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失敗しない!動画編集パソコンのスペックをチェックするときのコツ
※2023年4月に更新しました
パソコンは決して安い買い物ではありません。
もしあなたがパソコン初心者なら、きっとまず足を運ぶのが家電量販店などでパソコンが並んでいるコーナーではないでしょうか?
参考に見るだけなら良いですが、購入するのは「ちょっと待った!」と、もし私がその場にいたら、つい言ってしまいそうになります。
特に動画編集をメインに考えているパソコンは購入時に入念な製品スペックのチェックが必要です。
ここでは動画編集パソコンを失敗せずに購入するための、スペックをチェックするときのコツを伝授いたします。
目次
動画編集初心者の方向けにパソコンの選び方を解説してみました。ぜひご覧ください。
製品のスペックのどこをみるか?
家電量販店などに足を運ぶと、そこにはたくさんのパソコンが並んでいます。
その1つ1つにスペックが記載してあるけれど、何をどう読んだら分からないのが、パソコンにあまり詳しくないというユーザーの本音ではないでしょうか?
「メーカー名なら分かるけど…、価格で選んじゃえ!」などという選び方をしてしまうと、高額な買い物だけにあとから後悔するハメになるでしょう。
ここでは実際に例を一つ挙げてスペックの見方を解説します。
例えばこちら【DAIV Z7】Windows 11 Home
マウスコンピューターから販売されている4K動画編集向けパソコンです。このクリエイター向けの製品スペックをみてみましょう。
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-12700F |
グラフィックス | GeForce RTX 3060 |
メモリ | 32GB PC4-25600 |
SSD | 512GB |
ハードディスク | 2TB |
チップセット | インテル X690チップセット |
光学ドライブ | オプションにて追加可能 |
カードリーダー | オプションにて追加可能 |
販売価格 | 289,800円(税込価格 2023年4月調べ) |
OS・CPU

水冷ユニットを搭載したクリエイター向けパソコン
まず、OSというのは一般的には現在主流となっているバージョンを基準として考えたら良いでしょう。
現時点(2023年1月)で主流のOSはWindows11となります。これは問題ないでしょう。
次はCPUです。CPUはパソコンの頭脳となるパーツとなるのはご存知の通りです。
ここのスペックは重要です。
この製品の「Intel Core i7-12700F」は、インテル上位モデルで12コア搭載20スレッドで動作します。
一般的に販売されているビジネス用のパソコンが現在4コアが主流になっています。
そしてクリエイター向けのパソコンには6コア以上のCPUを搭載したものがオススメされています。
HD(ハイビジョン。1920×1080の解像度)編集なら4コアでも対応可能ですが、4K編集のようにCPUに負荷がかかる動画編集の場合だと6~8コアが適しているといえるでしょう。
CPUのコア数は多いに越したことはありません。但しコア数の増加に伴って値段も上がるので予算と検討しながら選択しましょう。
ビデオカード

CADやCGに最適なグラフィックカード Quadro
この例に挙げたパソコンに搭載しているビデオカードのGeForce RTX 3070は、GPGPUシステムを発揮させるCUDA機能が搭載されています。
動画編集ソフトウエアを選ぶときには、例えばEdius X ProやPremiere Proなど、CUDA対応であるかで性能が発揮するか決まりますので参考となるでしょう。
またこのビデオカードは、4K・VRなどの高解像度ゲームにも対応しているグラフィック機能に優れた製品です。
ビデオカード選びは画像・動画編集用にパソコンを購入するときには重要な選択項目なので、必ず確認して選びたいところです。
合わせて読みたい記事⇒【随時更新】動画編集用パソコンでグラフィックボードは必要?失敗しない選び方
ハードディスク容量

CドライブにおススメのM.2 SSD NVMe
この製品では、512GBのSSDと2TBのHDDが搭載されています。
動画編集用のパソコンを選ぶならストレージが2つ用意されたものを選ぶのがオススメです。
Cドライブには高速処理ができるSSDを使用し、動画ファイルを保存する大容量のストレージを内蔵HDDで用意すると使い勝手が良いです。
予算が許す限り大容量のデータストレージを選ぶのがオススメです。
【随時更新】動画編集用パソコンにおすすめのSSDと選ぶときのポイント
チップセット
先ほど紹介したパソコンのマザーボードはチップセットにインテル X690を搭載しています。
マザーボードはCPUソケットに合わせて購入する必要があるので、CPUを決定すればマザーボードも決まります。
自作パソコンでなければ、マザーボードは動画編集パソコンを選ぶうえで特に重視しなくても大丈夫です。
ただマザーボードによって対応できないパーツや増設に限りがありますので、将来的にパーツを増設する予定が決まっているなら事前にマザーボードの規格を確認してください。
ちなみにこのマザーボードは、メモリースロットはPC4-25600 DDR4対応で4スロット(2スロット使用済)を搭載しており、合計64GBまで増築できます。
光学ドライブ・カードリーダー
光学ドライブは、DVDマルチドライブですので、CDの読み書き・DVDの読み書きが可能です。
例えば高画質な動画編集をした後に、ブルーレイに書き出したいという場合はブルーレイ対応の光学ドライブが必要です。
映像制作ではディスクに書き出して納品することもあるので、最初からディスクドライブが付属しているに越したことはありません。
ただし、光学ドライブは後からでも増築できる上、ファイルでの納品に限ってしまえば無理に搭載する必要もないでしょう。
重要なパーツをピックアップしてチェックするべし!
パソコンには細かな規格がいろいろと記載されていますが、上記の項目に重点をおけば自分が理想とするマシン構成ができるかと思います。
各製品には、それぞれ特徴があります。
パソコンについて全く分からなけど、快適に動くマシンが欲しい。
もしくは、一から自作というほど上級者ではないけど、それに近いオリジナルに富んだマシンを手に入れたい。
そのようなユーザーには、パーツ構成を変更できるBTO(ビルド・トゥ・オーダー)パソコンは、理想に近いマシンを作ることができるでしょう。
動画編集用パソコンのスペックをチェックするときのポイント
CPUのスペックを重視しよう
ビデオカードは要チェック!
後からでも拡張できるBTOパソコンがオススメ
BTOパソコンで人気のパソコンショップで購入しよう
動画編集用でパソコンを購入するなら、パソコンショップのBTOパソコンがオススメです。
高性能なパーツを構成したい場合、自作で組むよりも低価格に設定されているところがミソです。
パソコンショップのネット通販では時々セールをやっているので、そのようなタイミングを狙って購入すれば納得のパソコンを安く購入することができるでしょう。
マウスコンピューターのBTOパソコン ネット通販

マウスコンピューターは通販サイトで購入する場合も仕様詳細やベンチマーク、購入者の評価を確認することができます。レビュー数の多い製品は人気の高い製品であることが分かるので便利です。
動画編集向けのパソコンはDAIVシリーズの中~上位機種がオススメです。
パソコン工房のBTOパソコン ネット通販

パソコン工房の通販サイトでは基本構成やパソコンの外観写真ばかりかマザーボードの写真も確認できるので、お店で購入しなくてもネットで完結できます。動画編集用で購入するなら最新CPUのミドルタワーモデル以上を選ぶのがオススメ。
ドスパラのクリエイターパソコン raytrek

ドスパラの通販サイトではCPU・グラフィックス性能も詳しく記載されております。購入者のレビューが豊富な点と、Amazonと同様に購入者に質問する機能もあって、製品の性能をしっかり確認して購入することができるでしょう。