動画編集やオンラインゲームなど画像処理が主なソフトウェアを使用する場合、パソコンのスペックに高い性能を求められます。
なかでも動画編集は高性能なCPU性能を要します。
最近では動画編集に対応できるPCの要望も多く、高性能なCPUが毎年発売されています。
なかでもCore-i9は高画質な動画編集用のパソコンに最適なCPUとして映像クリエイターに人気があります。
2024年はインテルのCPUは第14世代がリリースし、Core i9の性能はさらにアップしています。
ここではCore i9がどんなCPUなのか?Core i9搭載のおすすめ動画編集パソコンはどんなものか?紹介します。
>>Core i9搭載おすすめのパソコンをすぐに確認したい方はこちら
2018年からBTOパソコンを使った動画編集の検証を実施し、これまで年間20台以上 累計100台以上のパソコンレビュー記事を執筆しました。PC通販サイトとコラボで動画編集用のパソコンの企画・販売や当サイト限定クーポンの配布を行っています
動画編集初心者の方向けにパソコンの選び方を解説してみました。
ゲームPC選びにも役立つと思うのでぜひご覧ください。
2023年10月にインテル第14世代 Core i9-14900K/14900KFが登場しています。
BTOパソコンショップではまだCore i9-14900K搭載のモデルは珍しく、第13世代のCore i9-13900が主流となっています。
インテル第13世代CPUには最上位モデルの「Core i9-13900K」があり、ハイエンドパソコンに搭載されています。
インテル Core i9-13900K(Raptor Lake)はMac M1チップやRyzen 9 5900Xを超える性能となっております。
ただ、Ryzen 9 7950Xの性能を超えることができず、次のAMD Ryzenの更新も近づき両者の競争は目が離せません。
Core i9-13900K | Core i9-14900K |
24コア32スレッド |
24コア32スレッド |
Performance-core:定格周波数3.00GHz/ターボ時5.40GHz |
Performance-core:定格周波数3.20GHz/ターボ時5.60GHz |
メモリーの種類:DDR4-3200・DDR5-5600 | メモリーの種類:DDR4-3200・DDR5-5600 |
最大メモリー容量:128GB | 最大メモリー容量:192GB |
消費電力:125W-253W | 消費電力:125W-253W |
CPUソケット:FCLGA1700 | CPUソケット:FCLGA1700 |
内蔵グラフィックス:Intel UHD Graphics 770 | 内蔵グラフィックス:Intel UHD Graphics 770 |
販売価格:8.8~12万円 | 販売価格:8.9~13.0万円 |
販売価格は2024年1月調べです(変動あり)
実は第14世代のインテルCPUはCore i7とCore i9の差がそれほど大きくなく、必ずしもCore i9を選ぶ必要がありません。
第14世代インテルCPUではCore i7とCore i9の差はやや少なくなっています。
PassMarkのベンチマークスコアを見る限りですが、Core i7-14700KとCore i9-14900Kのマルチスレッド性能ではおよそ8,000ポイントの差がついています。
一方でシングルスレッド性能はそこまで大きな差はなく、マルチコア性能が重要な動画編集ではCore i9に投資する価値が高いと言えるでしょう。
またCore i9-14900KのTDP値が125W-253WでCore i7-14700Kも125W-253Wとなっており、どちらも放熱量の高さは同じです。
Core i9・Core i7はK付きになると水冷クーラーや大型の空冷ファンが必須ですが、無印(Core i7-14700・Core i9-14900)を選び、負荷がかからない作業中心なら中程度のCPUファンでも問題なく利用できるでしょう。
Core i9搭載のパソコンを買うならBTOパソコンショップがオススメです。
半導体需要でパソコンパーツが高騰しており第14世代Core i9搭載パソコンはやや高めです。
グラフィックカードを妥協することである程度手に入れやすい価格になるはずです。
【結論】動画編集はBTOがおすすめ。PCメーカーの特徴を徹底解説します
ただし、動画編集で使うなら、十分な空き容量を確保できるストレージと16GB以上のメモリーを搭載したパソコンを選ぶのが良いです。
またCore i9を使い動画編集をするとなると発熱の心配があげられますが、Core i9-13900においては、水冷・空冷のどちらでも良さそうです。
BTOパソコンではCore i9の性能を十二分に発揮するためにCPUファンに水冷クーラーや大型の空冷ファンを標準装備したパソコンもありますよ。
2024年は第14世代Core i9がリリースされましたが、依然としてコスパの高いRyzenの人気が衰えません。
どちらを買うかは悩みどころですが、供給が少ないRyzenよりもCore i9を搭載したパソコンのほうが納期が早く価格は抑えられそうです。
ここではCore i9と動画編集向けのグラフィックカードを搭載したパソコンを紹介しましょう。
G-Tune FZ-I9G7S
CPU:Core i9-14900KF429800円 ⇒ 399800円(税込)
Lenovo Legion T5 26IRX9
CPU:Core i9-14900HX315150円(税込)
GALLERIA ZA9C-R47
CPU:Core i9-14900KF327980円(税込)
※10月14日時点の価格です。最新の価格は公式ページをご確認下さい