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【レンズ下取大成功!】私がカメラレンズを最高値で売ることができた手順とコツ
2022年4月に更新
一眼カメラを手にした人の多くがレンズ沼にハマると言います。
私も初めてレンズ交換式のカメラを購入したのが4年前。
それがたった4年の間に手に入れたレンズは5本。
そしてカメラは3台。順調にズブズブとカメラの沼にハマっていました。
「収入は増えないのに欲しいレンズがどんどん増える…」
このエントリーでは私と同じようにレンズ沼にハマるカメラ愛好家のために、私が手持ちのレンズ資産を高値で売り払い、念願のレンズを手に入れたときのコトをお話しします。
どうしても欲しいレンズがあって困っているのであれば、ぜひ私の体験を参考にして新しいレンズを手に入れてください。
シグマの18-300mmがどうしても欲しい!
レンズ交換式カメラを購入したら、単焦点レンズ、広角レンズ、マクロレンズと買い進めるのではないでしょうか。
私もミラーレス一眼カメラは一眼レフカメラに比べるとレンズが少しだけお安いので、次々に買ってしまいました。
そしていつも使いもしないのに、持っているすべてのレンズをカバンに詰めこんで撮影に出かけていたのです。
「どうにかならないかな、この荷物…」
やがて欲しくなるのは、一本だけ持っていたらオールマイティに使える万能なレンズです。
ズームもそれなりに寄れて、ワイドも撮れる幅広い用途で使えるレンズ。
接写もできて描写もシャープ。
はたしてそんなレンズがあるのでしょうか?
あるんですあるんです!
そんな万能なレンズがシグマから発売されていました。
Sigma 18-300mm f/3.5-6.3 DC MACRO OS HSM コンテンポラリーラインです。
SIGMA 高倍率ズームレンズ Contemporary 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM キヤノン用 APS-C専用 886547
このレンズの特長はズームも効いて引きも撮れる。そしてMACROと明記されるだけあって被写体にかなり近づいても撮れる。
手ブレ補正機能も備わっている超万能なレンズなのです。
Sigma 18-300mmはカカクコムやAmazonでのレビューでも評価が高く、とても良く売れているレンズです。
シグマのコンテンポラリーラインシリーズは高額性能とコンパクトを備えた超便利レンズの意味で、コストパフォーマンスに優れたレンズです。
昔のシグマのレンズは安いけど性能は今一つっていう印象を持たれていたそうなんだけど、今では安いのに純正より性能が良い高性能レンズを作りまくってるそうな。
そんなシグマの人気レンズがSigma 18-300mm f/3.5-6.3 DC MACRO OS HSMなのだ。
このレンズを見つけてから私は何度もヨドバシカメラに行って、実際に手に取り自分のカメラを持参して装着して「いいないいなー。欲しいなー欲しいなー」と1年ぐらい悩みました。
いらないレンズを売って新しいレンズを購入しよう
そうだ!万能なレンズなら今まで購入したレンズを売り払って購入してもいいじゃないか!
そういえば買ってみたはいいけどあんまり使っていないレンズが何本かある。
そんなレンズを売れば少しはお金になるかもしれない!
そう思った私はすぐに近所のカメラ屋さんに使っていないレンズを持っていき、下取り価格がいくらなのか調べてみることにしたのだ。
捨てちゃダメ!査定額がめちゃ下がる カメラ・レンズの箱と説明書
売るレンズが決まった。ソニーSEL55210だ。
α6000ダブルズームレンズキットについていた純正のズームレンズだ。
ズームはそこそこ寄れるんだけど、近くが撮れないんですよ。このレンズ。
いまいち使いどころが分からなくて持ち歩きすらしていないレンズだった。
手に入れたけど使い道が分からなくてそっと片づけているレンズって持っていませんか?
実際、ほとんど使っていないから目立ったキズとか無い。
高値で売れるかな?
しかしこのレンズには大きな欠点があります。
実は、箱と説明書がないわけですよ。
いやね。見当たらないんです。
このレンズ以外はね。ちゃんと説明書も保管してるのよ。
でもね。買ったときに「絶対売ったりしないからね。ずっと使ってあげるからね」とレンズに誓い、勢いあまってプーンと捨てちゃったみたいなのよ。箱と説明書。
とりあえず近所のカメラ店に素っ裸のソニーSEL55210を持って行って査定してみることにした。
八百富写真機店はいったいいくら??
大阪に住んでるカメラ好きな人で八百富写真機店を知らない人はいないんじゃないかな。
駅前第三ビルにあるカメラ屋さんだよ!
新品のカメラから中古のカメラ、フィルムカメラからオールドレンズまでたくさんの品ぞろえです。
店内は近所のヨドバシカメラに比べれば広くはないけど、所狭しとたくさんのカメラアイテムが並んでします。
奥のショーケースにはレンズがいっぱい並んでいて、自分が欲しいレンズがあるか探すのが楽しいんだ。
「あのー。このレンズ売りたいんですけど…」
店員さんに声をかけて、タオルにくるんだ素っ裸のSEL55210を取り出して見せた。
店員さん「ちょっと待ってくださいね。」
レンズの状態も綿密に見てもらい、10分ほどで査定されました。
SEL55210は販売価格は28000~34000円ぐらい。
α6000のキットレンズだったけど、まだ購入して2年も経過していないしあまり使用していないのでキレイ。
「箱も説明書もないので、そこは減点ポイントかも…」思ったのですが、予想買取価格は8000円。
この価格なら即売りだと思ってました。
すると…
「買取なら5000円、下取りなら6000円ですね。」
なんと残念なことに予想の買取価格を大きく下回る結果に。
「なるほどー!ありがとうございます」と言いながらも動揺を隠せないワタシ。
「ちょっと考えさせてください。」と言いながらお店をウロウロする。
シグマないかな…と探していると見つかったのはSigma 18-250mm f/3.5-6.3 DC Macro OS HSM の中古品だ。
シグマ 18-300mm コンテンポラリーラインとは少し望遠が効かないけど、同じように接写もできる万能ズームレンズだ。
18-300mm コンテンポラリーラインに比べると少しだけ安い価格となっている。
このレンズを妥協して購入するとしてSEL55210を下取りとすれば売却する価格が跳ね上がりはしないかと思って店員さんにひとまず聞いてみた。
「あの~。このレンズを購入するとして、今のレンズ(SEL55210)を下取りしてもらったらいくらですか…?」
値切り交渉がヘタな私は店員さんに同じ質問をしてしまう。
「(だからー)6000円ですね。」
さっき聞いた回答と全く同じ返事が…
「分かりましたー(泣)ありがとうございます。もう一度検討してみます…」
とりあえず今回は売らないことにしてお家に帰ることにした。
ネットの買取専門店ってどうよ?
ネットの買取専門店っていうのもある。
レンズの買取価格を調べてみると、買取専門店を多数発見した。
なんでも、売りたい商品を無料で発送して査定してもらえるらしい。
納得できる価格ならすぐに売却できるという仕組みだ。
さっそくカメラデイズに買取注文を依頼する。
カメラデイズは買取注文をしたら、レンズを査定してもらうために製品を郵送するのだ。
注文したら郵送用の梱包品(ダンボール箱)を送ってくれる。これを宅配キットと呼ぶ。
宅配キットは時間指定で家まで届けてくれるのだ。
しかも荷物梱包後の発送・集荷日も注文のときに指定できる。希望日を指定して届いた宅配キットにレンズを積め、宅配業者さんが集荷に来てくれるのを待つだけだ。
カメラデイズ買取注文時に注意したいコト
おっと!これは要注意!
「自動承認」にチェックを入れてしまっていると、査定と同時にレンズを買い取られてしまう。
あぶないあぶない。
チェックを外して「査定結果連絡を受け取り、金額を確認して承認」を選択だ。
ネットで買取申し込みを終了して数日後、指定した日に買取キットが届く。エコマケって書いてる。
カメラデイズはリユース事業をネットで幅広く展開しているGEEKS株式会社のサイト 「エコマケ」のグループサイトでもある。
箱にはプチプチや割物注意のステッカーも入っている。
いろいろ注意点が書いてある書類。
免許証のコピーを一緒に入れてください。って書いてある。
早速レンズを梱包しよう。
プチプチに包んで、くるんだ新聞紙を敷き詰めたダンボールに埋葬する。
そして発送だ。
カメラデイズの荷物は宅配業者さんが翌日引き取りに来てくれた。
宅配キットを頼むときに荷物の引き取り日も指定できるようになっています。
そして数日後、メールで査定結果がきました。
なんと八百富写真機店よりも厳しい査定額が!
基準額が5000円とされていて、そこから説明書や箱がないことが減点とされている。
しかも八百富写真機店で指摘されていなかったレンズ内のホコリについても指摘されて減額となってしまいました。
にしても3,900円って…
まさかさらにガッカリする結果になろうとは思いもしませんでした。
カメラデイズさんからはレンズを返却してもらい、SEL55210の売却を再検討することにした。
そしたら数日後!
Sigma 18-300mm f/3.5-6.3 DC MACRO OS HSMの美品中古が見つかったんです!
そしてSEL55210も高額で買い取ってくれるというのです!
はたしてそんな素敵なカメラショップとは??
マップカメラの美品中古レンズ SIGMA 18-300を見つけた!
見つけたのはネット検索でマップカメラの中古コーナーでした。
なんとSigma 18-300mm f/3.5-6.3 DC MACRO OS HSM コンテンポラリーラインが中古美品で4万円ちょっとで販売されていました!
中古って悩ましいんだけど、まだ発売されて間もないレンズだし、美品って書いてあるからこれはいいかも。
よし。ではマップカメラでソニーSEL55210を下取りしてもらえるか確認してみよう。
ん?なになに?ソニー製品は高額買取中?
するとなんと買取価格 5000円ぐらいが相場なのかなと諦めかけていたSEL55210を12000円で買い取ってくれるらしい!
これを見た最初、わたしは「ほんとかよ!」と全然信じられなかったのですが、申し込みを完了するとSigma 18-300mm f/3.5-6.3 DC MACRO OS HSMが下取りの差額で3万円ちょっとで購入できることに。
あまりにも不安になって思わず注文後、マップカメラのフリーダイヤルに電話してみました。
私「あのー。さっきカメラレンズの購入と下取りをネットから申し込んだものなんですけどー」
店員さん「ありがとうございます。」
私「ワンプライス買取で申し込んだのですが、取扱説明書とか箱がないんですけど大丈夫なんですか? 買取価格が減額とかならないんですか?」
店員さん「大丈夫ですよ。レンズが壊れているとか、よっぽどのことがない限り、表示価格で買取させてもらっています」
私「本当ですか!ありがとうございます。では商品が届き次第、下取りのレンズを発送いたしますね。」
店員さん「よろしくお願いいたします。」
といった感じで電話を切りました。
正直、信じられなかったのですが、店員さんもあのように言ってくれているし安心してカメラを送ろう。と思いました。
そしてとうとうあの欲しかったレンズ Sigma 18-300mm f/3.5-6.3 DC MACRO OS HSMが手元に届いたのです!
ついに届いた!Sigma 18-300mm f/3.5-6.3 DC MACRO OS HSM
注文した翌日、すぐにマップカメラからレンズと下取り発送用の箱が届きました。
そして早速レンズを開けて見てみます。
ワクワクドキドキ…
にしてもマップカメラの箱ってなんかオシャレだなあ。
このテンションMAXの理由はレンズだけじゃなくマップカメラの箱も一因だよなー。
箱を開けるといきなり高額買取アピールのチラシが
なになに?
旬のカメラ・レンズは今が売り時! 特にSONYは高額買取中だって。
なるほどー。そういうことかー。
ソニーのEマウント ミラーレス一眼カメラとEマウントレンズは今人気が高いから高値で買い取ってくれるのか―。
ありがたやありがたやー。
いろいろ調べてみると、カメラも家電製品の一つで5年以上経過したものは中古市場の価格もかなり下がると言うことが分かりました。
なので新しいレンズを購入するときは、性能が同じようなレンズを持っているのなら、下取りに出して購入するのが一番良い方法みたいです。
では早速シグマ 18-300mm f/3.5-6.3 DC MACRO OS HSMを見ていきましょう。
箱がキレイに梱包されていました。
うーん。やっぱりケースは良いですねー。
なんで捨てちゃったんだろう。SEL55210の箱。そして取説。
これからはカメラとレンズは売るときのことも考えて必ずきれいに保管しておかないとダメですね。
次に手にした人が喜びますものね。高く売るためのキホンですね。ごめんなさい。
箱の中にはまた梱包材が入っていて、カプセルに包まれるように中からシグマ 18-300mm f/3.5-6.3 DC MACRO OS HSMが現れました。
テンションマックス!
うわ!めっちゃキレイじゃん!
まるで新品のようなレンズです。ボディ・レンズに傷一つありません。
やりました。これはカッコいいです。
しかも結構重量感がある。
ソニーのEマウントレンズはどれも軽いので、シグマレンズが特別重たく感じます。
早速カメラに取り付けてみることにしましょう。
うわあ!カッコイイ!
シグマはEマウントレンズを販売していますが、Sigma 18-300mm f/3.5-6.3 DC MACRO OS HSM はEFマウント用(キャノン用)です。
私は愛機 ソニーα7ⅡにCanonレンズを取り付けることができるように、EFマウントアダプターをあらかじめ購入しておりました。
持っているのは中国のメーカー CommliteのEFマウントアダプターです。1万円前後で購入したものです。
購入した当時は中国製品しかありませんでしたので、CommliteのEFマウントアダプターを購入したのですが、今年になってSIGMAからEFマウントコンバーターが発売されました。
なので、予算が許される人にはシグマのEFマウントコンバーターがオススメです。
オートフォーカスもしっかり効くし、何より信頼性が高いです。
これがあれば、キヤノンのレンズを持っている人もソニーのミラーレス一眼に乗り換えやすいと思います。CANONのレンズ資産が有効活用できますからね!
そんなこんなでようやく無事にSIGMA 18-300mm f/3.5-6.3 DC MACRO OS HSMを手に入れました。
そしてSEL55210も無事にマップカメラに郵送しました。
そして数日後…
マップカメラから届いたメールに驚愕!! まさかの下取り価格アップ!?
マップカメラから数日後メールが届きました。
私は内心「下取り価格減額されるんだろうなー」と思っておりました。
だって箱と取説ないですからね。
おそるおそるメールを開いて読んで見ると…
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なななんとーー!
下取り価格がアップしていました!
近所のカメラ屋さんで提示された金額のおよそ2.5倍。
超ラッキーです。
結果、SIGMA18-300を3万円ちょいで購入できたことになりました!やった!
カメラ・レンズを買取ってもらうときのコツと注意したいコト
これまでポイント目当てでヨドバシやヤマダで購入していましたが、下取りしてもらえるレンズがあればマップカメラや下取り可能なネットショップも検討してみるべきですね。
今回の件でよくわかったことをまとめてみました。
- 一眼カメラや交換レンズは購入したときの箱や梱包品をすべてとり置いて大切に保管すること。
- 5年以内に売れば高値で買い取ってくれる可能性がある。新しいレンズを購入するときは不要なレンズの下取りを検討すること。
- 下取りに出す時はレンズの手入れを必ず行うこと。特にブロアでホコリはしっかり取り除いておくこと。
私の場合、偶然にも高く売れたという面もありますが、やはり人気商品は売るときに値段もつきやすいということもあるでしょう。
あまり自分の趣味だけに走らず、普段から口コミで評価の高い製品を購入していたことが良かったのだと思います。
下取り、買取はちょっとした手間で買い取ってもらえる金額が大きく変わります。
とにかく購入したら手放す時のことも考えて同梱品は大切に保管して、普段からカメラとレンズは大切に扱いましょう。