29Sep

動画編集では音のレベル合わせを必ず行い、編集後の動画の音量レベルを統一します。
プロが使う動画編集ソフトには大半が音声の編集ソフトが同梱されていますので安心です。
特に動画編集ソフトEDIUSでは音の編集ソフトが非常に優れています。
が、EDIUS初心者が意外とつまづきやすい音声編集ソフトの使い方とコツを解説いたします。
目次
ステレオ音声とモノラル音声を同一トラックで並べられるEDIUS
EDIUS 6は他の音声編集ソフトと何が違うのか。
ご紹介したいと思います。
説明するに当たって用意した音源素材がこちらです。
「ステレオの音声 左 右 左 右 左 右」
という人間の声が録音された音源です。
このファイルはステレオ仕様の音源で、右トラックと左トラックに音源が記憶されています。
この音源を再生した時に「左」が左から、「右」が右から聞こえない環境の方はステレオ環境になっていないことになります。
その場合は音響設定をステレオ環境に設定してから見た方がわかりやすいでしょう。
もうひとつの音源素材がこちら。
「モノラル音声 モノラル音声 モノラル音声」
という人間の声が録音された音源です。
こちらはモノラル音源ファイルとなっています。
声は真ん中から聞こえてきます。
この2つの音源をEDIUSで開きます。
この2つの音源を同一のトラックにドラッグできます。
他のソフト、例えばPremiaProではモノラル音声とステレオ音声を同一のトラック上に並べることはできません。
ここがEDIUSならではの特長で、モノラル音声とステレオ音声を同一のトラック上に混在させることができ便利です。
EDIUS初心者がつまづきやすい音声編集とミキサーの操作方法
EDIUSのミキサーについても解説しましょう。
メニュー欄の表示>オーディオミキサーを選択すると表示されます。
しかし、そのままオーディオミキサーのつまみをドラッグしても動きません。
オーディオミキサーを操作する場合は、まずコンソール下方の「オフ」をクリックしてモード選択します。
「トラック」を選択すると、フェーダー操作が音声トラック全体に反映されます。
「クリップ」を選択すると、音声クリップごとに音声編集できます。
配置したSEごとに音量設定を変えられる音声編集なのです。
EDIUSの音声編集ソフトで作業効率を上げるために知っておきたい2つの基本操作まとめ
私はiMovieからEDIUSに移行しました。
直感的に調整できるiMovieに対し、EDIUSはとても難しく感じたのですが
使っているうちに慣れてきました。
音量をクリップ単位、トラック単位と選択して調節出来るのはとても便利です。
また、EDIUSには基本の編集機能に加えてオーディオエフェクト機能も備えています。
オーディオエフェクト機能を利用すれば、撮影時の録音環境が悪い場合でも
編集で後から収録した音をクリアにすることもできます。
EDIUSのオーディオエフェクトについてはこちらのエントリー
「EDIUSで必ず利用したい2つの無料オーディオエフェクトプラグイン」を一読してください。
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