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ソニーG MASTERレンズを買ったよ!SEL2470GMレビュー

2023年1月に更新しました。

SONY G MasterレンズFE24-70mm F2.8 GMを買ってしまいました。

まさかこんな高いレンズを購入することになるとは1年前の自分は想像もつかなかったでしょう。

まー私にとって明らかにオーバースペックのレンズですが(笑)
α7Ⅲで使用するレンズとして手に入れた初めてのレンズなので、購入した経緯やレンズ性能も含めてレビューしてみようかと思います。

またこのレンズをα6500の動画撮影でも使ってみたいと考えているので、ご自身のEマウントレンズ購入ロードマップにFE24-70 F2.8GMを含めている方はぜひ一度読んでみてください。

twitterお問い合わせページからリクエストしてくれればテスト撮影やって追記しますね。

SONY ズームレンズ FE 24-70mm F2.8 GM Eマウント35mmフルサイズ対応 SEL2470GM

この動画では動画撮影用の交換レンズの選び方を、初心者さん向けに解説してみたのでぜひ合わせて視聴してみてください。


私がFE24-70mm F2.8 GMを買った理由

CP+でα7Ⅲの実機を見て購入を決意していましたが、α7Ⅲに合わせてどのレンズを使うか決まらずズルズルと時間ばかりが過ぎて発売日から3か月ほど経っていました。

参考:α7Ⅲ発売前レビュー!一眼動画の最強マシンになりそうな理由を挙げてみる

SONYショップにメモリーカードを持って行って、フルサイズのレンズを試し撮りして素材を持ち帰り何度も検証しました。

そして結論、「やっぱりGマスター以外はSONYってあんまり良いレンズがないかも」という考えに落ち着きました。

SONYのフルサイズレンズはGマスターシリーズ・Gレンズシリーズ・SONYカールツァイスレンズシリーズの中から選べます。

Gマスターシリーズが頭一つ抜けて値段が高く、GレンズとSONYカールツァイスシリーズがほぼ横並びの価格といったところです。

SONYカールツァイスには単焦点レンズに素晴らしいレンズがありますが、ズームレンズとなると「うーん?」と私ですら疑問を感じてしまいます。

決して悪くはありませんがお値段と性能が見合ってない感じがしません?
「このレンズでこの価格は高すぎるんじゃない?」って思うんですよねえ。

次にフルサイズ用のGレンズを見てみると、FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105Gがα7Ⅲに合わせるレンズとして人気が高いです。

けど、試写した素材を自宅でチェックしてみてもα6500で定番に使っているE PZ 18-105mm F4 G OSS SELP18105Gの写りと極端に変わらない感じがしました。

どうせフルサイズにするなら、APS-Cレンズとは明らかに違う写りになってほしいんですよ。

そしてできればAPS-Cのα6500につけて撮っても、誰が見てもハッキリと分かるぐらいキレイに撮れるレンズが欲しいんです。

何度もソニーストアに通って、色んなレンズでテスト撮影してみて、私のような素人でも「全然違う。圧倒的にキレイ」と思えたのがGマスターレンズでした。

それにFE 24-105mm F4 G OSS SEL24105Gも結構値段が高いので、どうせ買うならもうちょっと頑張ってGマスターレンズを選んだ方がいいって思ったんです。

ついにFE24-70mm F2.8 GMがやって来たっ!


商品が到着したときは嬉しい気持ちと「レンズにこんな金額ぶっこんで本当に良かったんじゃろか?」という罪悪感が入り乱れながらブルブルと箱を開けました。

箱の中にはちょっと立派なSONYのレンズケースが入っています。

レンズケースの中にはレンズ本体とレンズフード、そしてレンズケースのストラップが入っています。

レンズキャップを取り外してみましたよ!

フォー!これが諭吉20人オーバーのレンズですかー!

FE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GMとα7Ⅲの購入を決めてから必要なアクセサリーは事前に購入していました。

82mmのレンズ保護フィルターとレンズ保護フィルターを簡単に着脱できるアイテムのManfrotto XUME レンズアダプターとフィルターホルダーです。
これまで使ったレンズ保護フィルターではMARUMIやKENKOの撥水・撥油コーティングの製品を愛用していました。

汚れも付きにくくて、解像感が落ちる感じもしません。

ただ、82mmとなるとそれらは結構お値段高くなるんですよねえ。

なので、とりあえずちょっとお値段控えめなHAKUBAのXC-PROを初めて購入することにしました。

ユーザー評価も悪くないし、値段は82mmの中でも結構お安いです。

HAKUBA 82mm レンズフィルター XC-PRO 82mm


あとマンフロットのフィルターホルダーとレンズアダプターです。

レンズ保護フィルターを簡単に取り換えることが出来るアイテムです。

TiffenのNDフィルターにさっと取り換えるために購入しました。

参考:Tiffen 可変NDフィルターを購入して使ってみたよ。レビュー&失敗談


HAKUBA XC-PROとManfrotto XUMEを取り付けてみます。

SONY α7ⅢにSEL2470GMを取り付けてみました。

わー!やっぱりレンズ大きいですねえ。でもカッコイイ。

マンフロットのフィルターアダプターでケラレが発生していないか確認してみます。あ。ケラレてる…

広角端では上の写真の程度ケラレが発生しますね。


tiffen NDフィルターを取り付けてみました。

発生するケラレの量はこんな感じです。
簡単に取り外しできるのは良いですが、ケラレが結構発生するのでレンズに直接取り付けた方が良さそうです。

それでは早速撮影に行ってみましょう。
NDフィルターは残念ながら今回は諦めました。

写真撮影だけでFE24-70 F2.8 GMを使うならシャッタースピードで対応出来るので問題ないでしょう。

α7Ⅲ+FE24-70 F2.8 GM テスト撮影 レンズレビュー 風景編

クリックするとフルサイズで確認できます

α7ⅢはISO感度の設定を最低ISO50にすることができます。

上の写真は大阪 天王寺でテスト撮影しました。

絞りF2.8 シャッタースピード1/640 ISO 50となっています。

4隅が少し暗くなっているのは周辺光量落ちではなく、単なるManfrotto XUMEアダプターによるケラレです。

撮ってみた最初の印象は広角端で多少歪みが出るけど、F2.8で絞りを最大開放で撮っても十分シャープに写るレンズって感じです。

今後はF2.8固定で撮っていこうと思いました。

クリックするとフルサイズで確認できます

この写真はJR天王寺駅周辺を撮りました。

絞りF8.0 シャッタースピード1/250 ISO 100となっています。

さっきとは反対に3段絞り込んでみました。F8.0です。

被写界深度が深くなって全体的にピントが合っている感じがしますよね。

フォーカスエリアはα7Ⅲのフォーカスモードを「フレキシブルスポット」にしてJR天王寺駅の看板に合わせています。

これはこれで不満はありませんが、個人的にはやっぱりガンガン開放で撮っても良さそうって気がしましたよ。

クリックするとフルサイズで確認できます

こちらは天王寺駅とQsモールの連絡橋で撮影した、新今宮駅方面への道路沿いです。

大雨災害の次の日ですこし曇っていましたが、いい感じの空が広がっておりました。

絞りF2.8 シャッタースピード1/1250 ISO 50となっています。シャッタースピード1段分速めています。中央のビル群を見ると歪曲しているのも分かりますね。

焦点距離は25mmです。レンズフィルターのケラレが発生しない程度にほんの少しズームして撮影しました。

ここで紹介した写真はすべてRAWで撮影し、Adobe LightroomCCで編集しています。

しかし過度な編集は行わず、自動露出補正とかすみ除去(+30~+35)を行い、空の青がキレイに見えるようにしています。

歪み補正は全く行っていません。プロファイルは「Adobe 風景」に変更しています。

α7Ⅲ+FE24-70 F2.8 GM テスト撮影 テーブルフォトはどう?

クリックするとフルサイズで確認できます

何枚か撮影して天王寺MIOにある野菜料理店に行って食事をすることにしました。

ここでもα7ⅢとFE24-70 F2.8 GMで料理写真を撮影してみます。

当然ですがストロボは全く使用していません。FE24-70 F2.8 GMは近接撮影でもピントをバシバシ合わせていきます。

FE24-70 F2.8 GMはα7Ⅲと使うとAFのレスポンスも非常に速いです。

さすがSONY純正最高峰のGマスターといったところでしょうか。

FE24-70 F2.8 GMの最短撮影距離は0.38m、最大撮影倍率は0.24倍です。

FE24-70 F2.8 GMはレンズが長いので、被写体にかなり寄って撮れる感じがしますね。

上の野菜てんこ盛りのカレーの写真は焦点距離30.0 mm F2.8  シャッター速度1/400 ISO1000で撮影しています。

ワイド端寄りでも良くボケますね。

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上の写真は豆乳の杏仁豆腐。焦点距離70mm F2.8  シャッター速度1/400 ISO1000。

ズーム端で撮影するとこんな感じでボケます。

SONYのマクロレンズならもっと寄れますが、ボケ具合は同じぐらいです。

クリックするとフルサイズで確認できます

さっきの写真と同じ設定で撮影しています。

Adobe LightroomCCの編集は自動露出補正と、かすみ除去(+10~+20)プロファイルは「Adobe カラー(初期状態)」にしています。

ソニーG MASTERレンズを買ったよ!SEL2470GMレビュー まとめ

こんな感じです!

重たいレンズですが、いざ撮影を始めると楽しくて重量を忘れるぐらいです。

SmallRigのL型ブラケットで握りも良くなり快適に撮影できます。

FE24-70 F2.8 GMは全ズーム領域でF2.8通しで撮影できる利点と、ボケ味を出したい写真とシャープな風景写真をこれ一本で撮影できるという利点を感じました。
解像度の点では文句のつけどころがありません。

これまで使ってきたソニーのレンズでは広角端の撮影ってキレイに撮れたためしがなくて、絞りを変えてみたりあーだこーだやってみましたが満足な撮影ができませんでした。

ところがGマスターを使ったとたん、自分の写真とは思えないほどパキッとした写真が撮れたので驚きました。

今更ですが、レンズの違いって大きいですねえ。

Gマスターレンズのおかげで写真の面白さが300%アップした感じです。
SONYのカメラの写りに対して不満がある方は一度Gマスターレンズを体験してみると良いですよ。

またFE24-70 F2.8 GMは大口径レンズで、街中で撮影すると注目されるかな?と思いましたが、この日はあまり注目されている感じがしませんでした。

私が鈍感なのかもしれませんが、α7Ⅲが小型なのでCanon 1DXや5Dよりも目立たない感じがしますよ。

次も購入するレンズはGマスターシリーズにしよう。次はFE 70-200mm F2.8 GMも良いですねえ。

まー当分これ一本で撮影していきますので、テスト撮影の検証は今後もやっていこうと思います。ぜひまた読んでみてくださいね。

このエントリーで検証している交換レンズ

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Works:動画制作・ブロガー
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