知らないと損をするカメラワークの常識・非常識②

知らないと損をするカメラワークの常識

前回の記事では「同ポジション・同サイズ・同パン」と「天開き・天づまり」について解説しました。

映像を撮影・編集して作品にする場合

ムービーカメラマンには撮影技術のほかに「企画力」が要求されます。

映画やTVのCMを撮影する場合は監督が指揮をとりながら大勢のスタッフで一つの映像作品を制作します。

だけども、結婚式のムービーやセミナーの撮影のような一発どり、やり直しのきかない映像制作では

カメラマン自身が次のシーンは何を撮ればよいのか考えて行動しなければなりません。

フリーのカメラマンであれば編集作業も自分でやる場合が多いので、自分が編集しやすい素材を撮影する力が身についています。

もしあなたがフリーカメラマンを目指している
あるいは
高品質な動画作品を作りたい場合は「企画力」を習得する必要があります。

それでは編集のしやすい撮影のコツを今回も解説いたしましょう。

撮影ののりしろを作る

高品質な映像作品を作るには編集が欠かせません。

一本の映像作品を作り上げていく過程で、短いカットをつなぎ合わせる作業があります。

編集を熟知しているカメラマンは撮影の時に必ず「のりしろを作る」ことを考えます。

「のりしろ」とは動画と動画を繋ぎ合わせるための余分な「間」です。

撮影する素材の最初と最後を余分に撮影することを「のりしろを作る」と言います。

必要なカットを撮影しようとREC(録画)スタートしたとき
REC(録画)スタート直後、慌ててカメラを揺らしてしまう場合があります。

特に撮影初心者の場合は
撮るものを決めてREC(録画)スタートしない場合が多いですよね。
(REC(録画)スタートしてから撮るものを探しがちです。)

そうするとカメラが安定するまで時間がかかります。

フラフラ不安定な映像はすべて編集でカットすることになるのですが
カットする割合が多い場合、その撮影素材が丸々使えない。
ということが起きます。

私はいつも短い撮影でも必ず最低7秒以上は録画を止めないことにしています。

映像の最初と最後をカットしても7秒以上あれば使える素材になるからです。

それに編集で素材と素材をつなぐとき

ディゾルブやフェードと呼ばれる映像効果(トランジションと呼びます)を間に挟むことがありますので

素材の両端に余白がないとそのような効果も利用できないからです。

編集を考えて撮影すれば、編集がスムーズに終わり
完成品のチェックに時間をかけることができますので、動画作品の品質は自然と向上します。

トランジションの例1-ディゾルブ

[youtube id=”r9X_1ojuh04″ mode=”thumbnail” align=”center” autoplay=”no”]

動画参照・引用元 youtube ディゾルブ

トランジションの例2 フェードイン・フェードアウト

[youtube id=”D0cFWhMOblU” mode=”thumbnail” align=”center” autoplay=”no”]

動画参照・引用元 youtube フェードイン・フェードアウト

人を撮った後はモノを撮る

プロの動画編集でよく利用されるのが、モノを撮影したカットを差し込む技法です。

こちらの動画に良い例がありましたのでご覧ください。

[youtube id=”bKGDuM1G-aM” mode=”normal” align=”center” autoplay=”no”]

動画参照・引用元 youtube 花嫁テレビ公式チャンネル

ウェディングケーキ 0:18~
料理 0:52~
花 1:03~

映像作品の間あいだにビデオカメラで撮影した静止画が差し込まれています。

結婚式の撮影では、歓談中(来賓の食事風景)は短いカットを撮影し編集でつなぎます。
5
人物を撮影した動画ばかりをつなげていくと、出来上がる作品に面白味がありません。

その場合、人物以外のもの、結婚式ではウェルカムボードや花束、ウェディングケーキや花などをビデオカメラで撮影しておき、その撮影素材を間に挟み込むことで視聴者を飽きさせない動画作品が完成します。

プロのムービーカメラマンは現場で編集に使えそうなアイテムもあらかじめ撮影し、動画の品質を高めるための工夫をしています。

特別な技術も必要ありませんし、動画が一気にプロっぽく仕上がりますので、ぜひ取り入れてみてください。

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