21Sep

※2019年2月に更新しました。
PremiereProで映画のエンドロールクレジットを入れる方法を解説します。
PremiereProは2018年以降、文字入力の方法が大きく様変わりしています。
以前はタイトルエディターを開いて文字入力をしていましたが、タイトルエディターを使わなくても簡単な文字入力が出来るようになりました。
そしてエンドロールや凝った文字装飾のテロップを入れる場合のみタイトルエディターから「レガシータイトル」と呼び名が変更された機能を呼び出して作成します。

エンドロールの原稿(名前一覧)はあらかじめwordやメモ帳で作成し、PremiereProのレガシータイトルを立ち上げて設定します。
ここではPremiereProによるエンドロールの作り方を簡単に解説いたします。
Premiere Proのエンドロールクレジットの作成手順
この動画はYouTubeチャンネル Action Planetあくしょんプラネットさんの「映画や結婚式動画に使えるエンドロールを作ろう / Adobe Premiere Pro CC 2018」です。分かりやすいのでぜひ視聴してみましょう。

まずはWindowsのメモ帳を開いてエンドロールで表示する名前リストを入力しておきます。


PremiereProを開き、メニューの「ファイル」⇒「新規」⇒「レガシータイトル」を選びます。
すると新規タイトル作成画面が開きます。
ここではエンドロールの名前をつけましょう。とりあえず「エンドロール」にします。
するとタイトルエディターが開きます。
先ほどメモ帳で作成しておいた名前リストをコピーし、PremiereProのタイトルエディターの左上にある「T」をクリックすると文字を入力できるようになります。
タイトルエディターのモニター上でクリックし、コピーしていた名前リストをペーストします。
次にフォントを変更します。
フォントによっては文字の面が合っていない場合があるので適切なフォントを選びましょう。

日本語フォントのオススメはHGSです。今回はHGS明朝Bを選びました。
また文字サイズも変更します。43ポイントとします。

こんな感じで名前の面合わせと文字サイズの調整ができました。
この状態では文字が動かないので、PremiereProのタイトルエディターに備わっているロール・クロールオプションを開きます。
左上のアイコンをクリックします。

ロール・クロールオプションが開き、初期状態では「静止」が選択されているので「ロール」に変更します。
こうすることで文字が下から上に動くようになります。
テキストエディターを閉じるとプロジェクトパネルにタイトルが作成されています。
ここで「エンドロール」と名付けたタイトルをタイムラインにドラッグし、ビデオトラックにのせます。
この状態で再生してみるとタイトルは下から動きますが、再生ヘッドの最初から文字が表示されています。
これではマズイですよね。画面の下の方から現れるように設定しましょう。
タイトルをダブルクリックすると、タイトルエディターが開いてタイトルを編集できます。
再度「ロール・クロールオプション」を開いて「タイミング」の項目にある「開始スクリーン」と「終了スクリーン」にチェックを入れます。

これでタイトルが下から現れて、最後は映像の上まで上がってタイトルが消えていくように設定できましたよ。
Premiere Pro でエンドロールクレジットを作成する まとめ
こんな感じです!
エンドロールはブライダルの映像制作でも定番でよく使う機能です。
PremiereProを以前から使っていた方はPremiereにタイトルエディターがなくなってしまったと驚いた方もいるようですが、レガシータイトルと名称が変わって今も健在です。

映像に文字を入力するだけならタイトルエディターを使うこともありませんが、エンドロールを加えるには(タイトルエディターが)必要になるので注意してください。
名前リストが少ないタイトルを長く引き伸ばすと、ロールの動きがとても遅くなる場合もあるので、その際は改行を増やして調整することになるでしょう。
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