30Aug

目次
過去のエントリー「Premiere Pro で効率の良いタイトルの作成と編集方法」ではPremiereProのタイトラーで動画によく挿入される文字テロップの作成方法を解説しました。
このエントリーでは作成したテロップの色を変更したり文字の大きさやフォントを変更する方法について解説いたします。
過去のエントリーとあわせて動画に文字テロップを入れる際の参考にしてください。
この動画はDENPO-ZIの「Premiere Pro講座1-4 タイトルの作成 (タイトルの作成方法)」です。タイトラーの使い方が分かりやすく解説されていますのでぜひ視聴してみてください。
Premiere Pro、タイトル入力画面(タイトルパネル)の出し方
2.「新規」を選択
3.「タイトル」をクリックします。
そうすると、Premiereのタイトラーが立ち上がります。
「Ctrl+T」でもタイトラーを立ち上げることができます。
幅、高さ、ピクセル縦横比などが選択できるようになっていますが、基本的にこちらはそのままで結構です。
また、「名前」もそのままでもよいのですが、分かりやすいようにタイトルと同じ文言を入力しておいてもよいです。
4.「OK」をクリックします。
ここから挿入したい文字を編集していきます。
Premiere ProCCでかっこいいテロップを作る手順
まずは、ムービーの文字を入れたい部分を正確に決めましょう。
1.タイトラーを開いたままタイムラインの時間インジケーターで、タイトルを入れたい開始位置に時間軸を合わせます。
タイムライン上の挿入箇所が決まったら、タイトルモニタで文字を入力していきます。
2.タイトルモニタ左上にある「横書き文字ツール」を選択して、タイトルモニタの画像上でクリックすると、文字が入力できます。
これで、タイトルが入力できます。
①「選択ツール」をクリックします。
「選択ツール」はタイトルモニタ左上にある「横書き文字ツール」の上にある矢印の形をしたものです。
②位置や色を変えたいタイトルをクリックします。
選択したタイトルは自由に位置を変えることができます。
移動させる範囲はタイトルマージン内にしてきます。
タイトルマージンの外に設置したとき、動画を書き出した際にタイトルが画面から見切れてしまう場合があるので注意してください。
また、タイトルマージンが表示されていない場合はタイトラー左上の画像の部分をクリックしてみてください。
タイトルセーフマージンにチェックをつけると表示されます。
タイトルスタイルを選択して文字を入力するとプリセットされている文字デザインでタイトルを作成することが可能ですが、あまり良いものがないのと(汗)自分でカスタマイズしたタイトルを作成できるようになっているほうが良いので、少しだけ細かい設定方法を解説します。
文字のフォント・大きさを変更する
PremiereProタイトラー画面の①では文字フォントとサイズを変更することができます。
日本語フォントを設定します。
動画のフォントはゴシックを利用するのがよいです。
またサイズも適度な数値に変更します。
文字の色を変える
文字の色は②のカラーパレットを開くと好きな色に変更できます。
映像の企画に合わせて色を変更します。私の場合、ピンクとブルーを利用することが多いです。
塗りの種類を変更することもできます。グラデーションもできますよ。
文字の輪郭をつける
③では文字の輪郭を設定できます。
ストローク(内側)は設定せず、ストローク(外側)を二個利用します。
ストローク(内側)の「追加」を二回クリックすると追加できます。
文字色+外ストローク①(白)+外ストローク②(文字色と同じ色)でお好みで影も入れます。
テレビのテロップでよくみられるデザインができました。
一度作成したタイトルデザインを保存しテンプレートにする方法
一度作成したタイトルデザインは保存して何度も呼び出すことができます。
4~5種類のデザインテンプレートを作成しておけば、毎回タイトルデザインをする必要がないので非常に便利です。
タイトラーのテンプレート作成アイコンをクリックします。
テンプレートウィンドウが開きますので右上のメニューを開き、「現在のタイトルをテンプレートとして読み込む」を選択します。
適当な名前を入力します。
一旦ウィンドウが閉じられますので、もう一度テンプレートウィンドウを開くとユーザーテンプレートの欄に先ほど作成したタイトルが生成されています。
Premiere ProCCでかっこいいテロップを動画に挿入する方法 まとめ
動画のタイトルはこれまでAdobe photoshopで作成してPremiereProCCで読み込んで利用するのが一般的でした。
PremierePro CCのタイトラーの強化によって他のアプリケーションに頼らなくてもタイトルを簡単に作成できるようになりました。
これで高品質なタイトルが挿入された動画を作成できるようになるでしょう。
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