自作パソコンの醍醐味は
カッコイイPCケースを選べること!
自作パソコンの一番魅力的なポイントはズバリ「好きな見た目」のパソコンに仕上げれることですよね!
私もカッコイイPCケースにしたくて自作パソコンを作ることを決意しました。
そしてPCケースの種類の多さにまず驚きましたよ。
✅冷却効果抜群のメッシュケース
✅ガラスケースで中が見えるLEDライトピカピカのケース
✅デザイン重視 オープンフレーム型ケース
✅動作音がほとんどしない防音加工ケース
自作パソコン用のPCケースはホントに種類が豊富で選びきれません。
色んなPCケースがあってビックリです
見た目のデザインだけでなく、大きさや色などなど。
悩みに悩んで決めたのがCooler Master MasterBox TD500 Mesh Whiteです。
結論から先に言うと、予想通りカッコよさと利便性を兼ね備えた素晴らしいPCケースで大満足です!
毎日パソコンを見て惚れ惚れするようになるとは思ってもいませんでした。
だけどPCケース選びは本当に難しいです。
ここではCooler Master MasterBox TD500を実際に使ってみた感想と、買ってみて発見した良い点・悪い点を解説します。
また、これから初めてPCケースを買う方のために、PCケースを購入するときに注意したいポイントも詳しく解説します。
PCケース選びで失敗しないようぜひ読んで参考にしてみてください。
それではいってみましょー!
2018年からBTOパソコンを使った動画編集の検証を実施し、これまで年間20台以上 累計100台以上のパソコンレビュー記事を執筆しました。PC通販サイトとコラボで動画編集用のパソコンの企画・販売や当サイト限定クーポンの配布を行っています
この動画では自作パソコンを組みたい動画編集者の方向けにパーツ選びについて詳しく解説しました。
組み立て方については「自作パソコンの組み立ての流れを動画編集者さん向けに解説」で解説したので合わせてご視聴ください。
Cooler Master MasterBox TD500を購入した理由は3つあります。
1.ホワイトのPCケース
2.保存用SSD・HDDが4つ以上搭載できる
3.冷却性能つよつよ
今回組み立てた自作パソコンのスペックは以下の通りです。
おーとふぉーかす自作パソコン2021年版
CPU:AMD Ryzen 9 3900X
CPUクーラー:Thermaltake TH360 ARGB Sync Snow Edition
マザーボード:ASRock X570 Steel legend
メモリ:32GB PC4-28800 G.Skill
グラフィックス:GIGABYTE GeForce RTX 3070 OCモデル
M.2 SSD:SAMSUNG 980 PRO
HDD:Seagate IronWolf 6Gb/s 7200rpm 6TB
294,998円(税込・2021年1月時点)
4K120Pの動画編集ができるように、とにかくハイスペックなパーツでパソコンを組みたいと考えました。
大容量の保存ディスクも必要で、CPUもハイエンドを選びたい。
また、ブログ用の写真を撮るなら白色のケースを選ぶと照明なしでもキレイに撮れると考えたのです。
グラフィックカードはGeForce RTX 3070を選んだので、PCケースはATX用サイズに決定。
冷却性能を考えるとメッシュケースの方が良さげに思えました。
白のPCケースって意外と種類が豊富でしたが、以上の用途を満たすケースは4つ程度に絞られました。
その中からお値段安くて、見た目がカッコイイPCケースがCooler Master MasterBox TD500でしたよ。
Cooler Master MasterBox TD500とよく似たPCケース(悩んだPCケース)を以下に紹介します。
Cooler Master MasterBox TD500 | 1.3万円 |
Fractal Design Define 7 Compact White | 1.7~2.5万円 |
Thermaltake VIEW 51 TG ARGB Snow Edition | 2.4~3.0万円 |
CORSAIR 3000D TG AIRFLOW White | 1.5~2.0万円 |
※値段は価格コムで調べています(2024年1月時点)
どのPCケースもカッコよくて悩みました。
ここで挙げた全てのPCケースは右パネルに強化ガラスが採用されています。
Thermaltake VIEW 51 TG ARGB Snow Edition以外は店舗で製品を確認しました。
中でもFractal Design(フラクタルデザイン)のDefine 7は店員さんのオススメで、静音性に優れたPCケースだそうです。
最終的にこの二つに絞って、スペックを比較してみました。
Cooler Master MasterBox TD500 | Fractal Design Define 7 Compact White |
メッシュ仕様 | 防音素材装備 |
3ファン標準装備 | 2ファン標準装備 |
内部ストレージ |
内部ストレージ |
端子 |
端子 |
手回しネジ | 手回しネジ(電源固定用) |
重量:6.95kg | 重量:8.61kg |
ストレージの最大搭載量はどちらも同じです。
両者の大きな違いはまずCooler Master MasterBox TD500がメッシュ仕様で冷却性能に期待できる点で、Fractal Design Define 7のほうは防音仕様なので音漏れを防げる点です。
また、本体重量はCooler Master MasterBox TD500のほうがメッシュ仕様なので軽量になっています。
一方でFractal Design Define 7はUSB Type-C端子をフロントに装備しているのは大きなメリットです。
USB Type-C端子では最大10Gbpsのデータ転送とUSB充電にも対応しています。
利便性と静音性に優れたFractal Design Define 7にも心惹かれましたが、最終的に冷却性能の良さと本体の軽さでCooler Master MasterBox TD500を選びました。
Cooler Master MasterBox TD500 Mesh Whiteが届いたときの第一印象は
「フロントの形がカッコイイ!」です。
そして想像以上に軽くてサイズが小さいと感じました。
Cooler Master MasterBox TD500はATX、microATX、Mini-ITXマザーボードに対応し、一部制限付きでE-ATXにも対応できるようです。
私はASRockのSteel Legend X570を使うのでCooler Master MasterBox TD500はちょうど良いサイズです。
Cooler Master MasterBox TD500 Mesh Whiteは右サイドが全面強化ガラスで内部が透けて見えます。
電源ユニットが覆われるようなデザインになっていて、底面に2.5インチのSSDが二枚装着できるようになっています。
ケース前面には3基のアドレサブルRGBファンが装備されており、フロントのメッシュカバーを透してキラキラ光るのが確認できるようになっています。
左側面のアクリルパネルを外すと2基の3.5インチベイにアクセスできるようになっています。
電源ユニットもこちら側から組み込むようになっています。
貼り付けるようにしてSATAⅢ SSDを2枚装着できるようになっています。
フロントのRGBファンに電力を供給するためのケーブルも束になって括られています。
フロントパネルに備わるのはメインの電源スイッチとUSB 3.0端子・オーディオジャックとマイクジャックと更新ボタンです。
5.25インチのディスクドライブベイは備わっておりません。
トップパネルは全面メッシュで最大3基の120㎜ファンを並べて取り付けることができます。
黒のナイロン製メッシュシートがケースの上に敷かれており、ホコリを防ぎます。取り外しも簡単。
欲を言えばメッシュシートは白にしてほしかった。
底面には電源ユニット用の通気口もあります。
電源ユニットのファンが下になるように装着しました。
トップパネルと同じくメッシュのシートが取り付けられており簡単に着脱可能です。
ホコリがたまったらメッシュシートを取り外して掃除機でホコリを吸い込んであげればOK!
Cooler Master MasterBox TD500のネジはドライバーなしでも締められる形状になっているのも嬉しいポイントです。
Cooler Master MasterBox TD500でパソコンを組み立ててみて分かった、このPCケースの長所と短所を解説します。
今回メッシュケースの弱点である音漏れを減らすために、簡易水冷ユニットのThermaltake TH360 ARGBを採用しました。
空冷のCPUクーラーよりも静音性に優れており、ラジエーターファンと水冷ヘッダーに備わったLEDライトがキラキラ光ります。
Cooler Master MasterBox TD500のガラスパネルの魅力を引き出すのに、RGB LEDライト装備のCPUクーラーが最適だと思ったのですが、取り付けには苦労しました。
Cooler Master MasterBox TD500の公式サイト ではトップとフロントに360mm水冷ラジエーターが取り付けられると明記されています。
なので水冷クーラーはPCケースのトップに取り付けて、フロントに標準装備のRGBファンでピカピカに光らせようと企てていました。
ところがいざ組み立ててみると、マザーボードとトップパネルの間にスペースがなくて水冷ラジエーターを取り付けることができません。
このため水冷ラジエーターとRGBファンはケースのフロント側に取り付けることにしました。
水冷ポンプが硬くて取り回しに苦労しましたが、なんとかケースフロント部にラジエーターとファンを取り付けることが出来ました。
Cooler Master MasterBox TD500の標準ファンがあるとラジエーターを取り付けられないので全て取り外しています。
これでラジエーターがむき出しになって、内側のファンで外気をパソコン内部に取り込みます。
ドスパラのショップ店員さんに相談したところ、吸気と排気の力は等しくなるようパソコンを組んだ方が良いと教えてもらいました。
取り外したPCケースのフロントファンはトップパネルとリアパネルに取り付けています。
GeForce RTX 3070のファンもかなり強力に冷えるので、パソコンケースのガラスパネルを外して起動しているとメチャクチャ冷えて寒いぐらいです。
年末年始にパソコンを組んだのですが、2時間ぐらい動画編集で運用してもCPUの温度は低温のままです。
元々CPU性能が高く温度上昇が穏やかなRyzen 9 3900Xなので、冬は冷え冷えになりそうです(笑)
Cooler Masterは名前通りの冷却性能を持っていますよ!
心配していたファンの動作音ですが、水冷クーラーを採用したことであまり気になることはありません。
パーツを全部組み込んで完成したパソコンの重量は13.7kgになります。
自室に据え置くデスクトップPCであっても、重くなりすぎるのはちょっとイヤな方はメッシュケースのCooler Master MasterBoxおすすめですね。
Cooler Master MasterBox TD500の長所・短所をまとめます。
✅マザーボードとトップパネルの間のスペースがちょっと狭い
✅抜群の冷却性能
✅メッシュケースなので軽い!
Cooler Master MasterBox TD500で水冷クーラーをトップに取り付けたい方は、ラジエーターとファンの厚さを必ず確認したほうがイイです。
PCケースのフロントファンを外に向けて光らせたい方はCPUクーラーは空冷を選んだほうが良いかもしれません。
特に欠点も見つからず、使ってみて大満足です。
側面のパネルも工具ナシで締めることができるネジを使っており、カスタマイズを頻繁に行う方にとっては便利でしょう。
強化ガラスの透明度も高くてRGBライトをピカピカ光らせたい方には最高です。
Cooler Master MasterBox TD500はパソコンをライトアップさせて運用したい方には最高です。
冷却効果も高いので、長時間負荷をかける動画編集のようなパソコン作業を行う方にはとても役に立つはずです。
立体的なラインのデザインと強化ガラスパネルは、パソコンの見た目を重視するクリエイターやゲームユーザーに最高の選択になりますよ!