27Aug

過去のエントリー「Premiere Pro 再生速度を変更(早回し・スローモーション動画)する手っ取り早い方法」で動画クリップの簡単な速度変更と逆再生の方法について解説しました。
実はPremiere Pro にはタイムリマップと呼ばれるエフェクトでも再生速度を変えることができます。
タイムリマップはクリップ単位だけでなく、クリップ内で自由に速度を変更することができる上、非常に滑らかなスローモーション動画を作ることも可能です。
このエントリーではタイムリマップを利用した速度変更について解説します。
この動画はYouTubeの「Adobe Premiere Pro CS6 自称中級者向け講座 タイムリマップでスローモーション」です。CS6のタイムリマップについての解説ですが、PremiereProCCでも同じように利用できます。
タイムリマップとはPremiere Proでクリップの再生速度を変えることができる機能のことです。
早くすることはもちろん、遅くする事や逆再生にすることもできます。
PremiereProCCのタイムリマップの使い方・設定方法
2.エフェクトコントコントロールパネルからタイムリマップ左の下向き三角マークをクリックします。
3.「速度」左の三角マークをクリックします。
そうすると現在のクリップの再生速度が表示されます。
何も触っていない状態であれば100.00と表示されているはずです。
ではクリップの速度を変更していきますので、キーフレームを設定しましょう。
キーフレームとはタイムライン上のポイントを記したものです。
5.終了地点にも同じようにキーフレームを作成します。
6.キーフレーム間のタイムバンドをクリックしたまま、下にドラッグします。
そうすると、速度のパーセンテージが変わったかと思います。
好きな速度に設定すれば完成です。
キーフレームは2つ以上設定することもできます。
滑らかなスローモーション動画を作る方法
再生速度が変わる境目を滑らかにすることができます。
タイムリマップのラバーバンドを設定すれば簡単です。
ラバーバンドはキーフレームを開くと出現し、ラバーバンドを調整すればシーンによって再生速度を変えた映像にすることもできます。
Premiere Proの高度なクリップの速度変更と逆再生方法 まとめ
PremiereProCCではクリップ単位でスローモーションにしたり、早回し・逆再生をするときは「Premiere Pro 再生速度を変更(早回し・スローモーション動画)する手っ取り早い方法」のようにクリップを選択してCtrlキーと「R」で素早く設定し、クリップ内の細やかなモーション動画を設定するときはキーフレームとラバーバンドを使います。
この二つの方法を使い分けることで効率的な動画編集が行えます。
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