15Sep

目次
Premiere Pro CS6以降 AfterEffectやAuditionで作ったファイルをPremiereに簡単に連携・使用できるようになりました。
もちろんPremiereのプロジェクトファイルをAfterEffectで使用することも可能です。
その機能がダイナミックリンクと呼ばれるものです。
PremiereProでAfter Effectを連携させるダイナミックリンク機能
この動画はAdobeCreativeStationで紹介されているダイナミックリンクの活用についての解説動画です。CS6で解説されていますが、PremiereProCCでも同じように操作可能です。
Q:ダイナミックリンクとはなんですか?
ダイナミックリンクとは、After Effectで作成したファイルをPremiere Proに読み込ませて簡単に連携できるようにする機能のことです。
わざわざ適応するファイルに変換して読み込みといった作業をせずファイルを共有する感覚でPremiere、After Effectのどちらからでも編集することができます。
(※After Effectとは、映像の合成や作成ができるAdobeソフトウェアです。)
Premiere Proからダイナミックリンク(After Effect)を利用した編集方法
1.タイムラインから編集を加えたいクリップを選択し、右クリック
「After Effectコンポジションに置き換え」を選択します。
そうしますとAfter Effectの画面が出現しますので、ここで映像にエフェクトなどの編集を加えます。
After Effectで動画にエフェクトを加える
After EffectのプロジェクトパネルにはPremiereで選択したクリップが読み込まれてダイナミックリンクコンポジションも作成されています。
メニューバーから「エフェクト」を選択し、「スタイライズ」など好みのエフェクトを設定していきます。
②After Effectのエフェクトが加わったのを確認してからPremiereProの編集画面に戻りましょう。
2.Premiere Pro CS6の画面を表示させると、After Effectの編集内容が反映されています。
また、After Effect CS6で編集を行ったクリップは色が変わって表示されています。
After Effectで作ったファイルをPremiereProで読み込む方法
また、反対にAfter Effectで作成したファイル(コンポジションと呼びます。)をPremiereProで読み込むことも可能です。
After Effectでクリップにエフェクトを加えます。
プロジェクトパネルに作成されたコンポジションファイルを選択します。
After EffectのコンポジションファイルをPremiereProのプロジェクトパネルにドラッグ&ドロップします。
クリップがリンクコンポとして読み込まれました。
このリンクコンポも他のクリップと同様、タイムラインに配置することが可能です。
After EffectでPremiereProのプロジェクトファイルを丸ごと読み込ませる
After EffectでPremiereProのプロジェクトファイルを丸ごと読み込ませる事も可能です。
After Effectの編集画面で「ファイル」「読み込み」「Adobe PremierePro プロジェクト」を選びます。
プロジェクトファイルを選び「開く」をクリックすると「PremierePro読み込み」ダイアログボックスが開きますので、読み込みたいシーケンスをえらびます。
すると、After EffectのプロジェクトパネルにPremiereProで作成したプロジェクトファイルがレイヤー構造を維持したまま表示されます。
PremiereProでAfter Effectを連携させるダイナミックリンク機能 まとめ
After EffectとPremiereProが連携されることで動画編集を効率化・高速化することができ、以前よりも高品質な動画制作が可能となります。
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