スマホの普及によって手軽にアプリで動画撮影する人が増えました。
一歩外を出るとスマホをかざして動画を撮影している場面に遭遇することが誰にでも一度や二度はあるのではないでしょうか?
YouTuberも増え、時にはニュースになったりと社会的な影響があるのも目につきますよね。
解像度の高い映像を簡単に撮れるようになった現代ですが、解像度の高い精密な動画編集に欠かせないのがハイスペックなパソコンです。
ここでは Core i7を搭載したノートパソコンを探すときに、どこに注目して良いのかを解説します。
>>Core i7搭載おすすめのノートパソコンをすぐに確認したい方はこちら
2018年からBTOパソコンを使った動画編集の検証を実施し、これまで年間20台以上 累計100台以上のパソコンレビュー記事を執筆しました。PC通販サイトとコラボで動画編集用のパソコンの企画・販売や当サイト限定クーポンの配布を行っています
動画編集初心者の方向けにパソコンの選び方を解説してみました。
ゲームPC選びにも役立つと思うのでぜひご覧ください。
まず言えることは「動画編集にはCPUパワーが必須」であることです。
どんなに性能の良いグラフィックボードを搭載しても、どんなに高速なストレージを確保してもベースとしてのCPUの性能が足りなければお話になりません。
大きなデータを頻繁に処理する動画編集では1つ1つの作業はもちろんですが、その中でもデータ変換を行うエンコードにおいてより大きなCPUパワーを必要とします。
ノートパソコン用のCPUはデスクトップ用CPUと比べるとやや劣りますので、Core i7以上のCPUを搭載した製品を選ぶほうがよいです。
最近では4KやフルHDといった解像度だけでなく10bitや色域・ダイナミックレンジといった概念を含んだ4K動画も主流になりつつありますので、並列処理に強いCPUはもはや必須といえるでしょう。
Core i7の最新、またはハイスペックな規格を選ぶことをオススメします。
Intel社のCPUは、ブランドごとに位置づけが変わり、コア数にも違いがあります。
動画編集においては並列処理というマルチスレッド性能が求められますので、コア/スレッド数の多いハイエンドモデルを搭載したノートパソコンを選んで欲しいところです。
型番で性能や世代を判別するIntel社のCPUですが、Core i7とひとえにいってもその種類は数十種類にも及びます。知識として持っておくと良いでしょう。
参考:インテル CPU性能比較
例えば2023年に発売された「Core i7-13700H」という型番は、
①i7
②13700
③H
このように分けて読みます。これらの意味は下記の通りです。
①シリーズ名。数字が大きいほど上位モデルです。動画編集ではCore i5またはCore i7が選ばれています
②先頭の数字は世代。(例の場合13)続く3ケタの数字がグレードを意味します。数字が大きければ性能も上がります。
③用途や特徴を意味します。
この型番は、①intelCPUの上位モデルで②第10世代(開発コード:Comet Lake)を表しています。
③の「H」はモバイル向けの省エネタイプを表しています。
CPUはパワーを使うため、パソコンにかかる負荷も大きくなります。
ノートパソコンのCPUに求められるものは高性能と同時に、消費電力も挙げられます。
上記の型番は省エネが特徴に挙げられますので、ノートPCで動画編集をするCPUとしては最適です。
また、ノートパソコンはACアダプターと有無で性能差が大きいのはご存知でしょうか。
ノートパソコンはACアダプターなしで運用する場合、自動的に省エネモードで稼働するため20~30%の性能減は覚悟が必要です。
動画編集者の場合、常にACアダプターを持ち運ぶ事を想定しつつ、製品選びの際にACアダプターの重量をチェックするほうが良いでしょう。
そしてノートパソコンはあとからCPUの交換はできないのが基本です。
後々後悔しないようノートパソコンのCPU性能の見方を知り、動画編集に適したモデルを選ぶことが大切です。
メーカーパソコンは価格が高いわりに性能はイマイチ...
そんな不満を持っている方にはパソコンショップのBTOノートパソコンがおススメです。
持ち運びやすいノートPCの特性を生かしたパーツ選びでコストパフォーマンスも高いPCが取り揃えられていますよ。
マウスコンピューターで動画編集向けノートパソコンを選ぶならはDAIVシリーズがオススメです。最新のCore i7を搭載したカスタマイズノートPCが取り揃えられています。
マウスのノートPCはハイエンドモデルに4K液晶モニターを搭載している製品があるのも特長です。
DAIV Z6-I7G60SR-A
CPU:Core i7-13700H279800円(税込)
DAIV S4-I7G60SR-D
CPU:インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H269800円(税込)
レノボの動画クリエイター用ノートパソコンはマウスコンピューターやドスパラと比べると種類が少ない傾向がありますが、低価格なのが魅力です。
グラフィックカードにQuadroを搭載したモデルも揃っているので、ノートPCでも複雑な動画編集をする方は要チェックです。
Lenovo Yoga Pro 7i Gen 9 - タイダルティール
CPU:インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H219890円(税込)
ドスパラではCore i7搭載のノートパソコンを3つのブランドから販売しています。
そのうち動画編集向けのクリエイターパソコンはGALLERIA / raytrekシリーズとなります。デュアルストレージを搭載したノートPCが豊富なので高画質の動画編集をするクリエイターにもオススメです。
GALLERIA RL7C-R46-C5N
CPU:インテル Core i7-13620H202980円(税込)
※1月11日時点の価格です。最新の価格は公式ページをご確認下さい。