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OBS配信・同時録画でプロ品質を追求する方向けの設定を解説します


※2024年9月に更新しました。

OBSを使って配信や録画をするのなら、どこまでも高品質の方が良いと考える人も多いかもしれません。

最近は個人ユーザーだけではなく、法人の事業者でもライブ配信をしたり、録画した動画を利用する人が増えていますので、やはりどこかで差異をつけなくてはいけないからです。

映像で差異をつける最も単純な方法と考えられているのが、映像の画質をアップすることです。

ですがどうすれば高画質の配信や録画ができるのか、わからないという人も少なくありません。

そもそもOBSは様々な設定を必要とする上に専門用語も多いため、映像制作を経験したことがない方には難しい部分があるでしょう。

OBS配信・録画でプロ品質を追求する方向けの設定について詳しく考察していきましょう。

ちなみに配信と録画では必要な設定が異なるので、別々に見ていくことも重要になります。

記事監修者

ライブ配信オペレーター 水田 吉紀

2024年 2月 監修者:ビデオ制作ディレクター / MDM合同会社 代表 水田吉紀
2012年 営業職から映像製作会社に転職し、映像カメラマンの業務に携わる。 2020年 MDM合同会社を設立。
ライブ配信業務を中心にビデオ撮影・動画編集の仕事を請け負っている。


OBSで高品質な映像にする基本の設定について

まず最初にOBSの基本的な高画質設定について解説しておきます。

大事な点はビットレートと、解像度の2つを理解することとなります。

ビットレートは「bps(ビット・パー・セコンド)」の単位で表され、bit(データ量)per(毎)second(秒)の頭文字の略称となっています。

一秒間にどれだけの情報量があるのか示しており、映像だけでなく音声のデータやインターネット回線のデータ転送量としても使用されます。

映像はデータ量が多いので、G(ギガ)bps、M(メガ)bps、K(キロ)bpsで表されることもあり、見慣れていない方にとって最初は分かりにくいかもしれませんね。

ビットレートは簡単にお伝えすると、数字が大きくなるほど画質が良くなると考えても概ね問題ありません。

逆に数字が小さくなると画質が荒くなっていきます。

ライブ配信をする際はYouTubeやZoom、Instagram、LINEなどの配信プラットフォーム(配信サイト)を利用しますが、それぞれの配信サイトによってビットレートの上限が決まっています。

このため際限なくビットレートの数値を上げることはできません。

特にライブ配信では、配信場所から配信プラットフォームにアクセスするためのインターネット回線速度がとても重要となります。
(この時に重視したいのは下りではなく、上りの速度となります。)

ビットレートを上げるほどデータの量が多くなるため、上りの速度が不足すると配信中に映像がカクカクしたり、途中で停止して最悪は通信が途切れてしまいます。

OBSの配信画質を設定する項目

OBSでビットレートの設定をしたいのなら、設定から「出力」の順にクリックしましょう。

画面上部に出力モードと出るので「詳細」として、その下に出る「配信」タブをクリックしてください。

配信タブの中で見ておきたいのが、レート制御が「CBR」になっているかです。
その下にビットレートの数字があるので、配信サイトの推奨値に合わせて数値を入力しましょう。

ビットレートの推奨値について

OBSでレート制御をCBRにする理由

OBSで配信をする場合はレート制御にCBRを選ぶのが推奨されています。

CBR:固定ビットレート。データ量を指定した値に固定して転送する
VBR:可変ビットレート。データ量を指定せず映像に合わせて必要なビットレートにする

この理由のひとつに、映像と音声がズレる現象を防ぐことが挙げられます。

VBR(可変ビットレート)はCBR(固定ビットレート)に比べると高画質になる傾向がありますが、通信速度が不安定なネット回線では映像と音声がズレやすくなります。

OBSのレート制御選択

そのためOBSのライブ配信ではCBRを使うことが望ましいと考えられています。

CBRはVBRに比べて音ズレの現象がやや抑えられます。

配信サイトによってはCBRを推奨するものもあります。

OBSでライブ配信をせず録画だけをする場合

OBSでは

・配信
・配信と同時に録画
・録画のみ

を自由に選べます。

録画の設定はOBSの設定から「出力」⇒ 出力モード「詳細」⇒ 録画タブを選びます。

「録画ファイルのパス」では録画データの保存先を選べます。

OBSの設定画面 録画タブのエンコーダを選択

設定項目の中の「エンコーダ」を確認すると、初期設定では(ストリームエンコーダーを使用)になっていると思いますが、高画質にこだわる場合は変更します。

また、OBSでライブ配信を行わずに、OBSの録画機能を使ってとことん高画質な映像データを作成したいケースもあるはずです。

例えば

・ゲームの実況中継を録画して自分のYouTubeチャンネルにアップロードする
・講義動画を作って、学校の授業・社内研修・通信講座で利用する

といった用途が挙げられます。

OBSを録画のみで使う際にはインターネットの通信速度を心配する必要がなく、パソコンも録画だけに集中できるので、画質を追求して映像を記録できます。

OBSのエンコーダにNVENC H.264を選ぶとレート制御・CQレベルを選べる

後でも詳しく解説しますが、ビデオカードの支援を活用したNVENC H.264を選べる場合、レート制御に「CQP」を選びます。

CQP:ビデオカード支援のハードウェアエンコーダで選べる。
CQレベルの数値は少ないほど高画質。NVIDIA公式では推奨値が15。録画のみならもっと数値を下げても良いかも。
NVIDIAによるOBSガイド(全部英語ですがgoogle翻訳で十分理解できます)

OBSで録画だけ実施するなら、エンコーダに「NVENC H.264」を選んで、レート制御に「CQP」を選ぶのがおすすめです。

ちなみに私は、業務でライブ配信・同時録画をする際はビデオカード搭載のノートパソコンを用いています。

OBSのエンコーダはNVENC H.264を選び、レート制御は配信・録画ともにCBRで設定しています。
(CBR+ビットレート調節でも必要十分な録画映像を得られています。)

なお、高画質なほど録画データのファイルサイズは大きくなるので、データ保存場所のディスク容量も注意しましょう。

解像度の設定についても知っておこう

ビットレートとともに、高画質の配信で重視したいのが解像度です。

OBSの設定⇒映像を選ぶと解像度の設定ができる

解像度はOBSの設定で「映像」を選択し、

・基本(キャンバス)解像度
・出力(スケーリング)解像度

でそれぞれの解像度の設定ができるようになっています。
解像度は1920×1080のように縦横のピクセル数で表されています。
フルHD画質は1920×1080、4K(UHD)画質は3840×2160となります。

OBSでは基本解像度と出力解像度をそれぞれ選択できるようになっていて、出力解像度が配信・録画の解像度となります。

アップロードの速さ ビットレート 解像度 フレームレート
3Mbps 2,500 1024×576 30
4Mbps 3,500 1280×720 30
6Mbps 5,000 1280×720 60
8~10Mbps 6,000 1920×1080 60
15+ Mbps 12,000 1920×1080 60
20+ Mbps 15,000 2560×1440 60
40 + Mbps 30,000 3840×2160 60

参考:NVIDIA NVENC OBSガイド|NVIDIA

OBSでライブ配信をする場合はパソコンの性能とインターネット回線の速度に最適な解像度を慎重に選ぶ必要があります。

手順は

1.通信速度をチェックする
2.解像度とフレームレートを決める
3.ビットレートを決める

となります。

解像度が高くてもビットレートが低いと、画質がモザイクをかけたようになってしまうので、解像度とビットレートはセットにして考える必要があります。

インターネットの回線速度が不安な場合は解像度の設定を1280×720にしましょう。

OBSを録画だけで使う場合はパソコンの性能が高いほど、解像度を上げることができます。

NVIDIA GeForceのビデオカードを搭載したパソコンなら上の表のビットレートの数字を参考にしてみてください。

なお、OBSの最大解像度は使用するパソコンディスプレイの解像度に依存します。

フルHD液晶モニターのノートパソコンなら最大で1920×1080。デスクトップPC+4K(UHD)ディスプレイなら3840×2160となります。

OBSの高品質配信用音声の設定を知ろう

OBSだけに限った話ではありませんが、ライブ配信では音声と映像の品質は別のものになります。

OBSの音声設定で重要なのは、ビットレートとサンプリングレートの2つです。

中でも音声の品質に関わるのがビットレートです。

ビットレートは映像の点でも解説をしましたが、これは映像と合わせて考える必要があります。

配信では通信速度を考えて、ビットレートを映像にいくら割り当て、音声にいくら割り振るといったことを考えないといけません。

例えば音を重視した配信をしたい場合は、音声のビットレートをあげておく方がいいでしょう。

逆に映像を重視したいのなら、音声のビットレートを下げるという考えも起こりうるはずです。

余談ですがゲームの実況配信では画質を重視する傾向があり、一方でビジネス向けのライブ配信では音声が重視される傾向があります。

設定は簡単で、通常は96kbps~192kbpsの範囲で設定します。

OBSの音声ビットレート

OBSでの設定は、出力から出力モードを詳細にし、音声のタブを選択します。

トラックごとに音声ビットレートが設定できるので数字を選ぶだけです。

初期設定では音声ビットレートが160となっています。通常はこのままでも問題ありません。

オーディオインターフェースを使って音声の品質を高めようとしているのに、配信の音声品質が改善しない場合はOBSの音声ビットレート設定を適切な値にする必要があります。

OBSの高品質配信同時録画の設定の注意点

次にOBSで高品質の同時録画をする場合の設定についても確認します。
同時録画は配信をしつつ、その映像と音声をパソコンに保存します。

リスケールは必ず確認する

配信同時録画をする場合に必ずチェックしておきたいのがリスケールのチェックボックスです。

配信タブの「出力をリスケールする」のチェックボックス

このリスケールのチェックボックスは出力モードで「詳細」を選んでいるときだけ表示されています。

初期状態ではチェックボックスにチェックが入っておらず、リスケールは無効になっています。

リスケールの機能は配信と録画を同時に行う時に、それぞれ別の解像度を選びたい時に使います。

実はこれは非常に便利な機能です。

例えば通信速度が十分でない場合、配信の解像度は1280×720が限界。

だけど、パソコンのスペックが十分にあるので1920×1080で録画したい。といったケースです。

ただ、そういった意図がない場合にチェックが入っていると、期待していたものとは違う解像度で配信または録画が行われてしまう可能性があります。

録画タブの「出力をリスケールする」のチェックボックス

リスケールの機能は配信タブ・録画タブの両方に備わっています。

配信・録画の解像度は同じで良い場合は「出力をリスケールする」という項目のチェックを必ず外しておきましょう。

エンコーダにも注意しよう

OBSは高頻度でアップデートしており、最新のビデオカードを活用して配信・録画ができるようになっています。

出力モード詳細から録画タブを開くと、エンコーダという表示があります。
新しいビデオカードを搭載したハイスペックなパソコンはエンコーダーにNVENC H.264を選択することで、OBS使用時のCPUへの負荷をGPUに分散できます。

新しいパソコンのビデオカード(NVIDIA GeForce RTXシリーズなど)であれば、大半がNVENC H.264に対応していますが、古いビデオカードではNVENC H.264を選べない(選択項目にない)場合があります。

この場合はビデオカードのファームウェアをアップデートすることで対応できることがあります。

ビデオカードを搭載していない場合はCPUでOBSの映像処理が行われます。

OBSで高画質配信・録画を求めるならビデオカードを搭載したパソコンを使うことをお勧めします。

Radeon(ビデオカード)搭載PCでのエンコーダでH264 AVC Encoderが選べる

またビデオカードにはNVIDIAの他にAMDのRadeonがあります。
Radeonの場合はNVENC H.264ではなく、H264 AVC Encoder(AMD Advanced Media Framework)が選べます。

エンコーダーそれぞれの意味は以下になります。

NVIDIA NVENC H.264(new) NVIDIAの対応するビデオカード搭載のパソコンで使えるエンコーダ。
搭載パソコンならぜひおすすめします
x264 CPUを使ってエンコーディングします。(ソフトウェアエンコーダ)
GPU非搭載の場合はこれを選びます。
QuickSync H.264 CPU内蔵GPUを持つインテルCPUで選べるエンコーダ。
x264・NVENC H.264よりも負荷が大きい(カクつく)傾向がある
H264 AVC Encoder(AMD Advanced Media Framework) AMD Radeonの対応するビデオカード搭載のパソコンで使えるエンコーダ。
Radeon搭載パソコンならぜひおすすめします
SVT-AV1 録画で選べるエンコーダ(2022年4月時点)
最近増えた項目。(2022年2月 v27.2から追加)
圧縮率が高いらしい。CPUの負荷は大き目。
画質は可もなく不可もなくってとこ
AOM AV1 録画で選べるエンコーダ(2022年4月時点)
最近増えた項目。(2022年2月 v27.2から追加)
特許料が無料らしくGAFA推しのコーデック
未検証
ストリームエンコーダを使用 録画で選べるエンコーダ
配信で選んだエンコーダで録画を実行する

NVIDIA NVENC H.264のおすすめ設定

各エンコーダでさらに画質を追求できるような設定項目がありますが、まずは初期設定で使ってみるところから始めましょう。

NVIDIA NVENC H.264のおすすめ設定は

キーフレーム間隔:2
プリセット:Quality
プロファイル:high
Look-ahead:チェックなし
心理視覚チューニング:チェックあり
GPU:0
最大Bフレーム:2

となります。

なお、ビデオカード非搭載のパソコンを使う場合、かなりパソコンに負荷がかかるので注意してください。

仮にビデオカードがないパソコンであるのなら、エンコーダの設定は配信でx264を選び、録画で「ストリームエンコーダを使用」を選ぶのが無難です。

これは配信で使うエンコーダで録画をする設定で、エンコードをまとめて行うためパソコンの負荷も少ないです。

ただ1つ注意点があります。
それはエンコーダに「ストリームエンコーダを使用」を選んだ場合は、配信中に録画の一時中断ができません。

最新のOBSはエンコーダを自動で選択してくれる

2021年末ごろのアップデートと記憶していますが、OBSはインストール時に通信速度やパソコンのスペックに合ったエンコーダを自動で設定してくれるようになりました。

OBSの自動構成ウィザード

これにより配信・録画の画質設定は非常に簡単になってきています。

OBSの自動構成ウィザード

自分のパソコンで最適な設定が気になる方はOBSメニューの「ツール」から「自動構成ウィザード」を呼び出します。

最新のOBSを再インストールすることでも、OBS自動構成ウィザードが起動します。

OBSの使用目的を選んで指示通り進めていけば、自動の診断結果を確認することができるでしょう。

高品質の配信や録画をするのなら機材にもこだわりたい

業務のライブ配信の事前準備

最後にOBSで高品質な配信や同時録画をするための機材についても解説します。

最低限の機材でも配信や録画そのものはできますが、画質や音声にこだわるのなら、機材もこだわる必要があるでしょう。

そこでおすすめの機材を幾つか紹介しておきます。

マイクはXLR端子のものを用意しよう

OBS Studioには音声のノイズ除去ができる機能があるので、ある程度はソフトウェアによって改善できます。

またノイズ除去のプラグインもインストールできるので、他のソフトウェアのノイズ除去機能を追加することもできるようになっています。

ただ、最初から高品質な音源・音声を入力するほうが手間もかかりません。

左:XLR端子(オス) 中央:フォーンプラグ

音声の入力は主にUSB、3.5mm(2.5mm)マイクジャック、XLRケーブルがあり、その中でもXLRケーブルを使うのが最も高品質な音声を入力できます。

XLR端子はUSBやマイクジャックに比べると回路的にノイズが除去できるようになっています。

またマイクを置くためのスタンドも買っておくと便利でしょう。

主なマイクスタンド 左:デスク用ブーム式 中央:ブーム式 右:卓上マイクスタンド

卓上とブーム式のスタンドが一般的ですが、パソコンデスクで配信する場合はデスクスペースを妨げないブーム式アームが便利です。

XLR端子のマイクにはオーディオインターフェースが必要

デスク据え置き用のオーディオインターフェース

XLR端子のマイクが良いとお伝えしましたが、パソコンと接続するためにはオーディオインターフェースという機材が必要です。

オーディオインターフェースやミキサーはプロのミュージシャンやナレーターの方々がレコーディングにも使う機材です。

ちなみにマイクとオーディオインターフェースを接続するためのXLRケーブルも忘れずに用意しておくといいでしょう。

オーディオインターフェースには様々なものがありますが、1万5000円~2万円程度のもので十分です。

4K対応のミラーレス一眼カメラがおすすめ

OBSで画質にこだわりたい場合は、最低でもフルHDのカメラが必要でしょう。

配信は通常フルHDの解像度が最高画質になるので、最初は安価なビデオカメラやウェブカメラを使うので問題ありません。

ライブ配信向けの4Kカメラ 左:LUMIX DC-BHG1 右:LUMIX GH6

ですが予算がある人なら4Kが撮れるミラーレス一眼カメラをおすすめします。

4K対応のミラーレス一眼カメラはフルHD対応のビデオカメラよりも画質が良く、明るく撮れるからです。

また最新のミラーレス一眼カメラの中にはパソコンに専用アプリをインストールし、カメラをパソコンにUSB接続してウェブカメラとして認識できるようになっています。

(※ただしアプリとUSB接続で入力できる映像は低解像度になります)

webcamに対応していないカメラの映像をパソコンに取り込む場合や、フルHDまたは4K解像度で映像を入力したい場合は、キャプチャーデバイス(またはキャプチャデバイス機能搭載の配信スイッチャー)が必要になります。

安価なキャプチャーデバイスの中には求める画質やフレームレートに対応しない場合があるので注意してください。

OBS配信・同時録画でプロ品質を追求する方向けの設定 まとめ

OBSで高品質な配信や同時録画をするための設定を解説してみました。

ここでまとめます。

配信用の設定では画像と音声を別として考え、両方のバランスをとることです。

その時にビットレートと解像度に注意しましょう。

各配信サイトでビットレートの上限が違いますので、高画質な配信をしたい場合は上限値に合わせるようにしてください。

ただしインターネット回線の速度が遅いと、上限値ではアップロードするデータ量が増えるので対応できない場合があります。

また、配信と同時に録画をする場合はパソコンのスペックと相談しながら、適切なエンコーダを選ぶ必要があります。

OBSで録画のみ実行する場合はインターネットの通信速度を気にする必要がないので、解像度やビットレート設定の自由度が広がります。

いずれにせよ、高画質(高音質)のOBS配信・録画は相応のパソコンスペックと周辺機器が必要になるので、予算に合わせて準備しましょう。

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