インテル CPUのCPUソケット
自作パソコンでCPUを選ぶときに
AMD Ryzenとインテル CPUのどちらが良いか?
何世代を選んだらよいのか?
Core i5?i7? それともRyzen5かRyzen7?
選ぶ要素がたくさんあるので悩みは尽きませんよね。
ここでは動画編集やゲームに使うパソコンで、ミドルクラス以上のパソコンを自作したい方向けに
この記事の解説ポイント
✅2025年の主なCPU
✅インテル CPUのメリット・デメリット
✅AMD CPUのメリット・デメリット
✅内蔵GPUについて
✅自作パソコンにオススメのCPU9選
について解説します。
これから初めて自作パソコンに挑戦しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください!
この動画では自作パソコンを組みたい動画編集者の方向けにパーツ選びについて詳しく解説しました。
組み立て方については「自作パソコンの組み立ての流れを動画編集者さん向けに解説」で解説したので合わせてご視聴ください。
2018年からBTOパソコンを使った動画編集の検証を実施し、これまで年間20台以上 累計100台以上のパソコンレビュー記事を執筆しました。PC通販サイトとコラボで動画編集用のパソコンの企画・販売や当サイト限定クーポンの配布を行っています
インテル CPU | AMD CPU |
Core Ultraシリーズ |
Ryzen CPU(Zen5) |
第14世代 インテルCPU |
Ryzen CPU(Zen4) |
※2025年1月調べ
インテルCPUは最新の第14世代が2023年10月から出荷、2024年10月にはNPU(AI処理)を搭載したCore Ultraシリーズが登場しています。
その後BTOパソコンでは現在第14世代とCore Ultraシリーズのどちらかを選べる状況です。
Core Ultraシリーズのリリースで第14世代のインテルCPUの値段がやや下落しておりますが、動画編集で使うなら第14世代のインテルCPUが狙い目です。
Ryzen CPUは2022年9月に発売したRyzen 7XXXシリーズ(Zen4)以降、人気で在庫が少なく価格が高騰している状態が続いておりました。
2024年8月初旬にRyzen 9XXXシリーズ(Zen5)が発売開始となり、ようやくRyzen CPUが手に入れやすくなってきています。
今入手できる主なCPUとチェックしておきたい特長は以下の通りです。
24コア24スレッド、初のNPUを搭載したCore i9の後継モデルです。
ハイパースレッディング非対応となっているのも要注意です。
最大メモリ容量は192GBを継続です。
価格は10.7万円から12.8万円ほどになっております。
コア/スレッド数 | 24/24 |
定格クロック/ブーストクロック |
Eコア 3.20GHz/4.60GHz |
対応ソケット | LGA1851 |
最大メモリチャンネル数/最大メモリサイズ | 2/192GB |
内蔵GPU | インテル グラフィックス |
インテルクイックシンクビデオ | 〇 |
NPU搭載のCore Ultra 7 メインストリーム向け最新CPUです。
ハイパースレッディング非対応となっていますが、Core i7-14700KよりもWパフォーマンスが向上しております。
消費電力量が気になる動画編集ユーザーにもおすすめ。
内蔵GPU非搭載のCore Ultra 7 265KFも健在です。
コア/スレッド数 | 20/20 |
定格クロック/ブーストクロック | Eコア 3.30GHz/4.60GHzPコア 3.90GHz/5.40GHz |
対応ソケット | LGA1851 |
最大メモリチャンネル数/最大メモリサイズ | 2/192GB |
内蔵GPU | インテル グラフィックス |
インテルクイックシンクビデオ | 〇 |
NPU対応のCore Ultra 5はCore i5の後継。
マルチスレッド性能が非対応。
エンコードやレンダリングなど用途の幅も広く、性能の良いCore i5-14600Kと比べるとお買い得感はイマイチ。
コア/スレッド数 | 14/14 |
定格クロック/ブーストクロック |
Eコア 3.60GHz/4.60GHz |
対応ソケット | LGA1851 |
最大メモリチャンネル数/最大メモリサイズ | 2/128GB |
内蔵GPU | インテル グラフィックス |
インテルクイックシンクビデオ | 〇 |
Ryzen 9XXXシリーズのメインストリームCPU Ryzen 7 9700Xは8コア16スレッドです。
Ryzen 7XXXシリーズの時同様、発売当初は在庫切れで手に入れにくい状況でしたが現在は良好です。
価格もこなれているので自作ユーザーにはおすすめのCPUです。
ただしマザーボードの種類が少なくやや割高なので、自作パソコンの予算を抑えるのは難しい。
コア/スレッド数 | 8/16 |
定格クロック/ブーストクロック | 3.80GHz/5.50GHz |
対応ソケット | AM5 |
最大メモリチャンネル数/最大メモリサイズ | 2/192GB |
内蔵GPU | Radeon グラフィックス |
Ryzen 7XXXシリーズでも人気が高いRyzen 5 の新モデルはWパフォーマンスの高さで人気継続中。
内蔵GPUを搭載したCPU(APU)で大幅性能アップ。
動画・画像編集やゲーミングのライトユーザーにはメインストリームCPUで十分な性能。
最大メモリ容量は192GBにアップ。
ただしRyzen 7 9700Xと価格差が1万円ほど。どうせ買うならRyzen 7 9700Xのほうがイイかも...
コア/スレッド数 | 6/12 |
定格クロック/ブーストクロック | 3.90GHz/5.40GHz |
対応ソケット | AM5 |
最大メモリチャンネル数/最大メモリサイズ | 2/192GB |
内蔵GPU | Radeon グラフィックス |
Zen5アーキテクチャーが搭載されたRyzen 9XXXシリーズは、TDP値が120Wに大幅に抑えられています。
コストパフォーマンスの面でもRyzen 9 7XXXシリーズより優れており性能は申し分なし。
前の世代と比べゲーミング性能も上がったため、ゲーミングPCのCPUとしても選びやすくなっています。
Ryzen 9 5XXXシリーズの時ほど在庫不足に陥っていないので、これから初めてRyzen CPUでハイスペックな自作パソコンを組む方にはおススメ。
コア/スレッド数 | 12/24 |
定格クロック/ブーストクロック | 4.40GHz/5.60GHz |
対応ソケット | AM5 |
最大メモリチャンネル数/最大メモリサイズ | 2/192GB |
内蔵GPU | Radeon グラフィックス |
Ryzen 9XXXシリーズの最高峰。こちらも前の世代と比べて性能が大きく向上しています。
16コア32スレッドで、これに合うマザーボードやメモリ(DDR5)を選ぶと予算は高めになりますが性能は文句なしでしょう。
TDP値は170WでCPUクーラーは簡易水冷がおすすめ。
コア/スレッド数 | 16/32 |
定格クロック/ブーストクロック | 4.30GHz/5.70GHz |
対応ソケット | AM5 |
最大メモリチャンネル数/最大メモリサイズ | 2/192GB |
内蔵GPU | Radeon グラフィックス |
インテル CPUのCPUソケット
インテルCPUのメリットは、ゲームを含めてさまざまなソフトが正常に動作するという安心感や信頼性にあります。
特にゲーミング性能については、AMDのCPUと比べて基本的に性能が良いのが大きな特徴です。
自作パソコンをゲーミングPCとして活用したい場合、いろいろなゲームを楽しみたいという場合にはゲーミング性能が高いインテルCPUを選ぶのがおすすめです。
ただインテルのCPUの中でも、Core i3はゲームをするためのCPUとしては性能が若干低いため、できればCore i5以上のモデルを選択することをおすすめします。
インテルのCPUはゲーム以外でもさまざまなソフトに対応しているため、各ジャンルのソフトに関してプロ仕様のものを使用する予定があるときにはインテルのCPUにしておく方が無難といえます。
どんな用途でPCを使うか、まだその活用の幅が定まっていないという場合にも、さまざまなソフトが正常に動作するインテルのCPUがおすすめです。
とりあえず1台PCを持っておきたい、というような動機でPCを購入する予定の方は、インテルのCPUを選んでおいた方が後々も幅広い用途に使えるはずです。
昨今のインテルのCPUのデメリットとしては、消費電力が増加しておりコストパフォーマンスが若干悪いという点が挙げられます。
また性能自体はかなりいいのですが、Ryzenと比べると価格がやや高く、ランニングコストも重視する方にとっては選びにくい部分があるかもしれません。
価格やコストパフォーマンスは気にせず、あらゆる用途で使いやすい自作PCにしたいという方にはインテルのCPUが合っているといえるでしょう。
AMD Ryzen 7
AMD CPUのメリットは、コストパフォーマンスの高さです。
ある程度PCの価格を抑えたい方、なるべく安価に高性能なパソコンを手に入れたい自作パソコンユーザーに絶大な支持を得ているのがAMD Ryzenです。
2022年9月に発売開始した第4世代 Ryzen 7XXXシリーズ(Zen 4アーキテクチャー)はインテルCPUの性能を大きく超えたため、品不足となり手に入りにくい状況となっていました。
2024年8月にリリースしたRyzen 9XXXシリーズ(Zen 5アーキテクチャ)は在庫不足に陥っていないようで、比較的手にしやすいでしょう。
デメリットとしては、やはりアプリケーションによってはパフォーマンスが発揮できないという懸念が挙げられます。
ですが、あらかじめPCを使う目的がはっきり決まっているという方にとっては、AMD CPUのコストパフォーマンスの良さは魅力になります。
インテルCPUと比べると問題なく動作するソフトの幅は狭いですが、はじめから使うソフトがある程度決まっていれば、AMD CPUで動作するかどうかチェックすることができます。
AMD CPUは安価で処理性能が高いため、使用するソフトが快適に動作するとわかっていれば、コストパフォーマンスのいいAMD CPUを選ぶのがおすすめです。
GPUとは、主にグラフィック処理を行うプロセッサのことを言います。
具体的には、PCでプレイするゲームや動画・画像の編集などに関わってきます。
GPUのうち、CPUに内蔵されているものを「内蔵GPU」、もしくは「iGPU(Integrated GPU)」と呼びます。
内蔵GPUは、小さなCPUに内蔵されている分、単体のGPUに比べるとどうしても性能が低くなってしまいます。
とはいえ、よほど重いゲームや高度な動画編集等をするのでなければ、内蔵GPUでも十分問題ないほどの性能は確保できています。
特に最新の内蔵GPUはかなり高性能で、PCゲームも軽量設定であればプレイは可能なレベルに達しているほどです。
グラフィックカード。単体GPU、分離GPU、グラボ、ビデオカードなど呼び方が多数ある
それに対してグラフィックカード(グラフィックボード、グラボ、ビデオカードと同じ)と呼ばれる、GPUを搭載した独立したパーツで画像演算処理を行うことがあります。
これを分離GPUまたはdGPU(Discrete GPU)といい、内蔵GPUと分けて考えられています。
内蔵GPUと分離GPU(グラボ)は比較すると内蔵GPUのほうが劣るのは事実ですが、高度なグラフィック処理の必要がない作業に使う場合には十分な性能です。
また、内蔵GPUのメリットとして、汎用性が高いことも挙げられます。
分離GPU(グラボ)はゲーム等一部の用途に特化したものが多く、他のソフトを使った作業には最適化されていない可能性もあります。
単体GPUは、グラフィック処理性能に関しては内蔵GPUを大幅に上回りますが、その一方で価格が高いこと、電力の消費や発熱が激しいこと、十分な設置スペースを確保しなければならないこと、そして汎用性に欠ける点などのデメリットもあります。
高度なグラフィック性能が必要な場合は、単体GPUを選ぶべきですが、そこまで高性能なGPUにこだわる必要がないのであれば、価格もひかえめで設置スペースもいらない上、消費電力や発熱を気にする必要がない内蔵GPUで事足りることも多いです。
すべてのCPUが高性能な内蔵GPUを搭載しているというわけではないので、できるだけ高性能な内蔵GPUを選びたい場合には、あらかじめ性能をチェックしておきましょう。
動画編集等を目的として自作パソコンのCPUを選ぶ場合、マルチスレッド性能が高い・かつTDP値が低いCPUがおすすめです。
最新CPU搭載のデスクトップPCであれば、TDP値が低いCore i5やRyzen 5でも4K動画編集ができます。
Ryzen 5は同価格帯のインテルCPUと比べて、動画編集などに関しては高い性能を発揮してくれます。
コストパフォーマンスやワットパフォーマンス、
CPUの冷却等の面でも魅力的でしょう。
動画の編集というと、できるだけ画質を良くしたいと考える方が多いと思います。
ですがYouTubeにアップする動画では、画質よりも内容を重視した編集が求められることが多いです。
編集する動画がフルHD以下の画質でも十分なのであれば、使用するCPUもCore i5以上のスペックがあれば事足りるでしょう。
動画編集に特化したPCならAMD CPUの方がおすすめですが、手軽にYouTubeの動画編集に取り組むパソコンならインテルCPUの方が汎用性は高いといえます。
インテルCPUとAMD CPUではマザーボードへの取り付け方も異なります。
インテルCPUの場合、CPUソケットの保護カバーを取り外し、ソケットレバーを持ち上げてCPUをそっと乗せます。
向きなどに問題がないことを確認したら、レバーを元に戻してフックに引っ掛け、CPUを固定します。
CPUカバーのツメがネジの下に入り込んでいるかどうか確かめましょう。
AMD CPUの場合には、同じ手順でCPUソケットのカバーを開け、CPUを乗せます。
CPUとソケットにある▲のマークを揃えてレバーを下げ、CPUをロックします。
Core i5-14600Kは14コア20スレッドでスレッド数が増加していながら、コアあたりの効率性もアップしているのが特徴です。
さらにL2キャッシュも20MBと、高負荷な処理でも問題なく行なえます。
動画編集用の自作パソコンに選ぶCPUとしてもおすすめです。
パフォーマンスコアの定格クロック数が5.30GHzと高いのも特徴の1つです。
シングルコアでの処理性能も強いため、ゲームをする人にとっても選択肢にできるCPUパワーがあります。
intel64アーキテクチャが搭載されたことによって、物理メモリと仮想メモリで4GB以上のアドレス空間が使えるのも特徴の1つです。
全体的なパフォーマンスの向上が望めるため、一般用途としても使いやすいでしょう。
インテル Core i7-14700Kは20コア28スレッドと前世代よりもアップしたコア数が魅力です。
パフォーマンスコアとエフィシャントコアのハイブリッド構成は継続で、パフォーマンスコアの定格クロックが3.40GHzのハイパワー、最大ブーストクロックが5.50GHzになります。
高負荷な作業でも問題なく利用できるので、自作パソコンのCPUとしても最上位のレベルでしょう。
ハイパースレッディング機能が搭載されているため、ゲームを高いフレームレートで快適に遊びたい人にも向いています。
オーバークロックの性能も高く、安定して利用できるCPUの1つでしょう。
DDR5-5600の高速なメモリを搭載可能なことから、よりスピーディーな操作性も魅力です。
メモリは最大で192GBまで認識するため、高画質の動画編集などを行う時でも安心して利用できます。
Core i7 14700Kは動画編集用の自作パソコンに搭載するCPUとしても信頼できるCPUになるでしょう。
Ryzen 9 7900Xは12コア24スレッドのハイパワーが魅力です。
基本のクロック数も4.7GHzとブーストしなくても十分な数値があります。
ブーストすれば最大で5.6GHzとなります。
TDP値は170WとなっているのでインテルCPUと同じぐらいの消費電力はかかるでしょう。
前世代のキャッシュと比較すれば、最大で2倍になっているGame Cacheの機能が秀逸です。
後継のRyzen 9 9900Xが発売したことで、安くなることが予想でき2025年中も人気のCPUとなるはずです。
もちろんゲーム用途にも最適でしょう。
Core i7-13700は16コア24スレッドで高パフォーマンスコアと高効率コアが両立したCPUです。
ターボ時の最大周波数は5.20GHzとなりますが、TDP値は最小で65Wという電力消費の少なさも魅力。
電力制限を緩和することで、より高い性能を発揮できます。
内蔵のGPUが優秀であるため、軽いゲームを含め一般的な用途であればGPU(ビデオカード)を追加購入する必要がありません。
4K出力にも対応していますし、初めての自作パソコン用CPUとしても、使いやすい製品の1つです。
電力と熱を抑制したままコア性能を引き上げるTBM3.0の機能があります。
ゲーム性能についても前世代の上位モデルに匹敵するため、ゲーミングCPUとしては優秀です。
K付きとの価格差も含めてコストパフォーマンスに優れています。
TSMCの7nmプロセスルールを採用したAMD Ryzen 9最上位CPUです。
Ryzen 7XXXシリーズが発売後、型落ちのため値下がりしているのでお買い得です。
16コア32スレッドでTDP値は105Wを維持し、パフォーマンスの良さは見逃せません。
PCIe 4.0にも対応しているので、M.2 SSD Gen4を利用できるためパソコンの高速起動とソフトウェアの快適な動作を実現できます。
この記事を更新している時点ではBTOパソコンで搭載モデルがほとんどないため自作のみです。
Core i9Xシリーズと違い、インテル UHD グラフィックス 770が搭載されているのがポイントです。
インテルクイックシンクビデオにも対応し、動画編集用途で優れたパフォーマンスを発揮します。
YouTubeの動画編集用途ならビデオカードを買う必要がないかもしれません。
24コア32スレッドのCPUパワーが魅力です。
基本的なクロック数は2.4GHzとなっていて、オーバークロックによって最大で5.80GHzまでブースト可能です。
最大TDPは253Wとやや高めの数値になり、簡易水冷または冷却性能の高いCPUファンが必須となります。
メモリーはDDR5 5600MT/sに対応しており、圧倒的に読み込みが早くなるため、システムのパフォーマンスと応答性の向上が可能です。
コスト高なのが難点ですが、日常的な作業に関してもストレスを少なくでき、起動速度の向上にもつながるためストレスを感じずにすみます。
Zen4アーキテクチャーを採用したRyzen 7XXXシリーズの売れ筋CPUです。
最新規格のマザーボードやメモリを使ってRyzen CPUで自作パソコンを組みたいなら間違いなくおススメのCPUです。
電力効率はRyzen 7 5XXXシリーズよりも劣りますが、1スレッド単位のCPU性能はRyzen 7 5800Xよりも20%以上向上しています。
前世代からAMD製のCPUがインテルCPUのシングル性能を上回るようになっており、安定性も高く、ゲームやクリエイティブ用途にも最適でしょう。
最新のグラフィックカードやメモリの性能を最大に引き出せるだけのCPUパワーがあります。
動画編集やRAW現像などの用途で使うとしても、パワー不足を感じることはありません。
第14世代のインテルCPU最上位となるCore i9-14900Kは、まだ発売して間がないのでコストパフォーマンスの面でやや見劣りありますが性能は抜群です。
第13世代「Raptor Lake」の特長である高性能・高効率のハイブリッドを継承しつつ、さらにシングル性能を15%以上向上しています。
24コア32スレッドで最大クロック数は6.0GHzまでブースト可能となっているのですが、TDPが253Wと高いのがデメリットです。
ランニングコスト重視の自作パソコンを組むならi7のほうが断然良いのは明らか。
とにかく最新・最強を体験したいという方向け。
Ryzen 5 5600Xは6コア12スレッドのAMD エントリーCPUです。
Game Cacheは3MB L2キャッシュと、32MB L3キャッシュから構成。
PCIe4.0にも対応しているため、最新規格のM.2 SSDを自作パソコンで使いたい方にはピッタリです。
ゲームのロード時間を短縮するAMD StoreMIテクノロジーが搭載し、SSDの性能を最大限に発揮させます。
基本クロックは3.6GHzとなっていますが、オーバークロックを行うことで最大4.7GHzまでブーストされます。
TDPも65Wと電力消費も効率が良く行われるのが特徴です。
X570もしくはX470チップセット搭載のマザーボードが必要ですが、高負荷の処理も苦になりません。
CPUは新製品・最上位モデルに目がいきますが、ミドルモデルでも動画編集・ゲーム用途に十分対応できます。
メモリやマザーボードにも予算を割り当てられるよう、用途に合ったCPUを選んでくださいね!