23Jan

動画編集ではカラーマットと呼ばれる黒や白が5秒間ほど続く画像を加えることがあります。
動画編集の際、タイムラインの最初と最後には黒マットを入れ、映像の最初と最後はフェードイン・フェードアウトで終了するという習慣があります。
このエントリーではDaVinci Resolveの動画編集でカラーマットを使用する方法やカラーマットの活用方法を解説します。
目次
DaVinci Resolveで黒のカラーマットを追加する方法
DaVinci Resolveでカラーマットを加えるにはツールボックスの「ジェネレーター」内にある「単色」を選択します。
この単色をタイムラインの加えたい場所にドラッグ&ドロップします。
カラーマットは初期状態で黒になっています。
黒マットが必要な場合はこれで完了です。
DaVinci Resolveで白のカラーマットを追加する方法
カラーマットは色を変更することができます。
カラーマットをダブルクリック。もしくはカラーマットを選択して右上の「インスペクタ」をクリックします。
するとカラーマットのジェネレーターウィンドゥが開きます。
カラーをクリックするとカラーパネルが開きます。
好きな色を選択します。
今回は白マットを作成しますので白を選択しましょう。
カラーパネルの白を選択します。
明度が255になっています。235を入力します。
(※映像信号の規格では白を明度235、黒の明度は16とされています)
カラーマットは白に変更しました。これで完了です。
DaVinci Resolveでのカラーマットの活用方法
タイムラインの最初と最後に黒マットを挿入します。
映像と黒マットの間にビデオトランジションの「クロスD(クロスディゾルブ)」を挿入します。
これでフェードイン・フェードアウトが出来上がりました。
この方法で白フェードや様々なカラーマットを使ったフェードイン・フェードアウトが可能です。
DaVinci Resolveで黒フェードを一瞬で設定する方法
実はDaVinci Resolveではカラーマットを使わなくても簡単に黒フェードを設定することができます。
クリップを選択すると、クリップの上隅に白いマーカーがあります。
このマーカーを左右にスライドすることで黒のフェードイン・アウトができます。
DaVinci Resolveでカラーマットを追加する方法 まとめ
こんな感じ。
動画の前と後には黒マットを入れましょうね。
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