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Ryzen7搭載のオススメ動画編集用パソコン4選


※2023年4月に更新しました

動画編集をパソコンで行うには、CPUがハイスペックなのは必須条件です。

CPUといえばIntelのCoreシリーズがかつてはCPU市場をほぼ独占した状態でしたが、2022年はAMD Ryzen Zen4(7XXX)シリーズがリリースし、CPU市場の勢力図が再び変わりつつあります。

過去にRyzen 5XXXシリーズがその性能の高さと人気で供給不足が生じたこともあり、Ryzen CPUも目が離せません。

ちなみに私たち動画クリエイターが気になるのは、Ryzen CPUが動画編集パソコンに適しているのかどうかですね。

これから動画編集用にパソコンを購入するならどちらのCPUでパソコンを構成するべきでしょうか?

スペックが同等のCore i7とRyzen 7のそれぞれのCPUスペックを見ながら性能の違い・価格の違いを検証していきましょう。


動画編集初心者の方向けにパソコンの選び方を解説してみました。ぜひご覧ください。

Core i7とRyzen 7の性能比較

Core i7

CPUといえばまず思い浮かぶのがIntel(インテル)です。

その中でも「Core i7」は、マルチスレッドタイプのCPUとなっており、最新の第13世代 Core i7-13700Kに至っては16コア 24スレッドの性能(2023年1月時点)を持っています。

Core i7のさらに上位モデルにはCore i9があり、Core i7は i9に次いでハイエンドモデルに位置した製品です。

i9が発売されるまでは動画編集は「i7一択」とも言われてきたほどです。

またインテルのCPUは、ソケットの仕様で製品の位置付けがはっきりと分かれているのが特徴です。

例えば第13世代はFCLGA1700でCore i7-12700・12700KやCore i9-12900・12900Kも共通です。

第11世代はFCLGA1200なので、CPUを第12世代に交換する場合はマザーボードも交換する必要があります。

Core i7-12700(ソケット:FCLGA1700)

コア数スレッド数 12コア20スレッド
Performance-cores:8
Efficient-cores:4
定格クロック Performance-cores:2.10GHz
Efficient-cores:1.60GHz
ブーストクロック Performance-cores:4.80GHz
Efficient-cores:3.60GHz
TDP 定格:65W
最大:180W

出典元:インテル® Core™ i7-12700

第12世代Core i7はコアがパフォーマンスコアとエフィシャントコアに別れ、スレッド数が単純にコア数の倍の値ではなくなっています。

処理性能が高いPerformance-core(パフォーマンスコア)とWあたりのパフォーマンスが高いEfficient-core(エフィシェントコア)を両立したハイブリッドなCPUとなっているようです。

TDP(放熱量)がやや高かった第11世代 Core i7と比べると、第12世代からは最大値が大きいものの、負荷が少ない作業では低い値で利用できるようになっています。

第11世代は放熱量が高く高性能なCPUクーラーを求められるCPUでしたが、第12世代からはそうでもないかもしれませんね。

Core i7-12700K(ソケット:FCLGA1700)

コア数スレッド数 12コア20スレッド
Performance-cores:8
Efficient-cores:4
定格クロック Performance-cores:3.60GHz
Efficient-cores:2.70GHz
ブーストクロック Performance-cores:4.90GHz
Efficient-cores:3.80GHz
TDP 定格:125W
最大:190W

出典元:インテル® Core™ i7-12700K

Core i7-12700KはCore i7-12700よりもTDP値が高く、その分高いパフォーマンスを発揮できるようになっています。

RYZEN7の特長とは?

AMD CPU Ryzen7 7700X

IntelのCoreシリーズに比べると、認知度は低いRyzen(ライゼン)ですが、その性能はIntelのCPUに匹敵するどころか上回るとも言われており、かつ価格が安いことから自作PCユーザーに大人気です。

BTOパソコンショップでも取り扱いが増えたことにより認知が広まってきました。

しかもその性能を知るコアなPCユーザーに写真現像・動画編集用でも使えることで評判が高まっています。

中でもRyzen 7は、驚異的な性能とコストパフォーマンスに優れていることから、CPU業界でも大きな存在として沸かせています。

Ryzen 7 7700X(ソケット:AM5)

コア数スレッド数 8コア16スレッド
ベースクロック 4.5GHz
ブーストクロック 5.4GHz
TDP 105W

Ryzen 7 7700Xは、「Zen4」アークテクチャを採用しているマイクロプロセッサです。

ベースクロックは4.5GHz・ブーストクロック数は5.4GHzと向上します。

TDP値は旧モデルの105Wと同じ値を維持しつつ、高クロックで動くのが魅力です。

難点はAM5対応のマザーボードがやや高価なことでしょう。

AMD CPU Ryzen7 5800X

Ryzen 5XXXシリーズもまだまだ健在で、Ryzen 7 5800X/5700Xも動画編集者におススメのCPUです。

Ryzen 7 5800Xは、「Zen3」アークテクチャを採用しているマイクロプロセッサです。

Ryzen 7 5800X(ソケット:AM4)

コア数スレッド数 8コア16スレッド
ベースクロック 3.8GHz
ブーストクロック 4.7GHz
TDP 105W

ベースクロックは3.6GHz・ブーストクロック数は4.7GHzと向上します。

また冷却条件が良好な状態では、Extended Frequency Range機能(XFR)により、自動的にブーストクロックを上回る動作も実現しています。

安定して高クロックで動作するのが、Ryzen 7 5800Xの特長といえるでしょう。

また旧モデルのRyzen 7-3800XTから待機時間がさらに短縮されるようになったのも魅力の一つです。

RYZENが性能コスパともに圧勝

Intel社のCoreシリーズ、そしてAMD社のRYZENシリーズ。

CPU業界では、知名度の高さからIntel社が圧倒的に普及されていますが、自作パソコンを構築するユーザーにはRyzenは高い人気を誇っています。

Ryzen7 5800X・Core i7-12700K・Ryzen 7 7700X・Core i7-13700Kベンチマーク比較 表はPassMarkから引用

先にお伝えしたIntel社の「Core i7-12700K」とAMD社の「Ryzen 7 7700X」を比較すると、CPU性能・シングルスレッド性能においてRyzen 7 7700Xのほうが上です。

またRyzen 7 7XXXシリーズからGPUを内蔵していますが、動画編集ではうまく機能しておりませんのでグラフィックカードは必ず購入する必要があるでしょう。

実機レビュー:Ryzen 7 7700X搭載 raytrek AXF 7700X レビュー 4K~8K動画編集検証

Ryzen7搭載のオススメ動画編集用パソコン まとめ

Ryzen 7はZen3(5XXXシリーズ)が継続して人気で、Zen4が発売開始して値段がグッと下がっています。

在庫がなくなり次第販売終了になると思いますが、Ryzen 5XXXシリーズでも十分な性能なのでお買い得と言えるでしょう。

Ryzen7搭載の動画編集用パソコンを探すときのポイント

Core i7よりも高いコストパフォーマンス

内蔵GPUが搭載していないので注意が必要

グラフィックボードは高性能なものを

マウスコンピューターのRyzen7搭載動画編集用パソコン

NEXTGEAR JG-A7G70

CPU:AMD Ryzen 7 5700X 
グラフィックス:GeForce RTX 4070 12GB 
メモリ:16GB PC4-25600 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB 

209800円(税込)

公式ページを見る

パソコン工房のRyzen7搭載動画編集用パソコン

SENSE-F0X7-LCR77-RBX

CPU:Ryzen 7 7700 
グラフィックス:GeForce RTX 3060 12GB GDDR6 
メモリー:16GB PC5-38400 
ストレージ:M.2 SSD NVMe対応 1TB Gen4

234800円(税込)

公式ページを見る

ドスパラのRyzen7 5800X搭載動画編集用パソコン

GALLERIA XA7R-R46T

CPU:AMD Ryzen 7 5700X 
グラフィックス:GeForce RTX 4060 Ti 8GB GDDR6(8GB) 
メモリ:16GB PC4-25600 
ストレージ:M.2 NVMe SSD 1TB

169980円(税込)

公式ページを見る


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自己紹介:私は35歳で未経験から映像業界に転職しました。
Works:動画制作・ブロガー
YouTube歴:7年 持ってるアカウントは4つ。そのうち一つが登録者数1.6万ちょっと。

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