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3.202018
【α7III発売直前】本当に買うべきかソニーストアで確認してみた!

CP+でα7IIIを先走って触ってしまったおかげで欲しくて欲しくてウズウズしています。
これまで発売後すぐのカメラを欲しいなんて思ったことなかったのですが、CP+で発売前のカメラを触るのは本当に危険ですね。
とはいえCP+ではα7IIIを触るのに時間制限があったので、メニュー画面をじっくり潜って機能を確認することができませんでした。
前の記事:α7Ⅲ発売前レビュー!一眼動画の最強マシンになりそうな理由を挙げてみる
ソニーストアにα7IIIが展示されているそうなので、慌てて購入してしまう前にもう一度じっくり確認したいと思いました。
ここではCP+では調べきれなかったα7IIIの操作性や追加された機能を検証・紹介してみますよ。
目次
α7IIIのことを調べておりましたら、Panasonic の一眼カメラをメインにYouTubeで活躍されているアンソニーさんとギュイーン徳川さんがα7IIIについて対談されている動画「パナチューバー緊急会議【前半】 君はSONY α7IIIの魅力に耐えられるか!?」を見つけました。
動画後半ではα7RIIIをすでに購入したギュイーン徳川さんがα7RIIIを買って良かったかどうか述べられています。
ソニーとパナソニックの間で揺れている方はぜひ視聴してみましょう。
α7III発売直前!本当に買うべきかソニーストアで確認してみた!
CP+開催・α7III発表と同タイミングで全国のソニーストアでα7IIIの実機が設置された情報を聞いたときは「あー。パシフィコ横浜(CP+開催地)まで来る必要がなかったかもー」とも思いましたが、実機でモデルさんを撮影する機会はそうそう得られませんので、良い体験ができたと思っています。
ただ、テスト撮影はできましたが、触れる時間に制限があるCP+ではさすがにメニュー画面を潜って機能をチェックすることはできなかったのが非常に残念でした。
動画メインでカメラを使う人間としては、テスト撮影はもちろんのことメニュー構成やカスタムキーで必要な機能をすぐに呼び出せるか?などなど調べておきたいことは山ほどあります。
撮れる画だけでカメラを簡単に選べないところが映像屋さんの難しいトコロではないでしょうか。
ソニーα7IIIは高速オートフォーカス性能とフルサイズセンサーならではの解像感で、今年人気が出るカメラであることは間違いないと思いますが、動画機として購入するべきカメラなのか、念には念を入れてもう一度確認してみたいと思いまして、ソニーストアにやってきましたよ。
CP+では発売されたばかりのズームレンズ「FE 24-105mm F4 G OSS」とα7IIIの組み合わせで撮影出来ました。
ソニーストアではSONYで発売されているすべてのレンズをお借りして試し撮りすることができます。
さすがにモデルさんはおられませんが、SDカードを持っていけば記録した映像・画像を家に持って帰って確認することも許してもらえます。
ソニーストア大阪梅田にはα7IIIに超高級単焦点レンズ「SEL85F14GM」が装着されていました。
値段も性能も贅沢に仕上げられたレンズですが、今回はα7IIIのメニュー画面に潜り込むのが目的なので、撮影は割愛いたします。
メニュー画面で気になったものを挙げていきますよ。
シャッターボタンで動画撮影できる
α7IIIはシャッターボタンで動画撮影できるようになっています。
α9、α7RIII以降、Canon機と同じ液晶モニター右上にRECボタンが装備されるようになりましたが、シャッターボタンをRECボタンに変更することができるようになっています。
これはモードダイヤルを動画モードにしている場合に限られますが、Panasonic GH5で動画撮影に慣れている方の場合、ソニーα7IIIでシャッターボタンをRECボタンに切り替えできるのは嬉しいことではないでしょうか。
(個人的にはマニュアルモードで動画撮影するので使えませんし、ビューファインダー横のRECボタンで十分ですが)
パワーアップしたカスタムキー設定
α7IIIでは写真・動画・プレビュー時それぞれでカスタムキー設定ができるようになっています。
写真撮影時と動画撮影時で別々のカスタムキー設定を行いたいハイブリッドなカメラマンにはとっても便利かもしれませんね。
初期設定では写真撮影時のカスタムキー設定に従うように設定されているので、面倒な場合はこれでいいと思います。
私個人的にはプレビュー時のカスタムキーにスマホ転送を割り当てて、好きな写真だけ簡単に転送するように設定すると便利だろうなーと思います。
ファインダー・背面モニターはスペックダウンしている面も
α7Ⅲは背面モニターの総ドット数がα7Ⅱからスペックダウンし、α7RⅢと比べるとかなり大きな差となっています。
α7Ⅲ | ファインダー:235万ドット 液晶モニター:92万ドット |
α7Ⅱ | ファインダー:235万ドット 液晶モニター:122万ドット |
α7RⅢ | ファインダー:368万ドット 液晶モニター:144万ドット |
私は動画撮影の場合外部モニターを使うので、背面液晶の性能ダウンはそれほど影響ないのですが、写真メインの方は痛いところです。
α7Ⅲのダブルスロット性能をもう少し詳しく
ダブルスロット機能はお仕事で一眼カメラを使用する方にとって重要な機能です。
シングルスロットが当たり前だったミラーレス機にもいつの間にかダブルスロットが備わるようになり、そのおかげで一気にプロユーザーが手に取りやすくなったと言えるのではないでしょうか。
同時記録は写真だけ、動画だけ、写真・動画の両方を選ぶことができるようになっています。
AF被写体追従感度は5段階設定に
AF時の被写体追従感度を細かく設定できるようになっています。
α6500では「標準」と「敏感」しかなく、敏感に設定すると感度が良すぎてなんだかとっても使いづらいんですよね。
方向性は間違っていないと思うんだけど、ちょっと雑な感じがする設定項目でしたが、α7IIIでは5段階で設定できるようになりました。
1の「粘る」とかいいですよね。機能のイメージが良く伝わります。
AF駆動速度とAF被写体追従感度の設定はどう設定するか個々でこだわりが出そうなところですが、細かく設定できることで好みのAFに突き詰めてカスタマイズできます。
追記(注意)
AF被写体追従感度の設定は動画と写真それぞれで設定できるようになったようで、動画については標準と敏感しか設定できないようです。無念。
α7III発売直前!本当に買うべきかソニーストアで確認してみた! まとめ
こんな感じ!
機能がモリモリのα7IIIでCP+では大興奮してしまいましたが、購入を検討していると様々な部分が気になって仕方がありません。
プロの写真家さんはどうしてもα7RⅢと比較してしまうようなので、予算が許す限りはα7RⅢを選ぶ方が良いかもしれません。
しかし動画撮影になるとフルサイズセンサーで4000万画素以上の解像度となるα7RⅢはむしろコントロールしにくくなり、AFと感度耐性はα7IIIのほうが優れいているので7IIIを選ぶべきという意見もあります。
今後たぶん発表されるであろうα7SⅢを待つべきか? さっさとα7Ⅲを購入するべきか迷うところですが、レンズも合わせて購入することも忘れないようにしないといけませんね。
以上、α7IIIの追加レポートでした!
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