パソコンゲームをやる人ならばSSDというPCパーツがあることを知っていると思います。
グラフィックボードやCPUなどのパーツと同じく、SSDもゲームパソコンのスペックを考える上で無視できない存在です。
SSDの価格が安くなってきており、以前ほどSSDに対する期待感を抱くユーザーは少なくなっているように思えます。
HDD(ハードディスク)とそれほど変わらないという声もあります。
ここではゲームパソコンにSSDが本当に必要なのか?
SSDとはどんなものか?ゲームをする上でどんな役割を果たしてくれるのか改めて解説しましょう。
この動画ではHDDとSSDをそれぞれ搭載したパソコンで、ゲームの起動時間を比較しています。
ファイナルファンタジーXIVやファンタシースターオンライン2のような人気タイトルで比較しております。
SSDでどの程度早くなるのかよくわかるのでぜひ視聴してみましょう。
SSDは一言で表現すると容量の大きなフラッシュメモリのようなものです。
それがパソコンゲームをするのに何か影響するのかというと、実はとても大きなメリットになるのです。
HDDが動く時は、内部にある円盤が回ることでデータが読み込まれます。
物理的に動いているので、カリカリと音がしますし読み込みにも時間がかかります。
しかしSSDでは内部で円盤のような機械が動くことがないので、読み込みが圧倒的に速いです。
その上、音も静かなことが特長です。
また、HDDは内部に抱える機械が破損すると故障します。
そういう意味でSSDより耐久性が低く衝撃にも弱いです。
グラフィックボードの性能ほどではありませんが、SSDの持つ優れた読み込み速度はゲームの快適性に影響します。
それが顕著なのはプレイ中に何度も出くわすロード場面です。
SSDだとHDDに比べてロード時間が遥かに短くなるのです。
マップの切り替わる時などにその効果を実感できるでしょう。
パソコン本体やブラウザ、ゲームクライアントの起動が速くなることも間接的にゲームの快適性を高めてくれるでしょう。
そんな優れたSSDですがデメリットがないわけではありません。
最大の欠点は安くなったとはいえ、容量あたりの価格がHDDよりも高いことです。
初めて世に出た時と比べると遥かに安くはなりましたが、それでも同じ容量ならSSDはHDDよりも値段が高いです。
また、SSDはHDDと違って書き込み回数に上限があります。
ただし、最近は技術の進歩によってこの上限がかなり高くなっています。
今ではSSDが書き込み上限による寿命を迎える前に、パソコンのその他の部分が故障する見込みの方が大きいとされています。
したがって、ゲームパソコンには是非ともSSDを入れるべきです。
極度にお金に困っているのでなければ黙ってSSDを選びましょう。
大容量のSSDを買うお金がないなら、システムドライブ(パソコンの動作に関わるOSをインストールする部分)をSSDにして、データの保存はHDDに任せるという併用もできます。
こんな感じです。
プレイしているときにSSDで処理速度の速さが大きく変わるものではありませんが、パソコンの寿命が長くなると考えるとSSDの搭載を断念する意味はありません。
BTOパソコンショップならSSD搭載のパソコンに内蔵HDDを追加で搭載するなどの相談は乗ってもらえます。
またRAID設定も任せることができるので安心です。(作業料金は別途発生しますが)
mouse MH-A5G1B
CPU: Ryzen 5 4500124800円 ⇒ 99800円(税込)
raytrek 4CDH
CPU:Core i5-13400F139980円(税込)
GALLERIA UL7C-AA3
CPU:インテル Core i7-12700H99980円(税込)
SENSE-M0P5-R56X-NAX
CPU:Ryzen 5 5600X128800円(税込)
マウスコンピューターではM.2 SSDを搭載したゲーミングPCが多く、処理速度の高さが予想されます。
夏と年末のセール期には既存製品のストレージ無償アップグレードサービスもあり、7・8月と12月は購入時期としてねらい目です。