ライブ配信FAQ
ライブ配信無料相談の
よくある質問と回答集
ライブ配信の機材についての質問
- ライブ配信にはどんな機材が必要ですか?
ライブ配信にはキャプチャデバイスが必要となります。
これからライブ配信をする方はキャプチャデバイス機能を搭載したスイッチャー(例:Blackmagic Design ATEM Mini)の利用をお勧めします。- ライブ配信で使うパソコンのおすすめスペックを教えてください
OBS Studioの公式サイトでは動作推奨環境を以下のように解説しています。
Windows
OS:Windows 8 / 8.1 / 10
GPU:DirectX 10.1macOS
macOS:High Sierra (10.13) 以上
Intel CPU (PowerPCはサポート対象外)
GPU:OpenGL 3.3~Linux/Unix
GPU:OpenGL 3.3
X window systemOBS Studioは意外なほど低スペックなパソコンでもライブ配信を実施することができます。
一方、録画と配信を同時に実行するOBSの機能を使う場合、ハードウェアエンコーダが使用できるパソコンを使うのがお勧めです。
具体的なスペックについて以下のページで解説しているのでご覧ください。
ライブ配信出張サービスについての質問
- 出張配信サポートではどんな機材を使うのですか?
出張ライブサポートではHDMIケーブルを接続できる一眼カメラまたはビデオカメラ、三脚、HDMIケーブルを持参しております。
カメラの指定等ございましたらご要望ください。(別途料金発生する可能性がございます)
ライブ配信無料相談でよくある質問集
- ゲーム配信で使うインターネット回線はなにがおすすめですか?
ゲーム配信やライブ配信で利用するインターネット回線は光回線やケーブルテレビ回線といった宅内用インターネット回線で対応できます。
また、各通信キャリアが提供するポケットWiFiルーターでも対応可能です。
どちらも回線終端装置からライブ配信用端末(パソコン・タブレット)までLANケーブルで接続することをお勧めします。
ポケットWiFiルーターの場合、LANケーブルで接続できるクレードルを別途レンタルできます。
詳しくは以下のページで詳しく解説しましたので合わせてご覧ください。
- ライブ配信を無線のインターネット接続でやると不安定です。解決方法を教えてください。
ライブ配信で必要となるインターネット回線の送信速度は上り6Mbps以上で実現可能です。
ただ、ライブ配信の視聴者・参加者が増えるにしたがってインターネットの回線速度が必要となるため、一般的には送信速度20~30Mbpsほどが必要となってきます。
そのため送信速度の速いインターネット回線が必要となります。
無線接続の場合送信速度はルーターの性能に依存するため、必要な回線速度が得られる無線ルーターを用意する必要があります。
無線ルーターにはアンテナが露出しているタイプと内蔵しているタイプがあり、アンテナが露出しているルーターの方が通信速度が安定します。
価格はアンテナ内蔵タイプよりも一般的に高価になりますが、どうしても無線接続しなければならない場合はルーターの買い替えをお勧めします。
ルーターにはWi-Fi5やWi-Fi6、帯域が2.4GHzや5GHzと様々な規格があり、接続環境によって最適な製品を選ばなければなりません。
ルーターの規格や周波数帯域については以下のページで詳しく解説しましたので合わせてご覧ください。
- ATEM MiniとカメラをHDMIケーブルで接続していますが、映像が入力できません。
原因がいくつかあります。
1. HDMIケーブルが断線している
2. HDMI端子が破損している
3. アクティブタイプのHDMIケーブルを使用していて向きを逆に挿している
4. カメラの出力設定ができていない1.と2.の場合はHDMIケーブルを交換する必要があります。
Micro HDMI端子で接続するカメラの場合、端子が破損しやすいので注意してください。3.の場合HDMIケーブルの向きを差し替えると解消できる場合があります。
HDMIケーブルにはアクティブタイプとパッシブタイプがあります。参考情報:HDMIケーブルのアクティブ・パッシブタイプとは?
アクティブタイプのHDMIケーブルには方向性があります。
テレビ・プロジェクター、ゲーム機を接続する際に映像が入力できない場合はケーブルを逆方向に接続してみてください。5m以上の長いHDMIケーブルはアクティブタイプのHDMIケーブルがあるようです。
参考情報:HDMI、“接続方向” ありのケーブルも存在するって知ってた?
4.HDMI出力設定があるカメラがあります。
HDMI出力のオン・オフ切り替えがある場合はオンにする必要があります。またHDMI-CEC対応(HDMI で規格化されているAV アンプやレコーダーなどを制御するための機能)のカメラはHDMI-CEC機能のオン・オフを切り替えてみてください。
- パソコンにUSB Type-Cの端子がないとATEM Miniは使えないのですか?
ATEM MiniのUSB規格はUSB 2.0です。
なのでUSBケーブルの伝送速度は程ほどで問題ないことになります。
USB Type-Cケーブルで片側がType-A端子になっている製品を選べば問題ありません。
Amazonで「USB Type-C to Type-A」で検索すると出てくるはずです。
ATEM Miniを用いてウェブ会議を実施し、USBハブ経由でも問題なくライブ配信できることが分かりました。
ただし、これらは1対1のウェブ会議の検証なので、大人数の視聴者が予想されるライブ配信ではUSBハブを経由するのはお勧めできません。
- ATEM Miniで映像と音のズレを調節する方法は?
ATEM software Controlを起動して、上の画像の赤枠の部分をクリックするとディレイのツマミが表示されます。
このツマミを回すことでフレーム単位で音声を遅らせることができるようになっています。
- Apple TVをATEM Mini Pro ISOに接続しても映像を入力できません
Apple TVをHDMIケーブルでATEM Mini Pro ISOに接続する場合、HDCP(コピーガード)の信号が入っているためATEM Miniに入力できません。
HDCPを取り除くHDMI分配器を利用しない限りATEM Miniでは映像を入力できません。- ATEM MiniとiPhoneのカメラを使ってライブ配信できますか?
ATEM MiniからHDMIケーブルでiPhone(またはiPad)に接続します。(画面表示用)
iPhoneにはHDMI端子がないので変換アダプタを使うことでATEM Miniに接続可能となります。
以下がATEM MiniとiPhoneを接続し、YAMAHA AG03(オーディオインターフェース)を使ってライブ配信するときの機器接続例となります。
- ATEM Miniにwebカメラを接続して使えますか?
残念ながらATEM Miniに映像を入力するにはHDMI接続のみとなっています。
ATEM Miniはパソコンと接続して「Webカメラ」として認識させることでライブ配信が可能となります。
そのためATEM Miniを使った配信でUSB接続またはPC内蔵のwebカメラを使って映像を入力することはできません。
ATEM Mini Proの場合も同じで、LANケーブルを使ってパソコンとネットワーク経由を行った場合にUSB Type-Cの端子が空きます。
しかし、それらはポータブルSSDのような保存ディスクを接続できるだけで、webカメラの映像を入力できないようになっています。
USB-HDMIの変換アダプターはAmazonで販売していますが、検証はしておらず、HDMI接続できるカメラをおすすめいたします。- ライブ配信中にテキストや字幕を表示する方法を教えてください
ライブ配信でテロップや文字を表示するにはOBS Studioといったライブ配信ソフトを使用します。
無料で利用できる上に操作方法も簡単です。
なかでもOBS Studioはソースパネルから簡単にテキストを追加できるようになっています。
文字の輪郭やグラデーションも変種出来るようになっているので、使いこなすと高品質なライブ配信が実現できるようになります。
ライブ配信用ソフト OBSについての質問
- OBSで映像(映像キャプチャデバイス)が映りません
OBSはソースパネルから「映像キャプチャデバイス」を追加することでカメラやゲーム機の映像を読み込めます。
映像キャプチャデバイスのプロパティではパソコンとUSB(USB Type-C)で接続した機器がリストに表示されます。
この時に該当のデバイスが表示されない場合、機器が正しく接続できていない可能性があります。
詳しくは以下のページをご覧ください。
- OBSでゲームの実況中継をするのにゲームの画面が表示されません。
OBSでは配信する目的によって適切なデータ取り込みの手段があります。
これをキャプチャと呼び、主に以下の4種類に分類されます。
★ゲームキャプチャ
★映像キャプチャ
★画面キャプチャ
★ウインドウキャプチャOBSを再起動しても表示できない場合、ゲームキャプチャのプロパティ画面を表示します。
モード内の「特定のウィンドウをキャプチャ」でゲームタイトルを選ぶことで表示できるか試してみてください。
詳しくは以下のページでも解説しているのでご確認下さい。
- OBSにATEM Miniが認識されず使うことが出来ません。
OBSでATEM Miniを利用する場合、ソースパネルから「映像キャプチャデバイス」を追加して設定します。
ATEM Miniを接続している状態で、映像キャプチャデバイスのプロパティ画面の「デバイス」の欄を確認します。
ここにBlackmagic Designが表示されていない場合は正しくATEM Miniを認識できていません。
この場合はまずパソコンにATEM Miniのドライバをインストールしているか確認してください。
していない場合は、Blackmagic Design公式サイトのサポートセンターで、専用ソフト「ATEM Software Control」をダウンロードしてインストールします。
手順を以下のページで解説しているので合わせてご覧ください。
- OBSでマイクの音が入りません
OBSでマイクの音を入れるには音声の設定が必要です。
OBSの基本画面右にあるコントロールパネルの「設定」を選びます。
その中の「音声」をクリックし、マイク音声をクリックすると、接続しているマイクやオーディオインターフェースの名前が表示されます。
該当する機器を選ぶとマイクの音が入力できます。
- OBSでtwitchを使う時にビットレートは何に設定すればよいですか?
ビットレートの設定は通信速度によって最適な値が異なります。
twitchの標準的なビットレートの値は6000kbpsです。
twitchは解像度1920×1080で出力すると、ビットレートの上限がボトルネックになってノイズが発生しやすくなるため、1280×720で配信するのがおすすめです。
- OBSで音がズレるのを解消するにはどうすれば良い?
OBSの音ズレが起こる主な原因はOBSの設定間違いや接続環境、パソコンのスペック不足によって起こります。
OBSの設定で解消する一番効果の高い方法は同期オフセットの設定です。
デフォルトでは同期オフセットの数値は0ですが、この数値を変更します。
オーディオ詳細プロパティで調節したい音声の同期オフセットの値を15ms~50msに調節して音ズレを修正可能です。
詳しくは以下のページも参考にご覧ください。
- OBSで2つの映像を合わせて配信する方法を教えてください
複数の画面を同時に1つの画面で表示する方法はOBSのクロップ機能を使います。
OBSでは簡単にピクチャーインピクチャーと呼ばれる2画面の映像配信・録画が可能です。ソースパネルからクロップしたい映像を選択して、マウスカーソルを赤枠に合わせて「altキー」を押しながらドラッグすることでクロップできます。
OBSのアルファマスク(カラーチャンネル)を利用することで丸型やハートの形にも切り抜くことができます。
以下の記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
- OBSでライブ配信をするとハウリングが発生します
OBSのライブ配信でハウリングが発生した場合、オーディオの詳細プロパティで音声モニタリングをオフにします。
また、OBSを使用しているパソコンで音声をモニタリングするとハウリングが起きやすくなります。
これでも解消しない場合は以下の記事で他の方法も解説しているのでご確認下さい。
- OBSで音声にノイズが入るときの解消方法は?
OBSにはノイズを抑える機能が備わっています。
その中でも効果が大きいのがフィルタの「ノイズ抑制」と「ノイズゲート」です。音声ミキサーの設定の中の「フィルタ」を選び、音声フィルタの「ノイズ抑制」を追加します。
初期設定のRNNoiseでノイズが軽減されるはずです。
設定次第でかなりノイズを除去できるようになっています。
以下のページでも詳しく解説しているのでご覧ください。- OBSでクロマキー合成をする手順を教えてください
OBSはクロマキー合成の機能があるので、グリーンの背景布があれば簡単にグリーンバック合成が可能です。
ソースパネルの中から合成したいソースを選択し、「フィルタ」⇒「クロマキー」を追加すると簡単に背景を透過することができます。
詳しい設定方法は以下のページで解説しています。
- OBSのライブ配信で文字テロップを入れるにはどうすればいい?
OBS Studioにはライブ配信中にテキスト(テロップ)を映像に挿入することができます。
ソースパネルの+マークから「テキスト(GDI+)」を追加して好みのデザインの文字装飾が可能です。
設定方法は以下で解説しています。