ゲームや動画編集するんだったらデスクトップパソコンが良いって店員さんから聞いたけど… やっぱりノートパソコンが良いかも。
「ノートパソコンでゲームや動画編集をするには限界がある」という印象を持っているのではないでしょうか?
実は最近、超高性能なグラフィックボードを搭載したノートパソコンが主流となっており、外出先でも4K動画の編集やオンラインゲームが楽しめるようになっています。
「どうせお値段高いんでしょ?」なんて悲観的にならないでも大丈夫!
実はそんなニーズに応えるため、最近パソコンショップでは高性能なグラフィックボードを搭載したノートパソコンがどんどん増えてきてますよ。
高価なイメージがあるグラフィックボードですが、目的に合うものを選べば予算内で性能の良いノートパソコンが見つかります。
ここでは2024年の最新グラボを搭載したおすすめノート型パソコンを使用目的ごとに紹介します。
2018年からBTOパソコンを使った動画編集の検証を実施し、これまで年間20台以上 累計100台以上のパソコンレビュー記事を執筆しました。PC通販サイトとコラボで動画編集用のパソコンの企画・販売や当サイト限定クーポンの配布を行っています
動画編集用途でノートパソコンの購入を検討している方向けに、ノートパソコンの選び方を動画で解説しました。ぜひ視聴してみてください。
現在パソコン用のグラフィックボードは、GeforceシリーズかRADEONシリーズの2つが主流です。
これ以外には、CPUに内蔵されているグラフィックチップもありますが、ここでは上記の2つのシリーズに限ることにします。
ノートパソコンのグラフィックボードはGeforceが主流になってます。
RTXの最高クラスを搭載したノートPCも販売されていますよ。
GeforceシリーズはNVIDIA社の製品です。
製品名のGeForceの後には、GTXやRTXなどの記号がきますが、最新の製品はRTXで、次いでGTXの順になります。
GTXなどの記号の次には数字がきますが、こちらは同一シリーズ内での性能をあらわしていて、数字が大きいほど高性能と言えます。
例えば、Geforceには、RTX4080やRTX4070あるいはRTX3060がありますが、これらは紹介した順で高性能です。
なお、GeForceには数字の後に Ti または SUPER が付く製品がありますが、Ti、SUPER付きのほうが(無印よりも)高性能となっています。
またデスクトップ用とノートパソコン用の違いが分かりやすいよう、ノートパソコンに搭載のGeForce RTXシリーズは数字の最後に「Laptop GPU」と明記されています。
NVIDIAのほうがAMDより優れたグラフィックボードなの?ゲームにはAMDが有利とかそういうのあります?
RADEONはAMD社の製品で、ノートパソコン用のグラフィックボードには、製品名の最初にMobilityが付くことがあります。
製品名の二番目には、RとかHDあるいはXのような記号がきますが、紹介した順で新しい世代を表します。
その次の数字は数が大きい程ハイエンドモデルとなっています。
RADEONはゲームユーザーに人気があるグラフィックボードで、製品名の最後にOCのような記号が付いている場合がありますが、これはオーバークロックという意味です。
オーバークロック仕様の方がグラフィックボードへの負荷が大きい高画質、ハイフレームレートのゲームで威力を発揮します。
そのためゲーミングパソコンや、ゲームユーザーは積極的にRadeonの最新世代でオーバークロックモデルが選ばれています。
NVIDIA GeForceシリーズのほうがシェアは大きいので、知名度ではNVIDIAの方が上でしょう。
AMDは高性能と低価格を両立したモデルを作るのが得意なので品質はお墨付きです。ゲームも十分対応しますよ。
さて、以上がGeForceシリーズとRadeonシリーズのノートパソコン用のグラフィックボードの概要で、新製品はそれぞれRTXあるいはRXとなります。
ただし、市販のノートパソコンに使われるグラフィックボードは、ほとんどGeForceシリーズが使われているようです。
RADEONも魅力のあるグラフィックボードですが、CPU共々AMD社の製品は玄人受けするようで、グラフィックボードのシェアはNVIDIA社が占めています。
それから、ノートパソコンはCPU共々グラフィックボードも交換できないのが一般的です。
購入時に使用目的に応じたグラフィックボードを搭載している製品を選ぶのが大切でしょう。
ノートパソコンは、少し前の製品でしたらメモリの増設やハードディスクの交換などは容易にできますが、グラフィックボードの交換はできない製品がほとんどです。
ノートPCってグラボ交換できないって言うじゃん?ってことは古くなったらすぐに使えなくなるんじゃね?
また、最新のメーカー製ノートパソコンの中には、ハードディスクはおろかバッテリーの交換もできない製品があります。
ですので今後は増々グラフィックボードを含めた部品の交換は難しくなるようです。
ただし、ノートパソコンのグラフィックボードの増設に関しては、例えばThunderbolt 3接続で、eGPUボックス(外付けビデオカードケース)を利用するという手もあります。
Thunderbolt 3接続は、USB Type-Cと同じ形状の端子で、ノートパソコンに外付けデバイス等の利用を可能にした技術です。
BTOパソコンショップのノートパソコンにはThunderbolt 3やThunderbolt 4の端子が標準搭載されているものが増えており、転送速度は最大40Gbps(Thunderbolt 3)です。
これだけの転送速度があれば、ポータブルSSDへデータを移動する場合も短時間で終了できます。
私もThunderbolt 4端子のあるノートパソコンを愛用しています。拡張性能が高い!
外付けのビデオカードボックスはクリエイターにかなり人気があります。
市販のビデオカードボックスは、デスクトップ用のグラフィックボードをボックス内のスロットに差し込みます。
そして、Thunderbolt 3ケーブルでボックスとノートパソコンを接続するだけです。
これでGeForce RTXやRADEONのRXシリーズなどの高性能なグラフィックボードがノートパソコンで利用できます。
また、ノートパソコンの発熱を抑える効果も期待できます。
ゲーム用でオススメなのがドスパラのノートパソコンです。
15.6型フルHDのゲーム用ノートパソコンで、グラフィックボードには、GeForce RTXシリーズを搭載してします。
ドスパラのノートパソコンは低価格でコストパフォーマンスも抜群のグラフィックボードを採用する傾向があります。
そして、ゲーミングノートパソコンはCPUの更新が早く、主にインテルcore i7を採用しています。
GeForce RTXシリーズを搭載したノートPCはゲーム用に最適です
M.2 SSD NVMe Gen4を搭載、16GB~のメモリ、そしてLEDバックライトのノングレアディスプレイ、それに無線LANとBluetoothも標準です。
なお、光学ドライブはありません。
それから重さが2kgとゲーム用パソコンとしては標準~やや重めなので、デスクに据え置きがメインの方向けです。
GALLERIA XL7C-R45-5
CPU:インテル Core i7-13700H174980円(税込)
動画や画像の編集は、パソコンに多大な負荷がかかります。
そのためパソコンにも高スペックが要求されるため、デスクトップパソコンを使うことが多いようです。
ところが、mouseのDAIV Z6(旧名DAIV 6P)シリーズは、高スペックのデスクトップパソコンにも引けを取りません。
マウスコンピューター公式サイト: DAIV Z6-I7G60SR-Aの購入者レビューを確認する
例えば、ディスプレイの性能を測る基準の1つに、印刷などの色調に相性の良いsRGBという規格があります。
DAIV 6Pシリーズのディスプレイは、このsRGB規格に100パーセント適合するスペックです。
そして、WQXGA(2560×1660)ノングレア液晶ですから、外部ディスプレイなしでも快適な編集作業ができます。
動画編集で使うノートPCはCPU、グラフィックボードだけではなく液晶モニターの性能もチェックしておくべきでしょう。
あとで交換できませんからね。
主なスペックはCPUにインテルのcore i7-13700H、そしてグラフィックボードはGeForce RTX 4060 Laptop GPUとCPU内蔵のインテル Iris Xe グラフィックスという高性能なものです。
動画編集で使うならメモリー32GBのDAIV Z6-I7G60SR-Aがおすすめです。
ハードディスクは1TBのM.2 SSD Gen4で、購入時に最大4TBまで容量のアップグレードが可能です。
DAIV Z6-I7G60SR-A
CPU:Core i7-13700H279800円(税込)
デジタルカメラで撮影した写真のデータの多くは、jpgなどの記憶容量の比較的小さい保存方法を取ります。
しかし、写真の専門家や高級アマチュアは、撮影データをRAW方式というきわめて情報量の多い保存方法を採用します。
3000万画素越えのカメラが主流の今、RAWデータを加工する写真編集パソコンもそれなりのスペックは必要です
ところが、RAW方式で保存した場合には、RAWデータをJPEGに変換しないと、パソコンで画像をみることが出来ません。
このデータ加工・JPEG変換の事をRAW現像と呼ぶことがありますが、これを行うにはある程度高性能のパソコンでないと動作が遅くてストレスを感じます。
そこでRAW現像用にオススメなノートパソコンがマウスコンピューターのRAW現像向けパソコンです。
中でもDAIV Z4シリーズは、色調の国際規格であるsRGB規格に100パーセント合致するWUXGA(1920×1200)ディスプレイを搭載しています。
14型のノートですから、持ち運びやすく写真編集に適しています。
グラフィックボードは非搭載ですが、CPU内蔵GPUのIris Xeグラフィックスは写真編集に十分なグラフィック性能が期待できます。
さらに、UHS-I対応のSDカードリーダーやUSB-TypeCポート・Thunderbolt 4も搭載しています。
マウスコンピューター公式サイト: DAIV Z4-I7I01SR-Aの購入者レビューを確認する
その他の主なスペックは、OSにWindows11 64ビット、CPUにはインテルcore i7-1360P、SSDに512GB容量のM.2 SSD NVMe Gen4、本体メモリが16GBです。
なお、ビデオメモリは本体メモリの一部も使用して最大4GBとなります。
簡単にマウスコンピューターのRAW現像用モデルのスペックを診てみましたが、これ位のスペックでしたら処理の重いRAW現像でもサクサク動くでしょう。
DAIV Z4-I7I01SR-A
CPU:インテル Core i7-1360Pシークレット価格 ⇒ 199800円(税込)
※当サイトはMouse様より特別に許可を頂いてシークレット価格のページを紹介しています
イラストやマンガのクリエイター用のソフトにCLIP STUDIO PAINTがあります。
このソフトは、イラストやマンガの画像処理を扱うため、使用するパソコンに対する負荷が大きく一定以上の性能のないパソコンですとまともに動作しません。
そのためCLIP STUDIO PAINTは、推奨するパソコンのスペックを公開していると共に具体的なパソコンの型番も紹介しています。
また、パソコンメーカーの中にはCLIP STUDIO PAINT推奨パソコンを用意しており、ペンタブレットや液晶タブレットとセットでお得な値段で販売しています。
中でもマウスコンピューターはイラストに最適な性能を持つパソコンを多数取り揃えています。
オススメは14型WUXGA液晶のディスプレイを持つノートパソコンです。
CPUがインテルCore i7-1260P、グラフィックスはIris Xe(内蔵GPU)を使います。
メモリは16GB、メインディスクは512GB容量のM.2 SSDで無線LANやbluetoothも使えます。
DAIV Z4-I7I01SR-A
CPU:インテル Core i7-1360Pシークレット価格 ⇒ 199800円(税込)
※当サイトはMouse様より特別に許可を頂いてシークレット価格のページを紹介しています
マウスコンピューターのイラスト製作推奨ノートパソコンは、格安ノートパソコンとは一線を画する価格です。
しかし、他のゲーム用あるいは動画編集用などの更に高性能なCPUあるいはグラフィックボードを搭載したノートパソコンと比べますと、購入しやすい価格だと言えます。
今は、インターネットを利用すればイラストやマンガが誰でも売れる世の中です。
これからインターネットでイラストやマンガを用いた情報発信をしたり、作品を公開してお金を稼ごうと考えているのでしたら、CLIP STUDIO PAINTとマウスコンピューター推奨モデルの組み合わせは最適でしょう。
マウスコンピューターは用途別に様々な推奨パソコンを用意してくれており、ゲーム・動画編集・RAW現像・イラストなど目的に合わせてコストパフォーマンス重視またはパワー重視のパソコンを選べるのが特長です。
ノートパソコンに4Kディスプレイの採用率が高いのも魅力の一つと言えるでしょう。