最近、4K対応の動画を撮影するデバイスが増えつつあります。
iPhoneでも4K動画を撮影しているユーザーも多いことでしょう。
誰もが奇麗な映像を残せるのはうれしい限りですね
ですが、素材サイズが大きすぎて保存先のパソコンのハードディスク容量が足りない…。
簡単な動画編集をしたいけどパソコンが固まって編集できないといった悩みがあると思います。
ここでは、4K対応の動画編集用パソコンにお勧めのスペックを紹介します。
ストレスフリーの快適な動画編集を楽しみましょう!
2018年からBTOパソコンを使った動画編集の検証を実施し、これまで年間20台以上 累計100台以上のパソコンレビュー記事を執筆しました。PC通販サイトとコラボで動画編集用のパソコンの企画・販売や当サイト限定クーポンの配布を行っています
動画編集初心者の方向けにパソコンの選び方を解説してみました。
ゲームPC選びにも役立つと思うのでぜひご覧ください。
スマホやコンデジ・小型のミラーレス一眼カメラで撮影し、高画質の奇麗な映像を使ってプロ並みの編集をするユーチューバーが増えています。
4K画質の撮影を一般的に行うことができるようになったのもテクノロジーの進歩がもたらしたものですね。
ですが、テクノロジーの進歩だからこそ、古いものは新しいものに追い越され、追いつかなくなります。
動画撮影用に最新のスマホやカメラを購入したものの、古い型のパソコンをそのまま使っていて、動きがカクカク・フリーズするといった現象は起こっていないでしょうか?
動画編集用パソコンとして利用するには、まず言えるのが『高スペック』であること。ましてや4Kの解像度はフルHDの4倍ほどあるので、動画ファイルのサイズは大きなものです。
それを扱いエンコードして…となると、低スペックのパソコンではまず対応できないでしょう。
また動画編集用ソフトは、4K対応のものが必要です。
もし所有しているパソコンにインストールされているソフトが対応していなければ購入しましょう。安いものだと1万円前後で手に入れることができます。
現在、販売されている動画編集用ソフトは、4Kに対応しているものが多いので、どれを購入しても問題なく対応できるかと思います。
まずはCPU。4K対応の動画編集が快適になるかどうかは、8割がたCPUで決まります。
クアッドコア以上のマルチコアで対応できるでしょう。
IntelのCPUでいえば、Core i7のハイエンドモデルなら十分な動作環境を得られるかと思います。
なお、必要なメインメモリーは動画編集ソフトにより違います。
メモリはできれば16GB~32GBはあったほうが作業がスムーズにはかどって良いですね。
DDR4またはDDR5規格なら十分な転送速度を持ち、なおかつ省電力化機能を備えているのでオススメです。
ストレージは、編集速度を向上させたいので、できればM.2 SSDを搭載したいところです。
起動ディスクの読み書き性能は動画編集プレビュー時のコマ落ち(カクつき)に大きな影響を及ぼします。
なるべく読み書き性能もチェックしてパソコンを選ぶようにするのをお勧めします。
現在はM.2 SSD NVMe Gen4搭載のパソコンです
グラフィックボードは、動画編集ソフトにより対応しているか否かが決まります。
DaVinci ResolveやPremiere Proはグラフィックボードの恩恵を受けることができるので、これらの編集ソフトを選ぶ場合は搭載している製品を選ぶのをお勧めします。
グラフィックカードはゲーミング用のGeForce RTXシリーズで十分役に立つはずです。
そして液晶モニターも4K解像度に対応しているものを選びましょう。
4K動画編集用の液晶モニターは24インチ以上のサイズがおススメです。
サイズだけでなく、視野角やカラー設定ができるかどうかも重要です。
以下の記事で解説しているので合わせて読んでみててください。
マウスコンピューターのAdobe Premiere Pro 動画編集用推奨モデルのスペックを参考にしてみましょう。
CPU インテル Core i7-14700KF プロセッサー
20 Cores (8 P-cores 12 E-cores)コア / 28スレッド / 3.40GHz(P-cores) 2.50GHz(E-cores) / TB時最大5.60GHz(P-cores) 4.30GHz(E-cores) / 33MBスマートキャッシュメモリ 32GB(PC5-38400 DDR5 16GB×2 /デュアルチャネル) SSD M.2 SSD NVMe Gen4 2TB HDD - グラフィックス NVIDIA® GeForce® RTX 4070 / VRAM 12GB
中間コーデックを必要としない4K動画編集用パソコンとなるとやはりそれなりのお値段になるのは仕方ないとしても、ややモリモリのスペックであるように思えます。
4K422 10bit(カラーグレーディングに最適な記録方式)が主流になりつつある今、ビデオメモリーを重視したグラフィックカードの選択は納得です。
DaVinci Resolveをメインの動画編集ソフトにしている方はビデオメモリ6GB以上(理想は12GB)のグラフィックカードを搭載したパソコンを選ぶのをお勧めします。
Premiere ProにおいてはAIの文字起こし機能やシーン検出機能が発展し、カット編集は自動化へ進んでいます。
AIの処理はビデオメモリ容量を消費するので、Premiere Proでも性能の良いグラフィックカードのほうが良いのは間違いありません。
ビデオメモリの多いQuadroもありますが、最近はGeForce RTXシリーズに人気が集中しており、流通量の関係でGeForceを選んだ方は価格を抑えることができます。
また第14世代のCore i7はCore i7-13700から約15%性能アップしています。
予算に余裕があるなら最新世代のCPUを搭載したパソコンを選ぶのが良いでしょう。
4K対応は高性能なCPUと十分なメモリーを搭載すること。
そして起動ディスクはM.2 SSDが必須です。
M.2 SSD Gen4の価格も下がってきていますので、標準的にM.2 SSD Gen4を搭載したBTOパソコンショップも増えています。
4K動画編集用PCを選ぶならM.2 SSD Gen4はもう一般的と言えます。
マウスコンピューターでは4K向けの動画編集用パソコンをクリエイター向けPCのDAIVで揃えています。
複雑なカラーグレーディングをするならビデオメモリ数が多いGeForce RTXシリーズやQuadroのミドルクラス以上を搭載したパソコンがねらい目です。
マウスコンピューターは購入後も24時間365日電話サポートをしてくれるので、パソコンにもしものトラブルがあっても安心です。
DAIV FX-I7G60
CPU:Core i7-14700KFシークレット価格 ⇒289800円(税込)
※当サイトはMouse様より特別に許可を頂いてシークレット価格のページを紹介しています
DAIV FX-I7G7S
CPU:インテル Core i7-14700F338800円(税込)
レノボでは映像制作会社向けのかなり高額になるハイスペックな4K動画編集専用パソコンを用意しています。
ただし、画質は4Kでも複雑な編集をしない方はそんなに高額なパソコンを買わなくても編集できますよ。
レノボのLegionシリーズのミドル~ハイエンドクラスで十分対応可能です。
Lenovo Legion Tower 5i Gen 8
CPU:Core i7-14700KF179850円(税込)
ドスパラの公式通販サイトでは動画編集向けパソコンGALLERIA / raytrek に4K動画向けモデルが用意されてます。
CPUはcore i7・i9の上位モデルが搭載し、デュアルストレージ仕様で十分な性能となっていますよ。
GALLERIA RM7C-R46T
CPU:Core i7-14700F199980円(税込)
※9月13日時点の価格です。最新の価格は公式ページをご確認下さい