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教材コンテンツをSCORM変換することのメリット

SCORM

※2019年3月に更新しました。

SCORMとはEラーニングの世界標準規格のことです。

Sharable Content Object Reference Modelの略語であり日本語では、「共有可能なコンテンツオブジェクト参照モデル」ということで、Eラーニングにおける共通化を実現できる規格です。

SCORMはアメリカのADL(Advanced Distributed Learning アメリカの国防総省や連邦政府により設立)により定義・公開されており、今ではEラーニングの共通規格としてディフェクトスタンダードとなっているものです。

このエントリーでは教材コンテンツをSCORMに準拠させることで一体どのようなメリットがあるのか解説しましょう。

教材コンテンツをSCORM変換することのメリット

教材・学習コンテンツをこのように標準化することのメリットは以下のようなものがあります。

1.学習コンテンツを再利用しやすくなる
2.各学習コンテンツにアクセスしやすくなる
3.相互互換が可能となる

というものであり、これらを念頭に開発されることによりEラーニングにおける開発等のコストが低減がはかれるというものです。

Eラーニングにおいての学習の提供方法については、ネットで学習コンテンツを配信をするというやり方が一般的であり、こうした配信システムもSCORMでは定義されているのです。

その際には学習履歴情報も併せて管理がなされており、これによって学習の進度などをそれぞれの学習者単位で管理をすることが可能になっています。

また、SCORMにはコンテンツアグリゲーションという重要な機能があります。

コンテンツアグリゲーションとは互換性を高めるためのものです。

これは学習コンテンツごとに関連するキーワードや、製作者、バージョン、紹介部分などをSCORMで企画されているXMLのフォーマットに変換して記入し、これを学習コンテンツと一緒に登録をするというものです。

このことにより、登録された情報から必要な学習コンテンツが容易に選択できることが可能になる仕組みがSCORMに内蔵されているのです。

特に様々な学習コンテンツを配信し、学習の進捗状況を記録して順番にコンテンツを提供していくといった一連の作業を共通したプラットフォームで行うことが出来れば、コンテンツ提供サイドからすると負担の軽減をはかることが可能になります。

そのためには、現在、それぞれの学習コンテンツ提供をしている会社・事業者が、現在の学習コンテンツの仕組みで使えるよう、共通規格(SCORM)に準拠したファイルに変換する必要があります。

SCORM変換することにより、学習管理システムLMSにより提供しなくてはならない様々な学習コンテンツの提供と、学習者の情報の管理、学習の進捗の支援を行うことが可能となるのです。

Eラーニングは既に様々な規格で学習コンテンツが提供されていますが、これらを世界標準のSCORM規格に変換することは生産性・効率性の向上につながることになるでしょう。

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