20Jan

DaVinci Resolveではメディアの読み込み作業がかなり効率よくできるようになっています。
起動した状態ですぐに接続済みのハードディスクのメディアを読み込むことができるし、他にも作業効率が飛躍的にアップする機能を搭載しています。
DaVinci ResolveはPremiereProやFinalCutProを使い慣れて離れられない人でもすぐに乗り換えたくなるような機能が満載です。
ここではDaVinci Resolveのメディア読み込みの効率をアップするつの方法を解説します。
目次
DaVinci Resolveのメディア読み込みが効率アップする3つの方法
この動画ではDaVinci Resolveのメディア管理に便利な方法を解説していますので是非合わせて視聴してみましょう。
メディア読み込みが簡単すぎる!2つの読み込み方法
DaVinci Resolveへのメディア読み込みはとっても簡単です。
DaVinci Resolveのメディアページを開き、メディアストレージから動画クリップを探します。
すると上の画像のように一覧表示されますので、読み込ませたいファイルをすべて選択してメディアプールにドラッグ&ドロップします。
「クリップのフレームレートと現在プロジェクトの設定のフレームレートが一致していません。」と表示されます。
ビデオのフレームレートが全て同じで、フレームレートに指定がなければ「変更」を選択します。
読み込みはメディアストレージから直接メディアプールの「Master」の下にドラッグ&ドロップすることも可能です。
すっごく簡単ですよね!
クローンツールで簡単にできるメディアのバックアップ
クローンツールは読み込み作業中にメディアクリップを他のハードディスクにコピーすることもできます。
撮影終わってからメディアをバックアップしたり移動する作業をDaVinci Resolveで一貫して作業を行うことができます。
やり方はメディアストレージウィンドウの右上の「クローンツール」をクリック。クローンツールウィンドウが開きます。
①複製したいファイルをソースへドラッグ
②保存先をドラッグ
ジョブを追加をクリックするとメディアのコピーが始まります。
シーンを自動で検出してトリミングできるシーン検出機能
私が一番便利だと思うのがこの「シーン検出」
回しっぱなしにして撮影したメディアファイルをシーンごとにファイルを分割してくれます。
やり方はクリップを選択肢て右クリック→シーン検出を選択します。
シーン検出のウィンドウが開いたら自動シーン検出をクリックする。
これでOK。精度もかなり高い。
しかも分割点は気に入らなければ追加・削除も自由。
準備が出来たら「メディアプールにカットを追加」をクリックするだけでメディアが分割されてメディアプールに並びます。
PremiereProで時間をかけてトリミングしていた作業がほんの数秒で終わりました。
ヤバイこれ。超便利!
メディアに目印をつけることができるカラータグ
もう一つ意外と使える機能がカラータグです。
動画クリップ、フィルダ両方にカラータグをつけて目立つように印をつけることが可能です。
メディアプールに入れたクリップファイルやフォルダを選択して右クリック。
カラータグを選択してお好みの色を選択します。これでOK!
SONYのFS5で撮影したのですが、Logで撮影したファイルにカラータグをつけてみました。
分かりやすいですよね。
DaVinci Resolveのメディア読み込みが効率アップする5つの方法 まとめ
こんな感じ!
撮影が終わった後の面倒なメディア読み込みがあっという間に完了し、すぐに編集作業にとりかかれるのは嬉しいところ。
DaVinci Resolveの効率の良い読み込み機能を一度使うとPremiereProやFinalCutProに戻りたくなくなるぐらいです。
それでは次は早速読み込んだメディアファイルを使って動画編集を行う準備をしましょう。
「DaVinci Resolveのタイムライン作成で知っておきたいコト」ではDaVinci Resolveでタイムラインの作成方法を解説しますので合わせて読んでくださいね!
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