カメラリグってご存知でしょうか?
別名カメラケージとも呼ばれているもので、カメラの装具とでもいいましょうか。
写真専門でカメラを使っている方にとってはほとんど無用のものですが、動画専門でカメラを使っている方にはちょっと憧れのアイテムです。
現在私が使用しているα6500にカメラリグを用意する必要があり調査しました。
α6500でカメラリグを検討している方にオススメのカメラリグを紹介します。
カメラリグはそもそも何のためにカメラに装着するの?っていうお話し。
元々動画を撮るのはビデオカメラのお仕事だったのですが、その中でも肩に担ぐタイプのものがプロ用と呼ばれるものでした。
今でもロケの撮影で使われることもあります。
昔は高画質なカメラは大きくしないと作れませんでしたが、これはこれで肩に乗せることで安定し、ブレも少ない。というメリットもありました。
そこで段々とカメラの製造技術が向上することで小型化が進み、軽量になって楽に撮影できるようになりました。
だけど、今度は重さがない分安定しにくくなってきたのです。
このように小型化するカメラの撮影で安定感や強度を増すために普及が始まったのがカメラリグやカメラケージです。
動画撮影では10倍程度のズームレンズを合わせて使いますが、カメラリグがあればレンズとボディの重さのバランスも改善されます。
メーカーの技術力でカメラが小型化しているのに、ユーザーが重さを増やすなんておかしな話に思えるかもしれませんね(笑)
またプロの映像撮影ではカメラだけではなく、照明や音声機器(外部マイクやワイヤレスマイク)、外部モニターや外部レコーダーが必要になります。
その場合にカメラリグがあると拡張性が高まるというメリットがあります。
あと、誤解を招く覚悟で言わせていただくと「ハッタリ」が効きます。
SONY α9やPanasonic GH5など業務用機器としての性能を十分持ち、非常に美しい映像が撮れ、それでいて超小型です。
しかし、カメラについて何も知らないお客様の場合「こんな小さなカメラで… 大丈夫かな?このプロダクションは?」と思う場合もあるでしょう。
そんな時にカメラリグを装着すれば、だれも文句は言いません。誰が見てもプロだと思われるでしょう。
SONY α6500も動画用カメラとして注目されているミラーレス一眼カメラです。
6K相当の映像を4K画質に凝縮して出力でき、Logでの撮影も可能です。
最初は汎用のカメラリグで探していましたが、α6500専用でカメラがぴったり納まる製品がいくつか見つかりました。
ここではユーザーにも人気が高いカメラリグを順番に紹介します。
α6500には専用のカメラリグが販売されています。α6500以外ではPanasonic GH5やソニーα7シリーズの専用リグがあります。
また、汎用リグはどの一眼カメラにも装着できるようにゆったりとしたサイズになっているのが特長です。
私の場合ハンディ撮影でも臨機応変に利用できるように、カメラのサイズに合わせた専用設計のリグを探すことにしました。
なかでもα6500ユーザーに評判が良い製品がSMALLRIGのα6500用ケージです。
SMALLRIGのケージが気になる方のために以下のエントリーで開封~使用感のレビューをしています。合わせて読んでください。
可変式ハンドル付きでSMALLRIGとデザインも似たα6500専用設計のリグがCAMTAGEです。
SMALLRIGと同様にカメラを装着したまま電池交換もできるし、ケーブル装着もリグが干渉することはありません。
ギリギリまでこれを購入しようと悩みましたが、カスタムキーC1・C2が押しにくそうなので、SMLLRIGにしました。
コスパ良いと思います。
汎用のケージで価格も安く、カッコイイのがNEEWERのケージセットです。
一応SONYとPanasonicのサイズに設計されているようです。
Canonでも80Dならいけそうですね。
このお値段でハンドル、ロッドシステムも付いているのは魅力的です。
カメラリグの老舗 TILTAのα7シリーズ専用設計リグです。少し高さが大きいですが、α6500にも使えます。
4グレード用意されており、最上位グレードになると完璧なリグになります。
アルマイト処理されており、品質・信頼性はピカイチです。
ちょっとお値段は高いですが、作りがしっかりしている分長持ちするでしょう。
FOTGAのリグはショルダーパッドやEVFアダプター、ロッドシステムがオールセットになっています。
あとはフォローフォーカスとマットボックスを装着すれば完璧なリグを組むこともできます。
同じメーカーからフォローフォーカスセットとマットボックスも発売されています。
本気のカメラリグをセットアップする方にオススメです。
こんな感じ!
リグ・ケージはそのほとんどが中国製品です。
これ、みんなものすごく不安を感じると思いますが、中国製のリグの完成度は全体的にかなり高いです。
コストパフォーマンスを考えると十分ですよ。
ちなみにやっぱり専用設計のSMALLRIGはイイです。