テレプロンプターはテレビ局の定番撮影機材ですが、実はユーチューバーのようなweb動画配信をする方にも非常に便利なアイテムです。
「カメラに向かってしゃべるのが苦手!」
カメラを目の前にすると途端に噛み噛みになってしまう方にはぜひオススメです。
テレプロンプターは喋りが苦手なユーチューバーさんのお助けアイテムです
ここではテレプロンプターの活用方法と通販で販売されている格安のweb動画配信向け小型テレプロンプターの中でもオススメの製品を5種類人気の高い順に紹介します。
撮影されると途端に喋られなくなる方はぜひ読んで参考にしてみてください。
テレプロンプターは簡単に説明すると、カメラの前にカンペを出して演者を補助するための撮影機材で、テレビのアナウンサーが必ずと言ってよいほど使用しているアイテムです。
ニュースキャスターやアナウンサーは難しい政治用語や人名・固有名詞を失敗なく読み上げていますよね。
あれは失敗しないよう原稿を丸暗記しているのではなく、特殊なカンペを用いて原稿を読み上げているのです。
テレプロンプターはカメラの目の前にガラスを一枚用意し、そのガラスに文字を反射・投影する撮影機材です。
演者はその文字を読み上げるだけで常にカメラ目線となり、原稿を読むために下を向くことなく流暢に演説することが出来るのです。
顔を上げて喋ると堂々として見えますよね
演説の巧みさで人気があったアメリカのオバマ大統領も据え置き型のプロンプターで原稿を使わないスピーチを行っていたことはあまりにも有名です。
カメラや大勢の前で難しい言葉を原稿なしにスピーチするのは誰がやっても難しいですが、プロンプターを使えば誰でも初めて読む原稿であったとしても堂々と読み上げることが出来てしまうのです。
テレビ番組は緻密な台本をもとにプロのアナウンサーやコメンテーターがリハーサルも行って作り上げられています。
ではユーチューバーの動画はどうでしょうか?
台本もシナリオもなく、トークの訓練もしていない演者がカメラの録画を開始してからその場で思いついたことを話し、その映像を編集する。
これでは撮影が終わった後に動画編集に四苦八苦するのは当然ではないでしょうか。
台本無く撮った動画を編集するほど難しいことはありません
人々のYouTubeの視聴時間はテレビの視聴時間を追い越しつつある中で、視聴者の目はますます肥えていきます。
行きあたりばったりの動画から、視聴者に選んでもらえる動画にするためにはやはりそれなりの撮影機材が必要です。
その中でも注目なのがテレプロンプターです。
業務用のテレプロンプターは数十万円しますが、スマホやタブレット向けのテレプロンプターはかなり安価で販売されています。
テレプロンプターを使うことでセリフを正しく読むという負担から解放され、カメラを前にした固い表情が緊張から解き放たれ、好感度が増すのは目に見えていますよね。
Parrot Teleprompter LLCのテレプロンプターはコンパクトで自撮り動画を撮影する方に最適な設計になっています。
スマホに専用のプロンプターアプリをインストールして作るロール(テロップ)を読み上げることで、違和感のないスピーチ映像が撮れるアイテムです。
この動画ではユーチューバーのGyueenさんがParrotテレプロンプターを紹介しています。
一見しゃべり慣れたユーチューバーさんでも話がまとまらなくて困るそうです。
このテレプロンプターを使って実際に撮影した動画が9分20秒以降で確認できます。
どの程度自然なかんじでしゃべられるようになるのかがよく分かるのでぜひ視聴してみましょう。
Parrotのテレプロンプターはまず価格が安いことと、持ち運びしやすい軽量コンパクトな製品であることが特長です。
数十万円するテレプロンプターと比較するとチープな製品であることは否めませんが、ユーチューバーのように手軽な自撮り動画で流暢にしゃべりたい方には最適な製品でしょう。
広い画角で撮影するのが難しいという欠点もありますが、手軽さは抜群です。
価格は少ししますが撮影用にもセミナー・スピーチ用にも使える便利なプロンプターがページワンのipad用プロンプターです。
卓上用としても使うこともでき、三脚に備え付けることも出来るようになっています。
滑り止めが付属した台座(タブレット用トレー)・ミラー取り付け用の伸縮棒とミラー本体、カメラフードの他にキャリングケースも付いており、持ち運びを自由にできるところも魅力です。
尚、カメラ撮影の場合カメラ用の三脚が別途必要になります。
Caddie Buddyのテレプロンプターはカメラステーとテレプロンプターが一体型になった製品です。
非常にシンプルな構造でテレプロンプターが実現しており、お値段もそこそこです。
私もこのテレプロンプターを購入しました。
決して安い製品ではないと思いますが、使い勝手も良くて持ち運びやすいです。
三脚ひとつでセッティングできるところがワンマンのビデオグラファー向けと言えるでしょう。
ワタシのようなぼっちクリエイターには最適です!
iPad用テレプロンプターで業務用のカメラも対応できる製品がTelmax PROIPEXのプロンプターでしょう。
メーカーサイトから直接購入する方が安く買えますが、返品が出来るのかどうか不明なので、不安な方はAmazonで購入するのがベターです。
先ほど紹介したCaddie Buddy テレプロンプターよりも作りはしっかりして頑丈そうですが、少々高いのが難点。
Amazonで販売されている最安値のテレプロンプターです。
三脚は付属していませんが、カメラを置けるトレーも付いているので1本の三脚で運用できる点は高評価できます。
リモコンも付属しており試しに購入するには最適なのではないでしょうか。
こんな感じです!
お手軽なミニテレプロンプターから業務用として使えるテレプロンプターまで幅広く紹介しましたよ。
テレプロンプターは使い方によって選んでみてください
ユーチューバー向けにはスマホで使えるテレプロンプターで十分だと思います。
映像制作向けに活用するなら大型の業務用ビデオカメラを利用できるテレプロンプターがオススメですが、一眼レフカメラやミラーレス一眼で撮影するなら安価で軽量なテレプロンプターでも十分役立つと思いますよ。
これで噛まずに撮影できて編集がグッと楽になりそうですね。
テレプロンプターがあれば演者の負担が減るので、商品・サービスPR動画をお客さんに提案する際もアピールできます。
プロのクリエイターなら買っておいて損はない撮影機材ではないでしょうか。