
7月30日に突然発表があったATEM Mini ISOの情報が少しづつ公開されてきています。
ざっくり紹介するとATEM Mini Pro ISOに入力したすべてのソースを別々に収録する機能が備わっているようですね。
私はATEM Mini Proの納品待ちの状態でATEM Mini Pro ISOの発売開始の情報を聞き、慌てて注文し直ししました。
商品到着前に調べて分かったATEM Mini Pro ISOの性能をまとめます。

2024年 2月 監修者:ビデオ制作ディレクター / MDM合同会社 代表 水田吉紀
2012年 営業職から映像製作会社に転職し、映像カメラマンの業務に携わる。
2020年 MDM合同会社を設立。ライブ配信業務を中心にビデオ撮影・動画編集の仕事を請け負っている。
以下、プレスリリースより引用)
・コントロールパネルをベースにした小型デザイン
・各入力を個別のISOファイルとして収録する機能を内蔵
・DaVinci Resolveプロジェクトファイルを保存し、ライブプロダクションをワンクリックで編集可能
・4台までのカメラ/コンピューターを接続可能
・ATEM Mini Proではイーサネット経由でライブ配信をサポート
・USB出力はウェブカムとして認識され、あらゆるビデオソフトウェアを使用可能
・すべてのHDMI入力でフォーマットを自動変換および同期
・無償のATEM Software Controlを同梱(Mac/Windows対応)
・タイトル、オープニング、ロゴ用のRGBAグラフィックを20個までロードできるメディアプール
・グリーンバックの作業に適したATEM Advanced Chroma Key
・ATEM Mini Proのマルチビューでは全カメラのモニタリングが可能
・リミッター、コンプレッサー、6バンドEQなどに対応したオーディオミキサー
接続端子の数や操作性はATEM Mini Proとほとんど同じのようです。
HDMI outで映像出力したモニターにすべてのカメラのモニタリングができ、最大で4代のカメラと4台のパソコンを接続することができます。
Blackmagic Designの発表では
・各入力を個別のISOファイルとして収録する機能を内蔵
・DaVinci Resolveプロジェクトファイルを保存し、ライブプロダクションをワンクリックで編集可能
とあったので、どんなファイルで保存されるのか?
DaVinci Resolveのプロジェクトはどのように生成されるのかが気になっていました。
Blackmagic Designの公式動画で公開されましたので紹介します。

ATEM Mini Pro ISOで全ソースを録画した場合のフォルダは上の画像のようになっています。
1つのフォルダにAudioとVideoの専用フォルダが作成されているのがわかります。
またDaVinci ResolveのプロジェクトとDemoのMPEG4ファイルも確認できますね。

Audio Source Files内には6つのWAVファイルが保存されています。
4台のカメラ音声と2つのマイク音声が別々で記録されています。

Video ISO Files内には4つのMPEG4ファイルが確認できます。

DaVinci Resolveプロジェクトを開くと撮影後にも自由に編集できるようになっています。

読込んでいるファイルもフォルダごとに整理されて保存されています。

撮影中のスイッチミスも編集でいくらでも修正できるようになっているようです。

またDaVinci Resolveプロジェクトでは撮影時に設定したトランジションも後々変更できるようになっているようですね。
ATEM Mini Pro ISO は撮影後でも自由に編集ができるのが最大のメリットです。
ライブ配信後にスイッチミスを修正したり、DaVinci Resolveでカラーグレーディングを行うことで映像のクオリティアップが可能です。
ATEM MiniやProではすべての入力を記録するには、個々のカメラで内部収録せねばなりません。
データの管理や後編集も大変です。
ATEM Mini Pro ISOなら30分以上収録できない一眼カメラであっても、バッテリーとメディアの容量がある限り無制限に収録可能です。
一眼カメラでライブ配信やマルチカメラ撮影する方には最高のスイッチャーとなりそうです。
この記事を書いている時点で、30分の撮影時間制限がない一眼カメラは最新のミラーレス一眼やハイエンドモデルに限られています
このため、新しくカメラを買い替えるよりもATEM Mini Pro ISOを買ったほうが安く上がりそうですね。