カメラバッグに機材を収納するときに注意したいコト

この記事は2024年7月に更新しました。また記事にはプロモーションが含まれています。

 

一眼レフカメラはレンズや撮影機材が増えてくると専用のカメラバッグが欲しくなります。

 

ほとんどの方がデザインと価格で購入を決めると思いますが、適切でないカメラバッグを購入するとかえってレンズやカメラを傷めてしまうことがあります。

 

このエントリーではカメラをカメラバッグに収納するときに注意したいコト、そして自分のカメラに合ったカメラバッグの探し方について解説します。

 

この動画でビデオグラファー向けのカメラバッグの選び方を解説しました。
最初のカメラバッグ選びで失敗しないよう詳しく解説しているので合わせて視聴してみてください。

カメラバッグに機材を収納するときに注意したいコト

人によって量は異なるものの、カメラ機材はとてもかさばるものです。

 

そのため、きちんと整理しながら機材をカメラバッグに収納することが大切です。

 

カメラバッグ,仕切り,中仕切り,中身
中仕切りが豊富なマンフロットのカメラバッグ

 

特に注意しなければいけない事は、カメラ機材をバッグの中できちんと分けるということです。

 

バッグの大きさが足りないからといって、機材をそのままバッグにいれてしまうなら傷が付いてしまったり、時には機材同士が衝突してしまい壊れたりすることもあります。

 

なので機材が多い場合には、バッグを購入する時に機材を仕切りで分けて収納できるタイプのものを選ぶようにしましょう。

 

さらにそれぞれの機材をバッグの中できちんと別々に保管できるように仕切りを調整できるかという点も大切です。

 

 

もちろん機材がもともと多くない状態であれば、仕切りの調整はそれほど必要ないかもしれません。

 

しかし基本的にレンズの大きさ、バッテリーのサイズ、携帯する付属品などはそれぞれ異なっているものです。

 

そのため仕切りが固定式の場合には、ピッタリのサイズではないケースもあります。

 

カメラバッグ,仕切り,中仕切り,中身
間仕切りのあるカメラバッグ

 

仕切りが大きすぎれば機材が自由に動いてしまい故障の可能性もあり、小さすぎると機

 

材を圧迫してしまうこともあります。

 

インナーボックス
間仕切りのあるカメラバッグ

 

なるべくならカメラバッグ内の仕切りは取り外し可能なものを選び、仕切りがないメッセンジャーバッグなどは別売りのインナーボックスを用意してカメラとレンズ同士がぶつかって破損しないようにしましょう。

 

インナーボックスはハクバがオススメです。

 

 

普通のリュック・バッグをカメラ用で使える?

カメラバッグはたくさんの種類がありますが、カメラバッグのデザインはダサいというイメージを持つ人は少なくありません。

 

日常からお洒落なバッグを持ち歩く方や女性にとっては、カメラバッグを購入するよりもむしろ自分が気に入っているバッグでカメラを持ち運びたいと思うでしょう。

 

ここでは普通のリュックやバッグをカメラ用で使えるのか? カメラを安全に持ち運ぶ方法を考察してみましょう。

 

カメラユーザーにカメラバッグが売れている理由

 

普通のバッグやリュックとカメラ用の物ではどのような違いがあるのでしょうか?

 

カメラバッグ中身のクッション素材

 

大きな違いとしては、カメラ用でないため緩衝材がバッグに入っておらず、万が一バッグが障害物などにぶつかってしまった場合にカメラが直接衝撃を受けることになってしまいます。

 

その結果、知らないうちにカメラにキズが入ったり、故障しているということもあります。

 

そして通常のバッグではバッグ内が仕切りによって区切られていないため、移動中に機材同士がぶつかってしまう可能性も非常に高くなります。

 

こうしたカメラに損傷を与える可能性があっても通常のバッグやリュックを使いたいということであれば、使うことはできるでしょう。

 

しかしカメラへの影響を考えると、通常のバッグを使ってカメラを持ち運ぶのは得策ではありません。

 

仮にカメラ機材に緩衝材を巻きつけて衝撃にも耐えられるようにしたとしても、レンズやカメラ本体を使用する時に毎回緩衝材を外さなければならないのは大きな手間になってしまいます。

 

手軽に安全にカメラを持ち運ぶのは断然カメラバッグが良いです。

 

探せば見つかる!カメラバッグに見えないカメラバッグ

 

カメラを通常のバッグやリュックに入れて運びたいと感じる方の多くは、カメラバッグのデザインがあまり好きではないと感じるからかもしれません。

 

しかしカメラバッグの中には多くの種類があり、中には通常のバッグとほとんど外観が変わらないようなタイプもあります。

 

例えばショルダーバッグ型、ブリーフケース型などのカメラバッグは、デザイン面で特に通常のバッグとの差が少ないものになります。

 

また、カメラバッグのメーカーによっても特色があります。

 

たとえば、マンフロット(Manfrotto)やロープロ(Lowepro)のようなプロ向けの機材を扱う専門のメーカーはカメラの保護を重視した設計で、外観もカメラバッグらしいものが多くなっています。

 

 

一方で、 ハクバ(HAKUBA)やエツミ、OUTDOOR PRODUCTS (アウトドアプロダクツ) のようなメーカーでは一般的なバッグにも見えるようなカメラバッグが多く取り揃えられています。

 

 

 

誰もが知るような有名なブランドでもこうしたタイプのカメラバッグを販売しているため、さらに通常バッグとの差を感じにくいものです。

 

それでもカバンの中にはきちんと仕切りが付けられているのでレンズなどの保管も問題ありませんし、内面にはクッション材も入っているためカメラを衝突から守ることができます。

 

一見だけではカメラバッグに見えないナショナルジオグラフィックのカメラバッグ

 

また、カメラバッグらしくないデザインのカメラバッグをリリースしているバッグメーカーでナショナルジオグラフィックやピークデザインがあります。

 

デザインとカメラバッグとしての機能性も備えた製品が多く、カメラユーザーにも人気があります。

 

開けてみると収納量も多くクッション素材で包まれているピークデザイン スリングバッグ

 

なので、通常のバッグやリュックをカメラ用として使用するのではなく、オシャレなカメラバッグを普段用と兼用するという方が良いと言えます。

 

その場合は仕切りの緩衝材となるクッションやインナーケースは取り外しできるものを選ぶと良いでしょう。

 

探してみるとデザイン性のよいカメラバッグもたくさん販売されています。

カメラバッグを自作する

ハクバのクッションボックス

 

それでもやっぱり自分のお気に入りバッグでカメラを持ち運びたいという場合はクッションボックスを活用してカメラ本体・レンズを安全に持ち運びましょう。

 

 

カメラをバッグに入れっぱなしにする人は要注意!

そして人によってはカメラバッグの中に長時間カメラや機材を保管するという方もいるでしょう。

 

そのような時にはきちんと湿気対策を行なうよう注意しなければなりません。

 

特にレンズにカビが生えるような事があるなら、レンズの機能低下や撮影した写真にフレアが発生してしまうなどの著しい性能の低下を引き起こしてしまいます。

 

レンズの機能低下も問題ですが、レンズ自体の価値もカビによって大きく低下してしまいます。

 

小ぶりな乾燥材が何個も入っているハクバのカメラ用強力乾燥材

 

ですからバッグの中に保管する時には乾燥剤などをカメラバッグに入れておくのも良いでしょう。

 

 

カメラバッグに機材を収納するときに注意したいコト まとめ

但し乾燥しすぎも良くないので、湿度を40%から50%に保つようにしましょう。

 

カメラバッグに機材を収納する時には、バッグ内に仕切りがあるかどうか、加えて仕切りの調節が可能かどうかをチェックするようにしましょう。

 

さらに機材を守るために乾燥剤をバッグに入れることも必要になることがあります。

 

仕切りが充実したマンフロットのカメラバッグ

 

 

インナーボックス

 

 

カメラ用の強力乾燥剤