「将来ユーチューバーになりたい」という子供まで増えたように、YouTubeやニコニコ動画などの共有サイトに、誰でも気軽に動画を公開するユーザーが増えました。
それに比例して、動画編集を手掛ける人も急増しています。いまやプロにも劣らない映像制作に力を注ぐ人もいます。
そんなユーチューバーに最も人気がある動画編集ソフトがAdobe Premiere ProCCです。
ここでは、Premiere Proでオススメの動画編集用パソコンとはどんなものか?
デスクトップ、ノートパソコンそれぞれ紹介いたします。
>>Premiere Proにおすすめのパソコンをすぐに確認したい方はこちら
2018年からBTOパソコンを使った動画編集の検証を実施し、これまで年間20台以上 累計100台以上のパソコンレビュー記事を執筆しました。PC通販サイトとコラボで動画編集用のパソコンの企画・販売や当サイト限定クーポンの配布を行っています
Adobe社が開発・販売しているPremiere Proは、幅広いファイルベースフォーマットに対応している動画編集用ソフトとして、高い評価を受けています。
業務用としても利用されることが多いのですが、最近ではユーチューバーなどのアマチュアユーザーの利用率も増加しています。
同社では、After Effectsが動画編集用ソフトとして販売されていますが、こちらは素材となる画像やクリップ・テキストなどを上下に重ねたり動画に複雑な動きをするアニメーションを加えるといった作業を施すソフトウェアです。
ゼロベースから映像を作り出すことができるため、詳細な加工と短い尺のアニメーション動画を作成するときなどに活用できます。
対してPremiereProは、クリップを時間軸に沿って横並びさせていく作業となります。
いくつもの動画のカットを繋げるのが主な作業とするので、比較的長い尺の動画編集に向いています。
PremiereProでもテキストや画像を動画に加えることができますので、ほとんどの動画編集はPremiereProで十分対応できるでしょう。
この動画「失敗しない動画編集用のパソコンの選び方を解説」ではPremiereProCCも想定したオススメのパソコンの仕様を解説しています。
この他にもPremiereProのメディアキャッシュファイルの保存先の設定を解説した動画もあるのでぜひチャンネル登録してください。
【Premiere Pro 体験版】ではどのような操作方法なのか、また機能があるのかを詳しく知りたい方のために、公式サイトにて体験版のダウンロードが可能です。
※ダウンロードの際にはAdobe IDの取得が必要となります。
Premiere Proは業務用にも適していることから、かなり高いスペックが求められます。その中でも特に重要視されるのが、グラフィックボードです。
Premiere ProはNVIDIA社が提供しているCUDA機能に対応した動画編集ソフトです。
これはエフェクト加工することに機能発揮するので、それに対応したグラフィックボードが必須といえます。
NVIDIA GeforceもCUDA機能に依存したグラフィックボードですので、そちらを選んでも使えないことはありません。
ちなみに、Premiere ProはAfter EffectsやPhotoshopと連携が可能で、10bitのカラーコレクションにも対応できるようになっています。
将来的に複雑な動画編集にもチャレンジしてみたい方はQuadroの選択が良いのではないでしょうか。
CPUはパワーのあるCore i7以上を、メモリは8GB・16GBもあれば間違いないでしょう。
HDDは扱うメディアファイルのサイズが大きいことから大容量の内蔵HDDを用意することをオススメします。
モデル名 | G-Tune DG-I5G60 |
CPU | Core i5-14400F |
CPUクーラー | 空冷CPUクーラー |
グラフィックス | GeForce RTX 4060(8GB) |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
メモリ | 16GB PC5-38400 |
1stストレージ | M.2 SSD NVMe Gen4 500GB |
2ndストレージ | HDD 2TB |
チップセット | インテル B760 |
販売価格 | 199800円(税込 2024.7時点) |
第14世代のインテル Core i5-14400Fを搭載して処理速度を強化。
パフォーマンスは文句なしでしょう。
メインドライブにSSD・データドライブにはHDDを組み合わせて高速化&大容量のデータ保存をサポートしています。
グラフィックボードはNVIDIA GeForce RTX 4060(8GB)を搭載し、描写パフォーマンスも向上させています。
モデル名 | DAIV Z6-I7G60SR-A |
CPU | Corei7-137000H |
グラフィックス | GeForce RTX 4060 Laptop GPU(6GB) |
OS | Windows 11 Home 64ビット |
メモリ | 32GB PC5-38400 |
1stストレージ | M.2 SSD NVMe Gen4 1TB |
2ndストレージ | - |
チップセット | 非公開 |
販売価格 | 269800円(税込 2024.7時点) |
いくらコスパの良いBTOパソコンショップでもノートパソコンとなると、デスクトップに比べ割高感があるのは否めません。
しかし、じっくり探すと良い製品も見つかり、上で挙げたマウスコンピューターのクリエイターノートPCはミドルエンドのグラフィックカードを搭載しています。
メインストレージも十分にあるので、4K動画の編集にも耐えられますよ。
予算に余裕があればメモリーを32GBまで増強するのがおススメです。
PremiereProでフルHD編集しかしないのであれば、例に挙げたパソコンのスペックより下回っても必要十分です。
映像制作会社で評判の良いBTOパソコンショップを人気順に並べました。
BTOショップそれぞれのPremierePro推奨モデルをチェックしてみましょう。
マウスコンピューターではかつてAdobe PremierePro推奨のパソコンを用意していたことがあります。
現在は中~上級クラスのグラフィックカードを搭載した映像制作・動画編集向けのパソコンを用意しています。
データ容量が必要になる高画質な動画撮影にも対応できる映像クリエイター用パソコンなので安心して使えますよ。
G TUNE DG-A7G60
CPU:Ryzen 7 9700X274800円(税込)
DAIV FX-I7G7S
CPU:インテル Core i7-14700F338800円(税込)
>>販売終了しました
レノボではPremiereProやAfter Effectsユーザー向けにCG制作や高画質の動画編集にも対応できる専用モデルを用意してくれています。
メモリーは32GB、ELSA製のGeforceシリーズを標準搭載しており、PremiereProに最適な動作環境となっているのでオススメです。
Lenovo Legion Tower 5i Gen 8
CPU:Core i9-14900F249810円(税込)
ドスパラのAdobe PremierePro推奨パソコンは最短2日で出荷してくれるようになっているので便利です。
グラフィックカードにGeforce搭載PCとQuadro搭載PCがあり、After Effectsも使用する場合はQuadro搭載モデルがオススメです。
GALLERIA RM7C-R46T
CPU:Core i7-14700F209980円(税込)
※3月8日時点の価格です。最新の価格は公式ページをご確認下さい
GALLERIA RL7C-R45-5N
CPU:インテル Core i7-13620H149980円(税込)
※4月8日時点の価格です。最新の価格は公式ページをご確認下さい