高さです。
後から簡単にストレージを交換・増設したり、メモリを増やしたりすることができます。
もちろんノート型パソコンの場合はデスクトップPCほど拡張性がないですが、注文時に追加できる幅が広いです。
デスクトップの場合はグラフィックカードやCPUの交換も不可能ではありません。
デメリットは注文してから受け取るまで、時間が掛かるという点です。
受注生産ですから、どうしても日数が掛かってしまいます。
また
・BTOパソコンのネットショップでは土日の注文が確定できない。
・離島はさらに届くのが遅れる
といった感じで、たとえBTOパソコンメーカーの実店舗に自分が出向いて購入手続きをしても商品を持って帰ることが出来ません。
またBTOパソコンを通販で買う場合は、ある程度PCパーツの知識が要るので購入前に十分調べておく必要があります。
動画編集のためにBTOパソコンを買う場合注意すべき点は、ソフトがほとんど入っていない点が挙げられます。
大手メーカーのパソコンを購入すると、動画編集のソフトなど色々なソフトがすでにインストールされています。
BTOパソコンの場合は何もインストールされていません。
そのためBTOパソコンショップでパソコンを購入するときには、動画編集ソフトも同時に買う必要があります。
あとBTOパソコンは実物を確認出来ないのも注意が必要です。
BTOパソコンのショップは都心部にあり、地方の家電量販店にはほとんど置いていないので実物を確認できません。
都心部の量販店なら販売ブースがありますが、展示されている製品は限られています。
このため見た目を気にする方は通販サイトの写真でPCケースをチェックしたり、実際の使い勝手はレビューなどを読んで判断することになります。
欲しい型番を検索して、購入した人のレビュー記事やレビュー動画を確認することで、実際のPC性能を知ることが出来る場合もあります。
初めてBTOパソコンを購入するときには、配送料を確認することを忘れないようにしましょう。
住んでいる地域によって、配送料が変わってくることがあります。
パソコンは重いので意外と配送料が掛かりますから、その点もきちんと確認しておきましょう。
近所に販売店がある場合は、お店に取りに行くことで送料が無料になる場合もあります。
小型のノートPCなら店舗受け取りにすることで送料を節約することが出来るかもしれません。
あと、BTOパソコンは必要最低限のものしか付属していません。
キーボード、そしてマウスなどが付属しているかをチェックしておく必要があります。
もし付属していなければ、すぐに動画編集を始められませんよ
あとBTOパソコンメーカーによっては、1年保証や有料の3年保証が付いているところがあります。
どの程度の保証をしてくれるのかも、確認しておくのがおすすめです。
BTOパソコンを買う時に迷うのが、グラフィックカードを付けるかどうかです。
動画編集をするうえで、グラフィックカードは付いていたほうが良いのでしょうか
結論から言うと、グラフィックカードは付いていなくても動画編集を行なえます。
最新のCPUにはGPU(グラフィックカードのチップ)が内蔵しているものが大半です。
特に高度な動画編集をしない人なら、グラフィックカードが無くても何の問題もありません。
また使用する動画編集ソフトがグラフィックカードに対応しているなら、グラフィックカードがあると作業がはかどりますが、編集ソフトが非対応であればグラフィックカードを搭載していても宝の持ち腐れです。
グラフィックカードは動画圧縮をするときやファイル形式を変換するときに威力を発揮し、処理速度の速さを実感できます。
グラフィックカードがあれば、よりスピーディに編集が出来るという認識で大丈夫です。
After Effects
DaVinci Resolve
動画編集では高価なグラフィックカードを必ず搭載する必要があると思われていますが、近年発売されているグラフィックカードはエントリークラスのものでも十分です。
高額なグラフィックカードを選ぶよりも、CPUやメモリに予算を割いた方が後々後悔することなく、5年以上使えるパソコンとなりますよ。
BTOパソコンのマウスコンピューターは、安すぎず高すぎずの価格設定とサポートの手厚さが特長です。
マウスコンピューターのパソコンなら、コスト抑えながら安心して使えるBTOパソコンを手に入れられます。
国内生産が売りで故障対応もメーカーパソコン並みといえます。
マウスコンピューターの生産技術はマイクロソフトからOEM認定を受けるぐらいで耐久性も高く、安心して使用していくことが出来ますよ。
DAIV FX-I7G60
CPU:Core i7-14700KFシークレット価格 ⇒289800円(税込)
※当サイトはMouse様より特別に許可を頂いてシークレット価格のページを紹介しています
DAIV FX-I7G7S
CPU:インテル Core i7-14700F338800円(税込)
レノボは中国のBTOパソコンメーカーとしては最大規模です。
動画編集用のパソコンは高価格になりがちですが、レノボでは比較的安価になっているので予算が少ない方はぜひチェックしてみましょう。
Legion Tower 7i Gen 8
CPU:Core i7-14700KF458700円(税込)
ドスパラは動画編集に欠かせない最新のCPUや、ストレージを扱うBTOパソコンの老舗です。
ドスパラの場合は流通拠点のシステムが進んでいるため、短い期間で納品してくれるのが魅力です。
パソコンが故障して買い替える場合は短い納期期間はとても助かりますよ。
パーツ販売も行っているので、追加購入にも便利です。
GALLERIA ZA9C-R47
CPU:Core i9-14900KF342980円(税込)
※9月12日時点の価格です。最新の価格は公式ページをご確認下さい
秋葉原を本拠地とするBTOパソコンメーカーにツクモがあります。
現在はヤマダ電機の傘下となっていて、パーツの発送元はヤマダ電機になっています。
国内で組み立てたオリジナルパソコンはeX.computerというブランドで販売しています。
価格が安いのと、グラフィックカードなど取り扱い部品の種類の豊富さが特長です。
デルは法人向けのパソコンとして人気が高く、高いシェアを維持しています。
ゲーミングパソコンのエイリアンウェアや2in1ノートのInspironなど、所有欲が満たされる製品が揃っています。
メーカーパソコンよりもカスタマイズ性が高く、BTOパソコンよりもスタイリッシュという位置づけです。
ヒューレットパッカードはデルと1・2を争う世界シェアを誇るパソコンメーカーです。
BTOパソコンほどカスタマイズ性が高くありませんが、薄型のカッコイイノートパソコンで価格設定もお手頃です。