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Ryzen 5搭載のオススメ動画編集用パソコン
※2023年4月に更新しました
AMD社から発売しているRyzen 5は、6コア12スレッドと4コア8スレッドのいわゆるミドルレンジモデルのプロセッサです。
中でも6コアモデルはintel Core i7の上位モデルに迫る性能を持っているにもかかわらず、低価格な設定となっており2017年3月発売以降、映像クリエイターにも厚く支持されています。
ただ、これまでintel Core i7一択とされてきた動画編集用パソコンの業界に彗星のごとく現れたRyzen 5を選ぶことに躊躇する方も多いのではないでしょうか?
ここではRyzen5搭載のパソコンは動画編集に適しているのか?検証してみます。
動画編集初心者の方向けにパソコンの選び方を解説してみました。ぜひご覧ください。
Ryzen 5の特長とは?
AMD社が開発したCPUシリーズ『Ryzen(ライゼン)』は第1世代Zen (マイクロアーキテクチャ)を搭載したマイクロプロセッサとして2017年3月に発売されました。
前世代のExcavator(マイクロアーキテクチャ)と比較すると、動作クロック(IPC)も52%と大幅に向上しています。
IntelのCoreシリーズに匹敵する性能を持っているのが特長です。
Ryzen 5は、Core i5への対抗製品としてリリースされています。
2020年10月には6コア・12スレッドの『Ryzen 5 5600X』が発売。
インテルCore i5の性能を大幅に超えたことで人気が上昇しました。
さらに2022年9月27日に発売したRyzen 5 7600Xはコア数・スレッド数は5600Xから変わらないものの、マルチコア性能で40%上回る性能となっています。
負荷が大きい動画編集処理にも適応するRyzen 5
コア数スレッド数の多いCPUは動画編集作業にはオススメで、Ryzen 5はマルチコア機能にも優れているプロセッサとして、その条件に適しています。
レンダリングやエンコードなどCPUに大きな負荷がかかる処理をする際にも、Ryzen CPUが大きな役割を果たすでしょう。
Ryzen 5 5600X | Ryzen 7 7600X |
コア数:6コア12スレッド | コア数:6コア12スレッド |
定格クロック周波数:3.7GHz | 定格クロック周波数:4.7GHz |
ブースト時クロック周波数:4.6GHz | ブースト時クロック周波数:5.3GHz |
TDP:65W | TDP:105W |
内蔵グラフィックスなし | AMD Radeon Graphics |
例えば最新のRyzen 5 5600Xは、6コア・12スレッドで並列処理に最適なプロセッサです。
定格クロックが3.7GHzとなっており、7nmプロセスルールが採用されているのが特長です。
最大4.6GHzのスペックとなるので、快適な動画編集を行えます。
Ryzen 5 7600Xは5nmプロセスルールが採用され、シングルコア性能ではインテル Core i9-12900Kを超える性能となっているそうです。
Ryzen 5のデメリット
ただデメリットがないわけでもありません。
Ryzenシリーズの主力モデルには、内蔵GPUは非搭載です。
内蔵GPUに依存する動画編集ソフトを使う方は注意が必要です。
Zen4(7XXXシリーズ)の更新で内蔵グラフィックスにAMD Radeon Graphicsを搭載しています。
しかし動画編集ではうまく機能しておらず、別途グラフィックカードが必須となります。
実機レビュー:Ryzen 7 7700X搭載 raytrek AXF 7700X レビュー 4K~8K動画編集検証
とはいってもパソコンショップの動画編集用として販売されているパソコンはグラフィックカードが必ずと言って良いほど搭載されているので問題はありません。
例えば動画編集ソフトで有名なPremiereProを使う場合、RyzenとCUDAコア数の多いNVIDIAのグラフィックカード GeForceミドルクラスモデルで快適に動きます。
(ちなみに私はRyzen 9 5950XとGTX 1080 Ti で4K動画編集しています。)
また人気のある編集ソフトは今後、Ryzen 7XXXシリーズのAMD Radeon Graphicsにも対応することが予想できるので徐々にパフォーマンスは改善されるでしょう。
それでも使いたいRyzenの魅力とは?
Ryzenの最大の魅力はコストパフォーマンスが高いことです。
Core i7の同程度の性能で価格は2/3程度になるので、Ryzen搭載のBTOパソコンはCore i7モデルよりもぐっと安い値段で購入することができるのです。
また、これまでRyzenCPUの1コアあたりの性能はインテルCPUの方が優れているとされてきましたが、Zen3以降はCore i7を凌ぐ性能で快適に動画編集できるようになってきています。
CPUももちろん重要ですが、SSDやグラフィックカードにも予算を割り振る必要がある動画編集用パソコンでは、Ryzenを選択することによってかなりのコストダウンを図ることができるのは間違いありません。
Ryzenにすることでグラフィックカードを1ランク上げるなんてことも可能でしょう。
Ryzen5搭載の動画編集用PCを選ぶときのポイント
編集ソフトがマルチコア対応か確認する
性能の良いグラフィックカードを合わせて使おう
なるべく低価格に抑えたいクリエイター向き
Ryzen5搭載のオススメ動画編集用パソコン
Ryzen 5 5XXXシリーズを搭載したデスクトップパソコンは10~15万円前後が相場となっています。
Ryzen5のゲーミングパソコンを動画編集用で使用する場合はストレージが十分に確保されているか確認しておきましょう。
マウスコンピューターのRyzen5搭載動画編集用パソコン

mouse MH-I5U01
CPU: Ryzen 7 5700Gグラフィックス:Radeon Graphics
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB
109800円 ⇒ 99800円(税込)
パソコン工房のRyzen5搭載動画編集用パソコン

LEVEL-M7P5-R56X-NAX
CPU:Ryzen 5 5600Xグラフィックス:GeForce RTX 3050 8GB GDDR6
メモリー:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB
129800円(税込)
ドスパラのRyzen5搭載動画編集用パソコン

Lightning AH5
CPU:Ryzen 5 4500グラフィックス:GeForce GTX 1650(6GB)
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:500GB M.2 SSD NVMe
82980円(税込)