9Sep

撮影した素材の必要な部分だけをカットすることをトリミングといいます。
大まかな編集の流れは、必要な素材を選んでPremiere Proに取り込み、トリミングして、素材を繋げることです。
このエントリーではPremiereProを使ってスピーディに編集するために必要な3つの操作について解説いたします。
Premiere Pro で編集を高速化するために必要な3つの操作
この動画はAdobeCreativeStationの「Premiere Pro CS6でのスピーディーな編集」を解説しています。
PremiereProCCでも同じように活用できますので是非視聴してみましょう。
1.まずは、使う素材を選びます。
プロジェクトモニタから「メディアブラウザ」タブをクリックします。
PC内の素材が格納されているファイルを指定します。
サムネイルを確認しながら使用したい素材を選びましょう。
2.素材を取り込みます。
使用したい素材をプロジェクトパネルへドラッグ&ドロップします。
これで素材の取り込みは完了です。
3.それぞれの素材のカット編集をしていきます。
プロジェクトパネルで素材をクリックすると、ソースモニタに選択したクリップが表示されます。
インポイント(開始)アウトポイント(終了)地点を設定します。
インポイントは「I」キー
アウトポイント「O」キーを押します。
イン点、アウト点がついたクリップはソースモニターからシーケンスへドラッグ&ドロップすることで必要な部分のみタイムラインに乗せることができます。
ソースモニターを使用せずにトリミング作業をする
PremiereProCS6以降、ソースモニターにわざわざ表示させなくても、プロジェクトパネル上でイン点、アウト点をつけることができ、さらに効率よく編集することが可能になりました。
サムネイルの編集ポイントでカーソルを合わせてイン点、アウト点をつけます。
また、プロジェクトパネルでクリップを選択している状態で
「J」キーを押すと巻き戻し
「k」キーを押すと一次停止
「L」キーを押すと早送りができます。
また、サムネイル上にカーソルを合わせて左右に動かすと、クリップをスクラブ再生することができます。
この他にもPremiereProには3種類のトリミングの方法があります。
エントリー「Premiere Pro CCで出来る4種類のトリミング」でそれぞれ解説していますのでやりやすい方法を選択して編集作業の効率化を図りましょう。
Premiere Pro で編集を高速化するために必要な3つの操作 まとめ
Premiere Pro は視覚的に分かりやすく素材や作成途中の映像を管理できるようになっています。
動画をプロ並みの品質にするためには、まずトリミングやタイムラインに並べる操作をなるべくスピーディーにして効率の良い編集を心がける必要があります。
ショートカットキーやそれぞれの操作パネルに配置されたコマンドを使えば、簡単かつスムーズに編集を行うことができるのです。
そうして生み出した時間は、映像を重ねたり、エフェクトを駆使することや丁寧な音量調整に活用できます。
エフェクトの適用と音声のボリューム調整の効率の良い手順は下記のエントリーを参考にしてみてください。
・「Premiere Pro CCで動画にエフェクトを加える前に知っておきたい3項目」
・「PremiereProCC オーディオのボリューム調整 3つのやり方」
スピーディに個性溢れるムービー作成を行いましょう。
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