8Feb

前回のエントリー「DaVinci Resolveでトラックを増やして編集するときに注意したいコト」ではタイムラインのビデオトラックを増やす方法を解説しました。
このエントリーではビデオトラック2にクリップを設置してピクチャーインピクチャーの編集方法を解説します。
動画編集でよく使用する編集方法でピクチャーインピクチャーがあります。
ピクチャーインピクチャーとは動画の隅に小窓を用意して別の動画クリップを挿入する方法です。
テレビのレポート番組でよく利用される動画編集方法です。
目次
DaVinci Resolveでピクチャーインピクチャー編集をする方法
この動画はBlackmagic Design Japanの「【DaVinci Resolve】2.10 エディット/PinPと速度変更」です。
動画前半部分でDaVinci Resolveのピクチャーインピクチャー編集について解説してくれていますので、ぜひ視聴してみてください。
DaVinci Resolveでピクチャーインピクチャーを行う
DaVinci Resolveのピクチャーインピクチャーの編集手順はまずタイムラインに複数のトラックを用意します。
ビデオ1にはメインになる映像を配置します。
そしてビデオ2のトラックには小窓で表示したい映像を配置します。
次にタイムラインビューアーの左下にあるボタンをクリックするとトランスフォームがあります。
トランスフォームを選択しましょう。
クリップを囲んでいる枠をマウス操作することで自由にサイズ変更・配置場所の移動が可能です。
(縦横比の変更をしたい場合はクロップを選択します。)
複数のクリップをまったく同じサイズでPinPにする設定方法
ピクチャーインピクチャー表示したいクリップが複数にまたがる場合があります。
その場合先に設定したピクチャーインピクチャーの設定(映像の位置やサイズ)を全く同じものにしたいと思いますよね。
ピクチャーインピクチャーの設定は複数のクリップに同じように設定することも可能です。
やり方はとっても簡単です。
既にトランスフォームの設定をしているクリップを選択して「Ctrl+C」を入力します。
次に同様に設定したいクリップを選択して「Alt+V」(Macの方はOption+V)を入力します。
すると「属性をペースト」というウィンドウが開きます。
その中に「ビデオ属性」がありますのでチェックを入れ、適用を押します。
するとクリップに全く同じ設定がなされます。
DaVinci Resolveでピクチャーインピクチャー編集をする方法まとめ
こんな感じ! とっても簡単ですね。
DaVinci Resolveではピクチャーインピクチャー編集の他にマルチカム編集も対応できます。
参考:DaVinci Resolveでマルチカム編集をする時のコツ
DaVinci Resolveでハイクオリティな動画編集も可能ですね。
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