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動画クリエイターが4K PCモニターを選ぶときに注意したいポイント

この記事は2018.7月に更新しました。

デジタル一眼カメラのエントリーモデルにも4K撮影機能が搭載されつつありますね。

動画クリエイターの方はそろそろ4K解像度のPCモニターを揃えておきたいところです。

4KのPCモニターを選ぶとき、モニターのサイズは最低でも28インチ以上なければ4Kの良さを発揮できないという意見も聞きますが、実際のところはどうでしょうか?

液晶ディスプレイの種類も色々あるので、良く調べて使用目的に合ったPCモニターを買わないと失敗する可能性もあります。

数年前に比べれば、4K PCモニターはかなり安くなっているとは言うものの、フルHDのPCモニターの倍以上の値段はするので大きな出費になるのは間違いないですよね。

でも安心してください。

ここでは4K PCモニターの購入時に注意したいポイントと私が購入した4KのPCモニターのレビュー、そしてオススメの4K PCモニターを紹介します。

今までPCモニターをあんまり調べずに購入してこられた方はぜひ読んでみてください。

この動画はユーチューバーのりょんくんチャンネル「4Kモニタ購入時の注意したいポイント」です。
4K PCモニターを購入する前に、パソコンが4Kを出力できる環境なのか確認する必要があり、その点についてユーチューバーのりょんくんが詳しく解説してくれています。
分かりやすいのでぜひ視聴してみましょう。

4K PCモニターを選ぶときに注意したいポイント

そもそも4K解像度のPCモニターとはどんなものでしょうか。

4Kの「K」は1000の単位を意味しており、横4000ピクセル・縦2000ピクセルの解像度が一般的に4Kと考えられています。

ちなみにこれまで主流のPCモニターはフルHD解像度であり、1920×1080という表記がされています。

PCモニターには現在(2018年4月時点)4K、2K(WQHD)、フルHDがあります。

4K(UHD) 3840×2160
2K(WQHD) 2560×1440
フルHD 1920×1080

4Kは縦横のピクセル数がフルHDの倍の数値となっており、4KとフルHDのピクセルサイズ比はおよそ4倍となっています。

4K PCモニターのサイズ

例えば同じ27インチの4KモニターとフルHDモニターを比較した場合、4Kモニターは表示している映像の情報量がフルHDの4倍になるため、画面サイズは同じでも高精細になるというわけです。

一方で写真編集や高画質ゲーム用のモニターとして人気がある、解像度2560×1440のPCモニターは2Kと呼び、フルHDと2Kは分けて考えられています。

横4000ピクセルに満たない3840ピクセルの解像度を4Kと呼ぶのはなんだか数字をごまかしすぎている感じがしないでもないですが、テレビ放送の4K規格が3840×2160とされているので、PCモニターの規格もこれに合わせているようです。

あなたのパソコンは4Kを出力する能力がある?

まず4KのPCモニターを購入する前に自分のパソコンが4Kの映像をモニターに表示する能力を備えているのか必ず確認してから購入しなければなりません。

ここ数年以内にビデオカード(グラフィックカード)搭載のパソコンを購入された方は問題ありませんが、古いパソコンの場合は4K映像出力に対応していないことがあります。

さらに4K映像出力に対応できるケーブルで接続する必要があり、従来のDVIケーブルでは4K映像を表示することができません。

DisplayPort to DisplayPortケーブル 3m バージョン1.2

DisplayPortケーブル バージョン1.2

現在4K映像を出力するケーブルで一般的になりつつあるのはDisplayPortケーブルです。
DisplayPortケーブルにはバージョンがあり、DisplayPort 1.2以上を使用することで4K/60Hzの映像を出力することができます。

4K/60Hzは4K 60fpsの映像となり、滑らかな4K映像でゲームをプレイしたいゲームユーザーや4K60P映像を撮影できるハイエンドカメラを持つ動画クリエイターの方は、DisplayPort 1.2以上を購入する必要があるでしょう。

まずは自分のPCに搭載しているビデオカードを確認し、メーカー公式サイトで4K解像度を出力できるのか調べてDisplayPortケーブルを用意しましょう。

4K PCモニターの種類が少ない頃は3000円以上していたDisplayPortケーブルですが、Amazonブランドでも取り扱いが始まり、かなり低価格化しつつあります。

Amazonベーシック DisplayPort to DisplayPortケーブル 3m バージョン1.2対応

4K PCモニターは何インチを選ぶのが良いのか?

実際に4K PCモニターを購入するとなると、気になるのがモニターのサイズです。

私もサイズ選びにはかなり悩みました。

せっかくの4K画質でも小さなモニターになると、性能を十分に生かしきれていない感じがします。

動画クリエイターの方は4Kで撮影した映像を確認するために4Kモニターを購入するのではないでしょうか。

その場合、ピントが合っているか? 色表現はどうか?かなり細かくチェックすると思います。

24インチで4Kを探すと安いPCモニターを見つけることができますが、27インチ以上のサイズとなるとお値段がぐっと高くなります。

24インチの低価格4K PCモニター

38~40インチ以上になると逆にお値段が少し安くなる傾向があるのがわかりました。

PCモニターを動画編集以外でも使用する場合は作業デスクに載せて使うので、あまり大きすぎても使いにくいでしょう。

私は27~32インチで検討しましたが、予算に合う製品を見つけるのに結構苦労しましたよ。

意外と重要な4K PCモニターの種類

モニターには駆動方式の違いで3種類の液晶パネルがあります。

詳しくは下の液晶モニターEIZOの公式サイトで詳しく解説されています。

TN?VA?IPS?──液晶パネル駆動方式の仕組みと特徴を知ろう|EIZO

それぞれの特長を簡単に解説すると以下になります。

TNパネル 特長は低価格であること。応答速度が速くゲームユーザー向け。 画質は並。角度をつけて見ると正しく見えない場合がある。
IPSパネル 画質がキレイ。どの角度からみても同じように見える。写真のモニターに最適。デメリットは応答速度が遅くゲーム向きではない。お値段はやや高め。
VAパネル TNパネルよりも画質はキレイ。視野角はTNパネル同様、角度をつけて見るのは向いていないが応答速度が速いので画質にこだわるゲーミングユーザー向けに広く普及されつつある

これにディスプレイ表面に光沢感があるグレアと非光沢のノングレアがありますが、映像をチェックするモニターは非光沢のノングレアがオススメです。

理想はIPSの4K PCモニター ノングレアタイプです。VAパネルなら画質はキレイなので、予算と相談しながら妥協しても良いかもしれません。

デュアルディスプレイにしている方は要注意

動画や写真編集でパソコンを使用するクリエイターの方はデュアルディスプレイにしている方も多いのではないでしょうか。

特に動画編集は2つのPCモニターを使って作業を進めるとかなり効率が良いですよね。

デュアルディスプレイにしている方で4K PCモニターを購入する方は要注意です。

デュアルディスプレイの設定はデスクトップで右クリックし「ディスプレイ設定」(Windowsのバージョンによっては解像度の設定)を選択して行います。

これまでのように2つのPCモニターが同じ解像度であれば表示画面を拡張して使う場合も問題なく使用できていましたが、片方だけ4Kモニターを使うと困ったことになります。

片方だけ4K解像度で表示すると、もう一方のフルHD モニターは拡大表示されてしまいます。

もし動画編集ソフトや写真編集ソフトのメニュー画面を分離して2枚のモニターに分けて表示している方はこれまでの見え方と異なってしまうので注意が必要です。

2つの4Kモニターで使用すれば問題ありませんが、その分出費が大きくなることを考えておく必要があります。

私は予算の都合上2つの4K PCモニターを購入できそうにもないので、1台でなるべくサイズが大きいPCモニターを購入することにしましたよ。

31インチの4Kモニターレビュー!使い勝手や使用感を解説するよ。

動画編集で大本命のPCモニターと言えばやっぱりEIZOのモニターでしょう。

モニターキャリブレーション機能を搭載したEIZOの液晶モニター「Color Edge」シリーズは経年劣化するモニターの色を正しい状態に戻すことが可能です。

もちろん4K仕様のモニターも販売されていますが、お値段が非常に高いです(泣)

EIZO 23.8型カラーマネージメント液晶モニター ColorEdge CG248-4K

EIZOで映像編集用4Kモニターを選ぶとなると、20万円を軽く超えてきますので気軽に購入できるモニターではありません。

悔しいですがキャリブレーション機能は諦めて他の4K PCモニターを購入することにしましたよ。

最終的に私が選んだ4KモニターはPhilips の4Kモニター 328P6VJEB/11(31.5インチ)です。

4K対応の液晶モニターでVAタイプの液晶パネルを搭載したモデルです。

ノングレア(非光沢)仕様でDisplayPort1.2対応となっています。

Philips モニター ディスプレイ 328P6VJEB/11(31.5インチ)

購入の決め手は30インチの4Kモニターで比較的安く、縦置きができることが決め手でした。

Amazonで購入しましたので、注文した翌日には到着しましたよ。


箱はかなり巨大で、「30インチはちょっと大きすぎたか?」と思いましたが、開けてみて実物を見るとデスクに置けそうなサイズだったので安心しました。

家電量販店でもサイズ感は確認してから購入したのですがやっぱり大きいですね。

PCモニター本体とアーム・スタンド以外にPC接続ケーブルが一通り揃っています。


DVI・HDMI・DisplayPortのどれでも接続できますよ。


こちらがDisplayPortケーブルです。ケーブルにDの文字が印字されていますね。

ここでは4K60Hz(60fps)の映像を表示できるDisplayPortで接続します。


この他ACケーブル差し込み口やUSB端子も用意されています。


接続してPCを起動してみましたよ。
デュアルディスプレイにしていたデスクもPhilipsのモニター1台で占拠してしまいました。

モニター右下には電源やメニューボタンが備わっています。

ボタンは全く突出しておらず、軽くタッチするだけで電源オンオフ、メニュー画面の起動ができますよ。

早速Adobe Lightroom CCを起動し、4Kモニターに適当に写真を表示してみました。

ヤバイ。こんなに精細なのね。4Kで見る写真。

ピントが合ってないのがバレバレで自分の写真を見てられない(泣)

YouTubeの4K解像度でアップされている動画を再生してみました。

この画像では全く伝わらないと思いますが(苦笑)キレイです。

YouTubeの4K解像度って圧縮技術が向上しているのでしょうか?

以前よりも滑らかに再生されるようになっていませんか?

ちなみにYouTubeは今8Kの動画もアップできるようになっています。

nuro光とか使えば滑らかに見えるのかしらん?

画像・映像もキレイなんですが、まず一番驚いたのが文字です。

文字がメチャクチャはっきり見える。

かなり拡大表示してもドットが全然わかりません。長文を読んでも目が疲れにくいですよ。

Philips モニター ディスプレイ 328P6VJEB/11(31.5インチ)

ではPhilips 4Kモニターのメニュー画面を確認してみましょう。

日本語にも対応しており、説明書も要らないぐらいシンプルなメニュー構成となっていますよ。

画像タブを選択すると映像の露出設定が可能です。
輝度・コントラスト・シャープネスで設定できます。

PIP(ピクチャーインピクチャー)表示・PBP(ピクチャーバイピクチャー)表示も可能です。

一つのモニターに複数の映像を出力することができます。

ゲームをプレイしながらブラウジングしたり、映画を見ながら作業をすることもできますよ。

音声の設定タブです。

色の設定タブでは色温度の設定やRGBの出力値も調整できます。

キャリブレーションとまではいきませんが、経年劣化による色の変化も多少は対応できるでしょう。

モニターの用途に合わせた設定もいくつか用意されており、シーンに合わせて簡単に切り替えることも可能です。

動画クリエイターが4K PCモニターを選ぶときに注意したいポイント まとめ

こんな感じ!

4K PCモニターはこれから導入するクリエイターさんがますます増えていくと思います。

画質は段違いにきれいになるので長時間パソコンで作業をする方は目が疲れにくいのでぜひオススメです。

その際に4Kモニターに必要な環境が整っていることを確認してくださいね。

Philips 4Kモニターはケーブルもすべて揃っており、色調整もできるので便利ですよ。

EIZOのモニターが欲しいけどちょっと高い。でも4Kモニターで動画編集に使えそうなモニターが欲しいって方はぜひ。オススメです。

Philips モニター ディスプレイ 328P6VJEB/11(31.5インチ)

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