10Feb

動画編集ではトランジションという効果を加えることがあります。
トランジションは動画クリップとクリップの間に設定し、様々な視覚効果を与えることができます。
代表的なトランジションでフェードイン・フェードアウトやディゾルブ、ワイプといったものがあります。
このエントリーではDaVinci Resolveで動画編集するときにトランジションを加える方法と重要な3つのポイントを解説します。
目次
DaVinci Resolveのトランジション設定3つのポイント
この動画Blackmagic Design Japanの動画講座「トランジション」です。
DaVinci Resolveのトランジションを加える手順と注意するポイントを解説してくれていますので、合わせて見てみましょう。
DaVinci Resolveでトランジションを使用する方法
トランジションを加える方法は簡単です。
DaVinci Resolveにはツールボックスにオーディオトランジションとビデオトランジションが用意されています。
利用したいトランジションをクリックし、クリップとクリップの間にドラッグ&ドロップをするだけで効果を加えることができます。
クリップとクリップの間にのりしろを用意する
トランジションは映像と映像の間にのりしろがないと加えることができません。
DaVinci Resolveではクリップとクリップが重なっている状態でないとうまくトランジションを乗せられないようになっています。
DaVinci Resolveではのりしろがあるかどうかを簡単に見分けることができるようになっています。
ノーマル編集モードでクリップの境目をクリックしたとき緑色に点灯している状態がのりしろがあり、トランジションを利用できる目印となります。
のりしろがない状態ではクリップとクリップの間は赤に点灯しています。
DaVinci Resolveで効率よくトランジションを加える方法
DaVinci Resolveではさらにトランジションを効率よく加えることができます。
クリップとクリップの間を選択します。
その状態で右クリックを押すとクロスディゾルブを何フレーム分加えるか選択することができるようになっています。
クロスディゾルブは動画編集で一番使用頻度が高いトランジションです。
そのためDaVinci Resolveの初期設定ではクリック間の右クリックで簡単にクロスディゾルブトランジションを呼び出すことができるようになっています。
いつも使用するトランジションをすぐに呼び出せるように設定
このクロスディゾルブを自分が頻繁に使用するトランジションに変更することも可能です。
ツールボックスにあるトランジションを選択して右クリックします。
この時に「標準トランジションに設定」を選択すると選んだトランジションがさきほどのクロスディゾルブを呼び出す時と同じ方法で効率よく呼び出すことが可能です。
トランジション効果を加えるフレーム数も変更できます。
プロジェクト設定の「編集」のタブから「トランジションのデフォルト継続時間」を変更できます。
変更されました。
クリップに加えたトランジションはインスペクタを使ってさらに細かい設定をすることも可能になっています。
DaVinci Resolveのトランジション設定3つのポイント まとめ
こんな感じ!
動画編集作業はドラッグ&ドロップを多用しますが、ショートカットキーや動画編集ソフト特有のやり方でドラッグ&ドロップを省略できます。
参考:DaVinci Resolveで使える便利なショートカットキーまとめ
ドラッグ&ドロップを減らすことが効率の良い動画編集の近道になるといっても過言ではありません。
編集になれてきたら少しづつでもショートカットキーなどを暗記してスピーディな動画編集を心がけましょう。
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