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4K動画編集はデスクトップがおすすめ!動画編集で差をつける方法
※2021年1月に更新しました
鮮明で滑らかな4K・8K映像が主流となっている近年。
家電量販店などに足を運ぶと、大型テレビが店頭に並んでおり、それらから出力される映像の素晴らしさに目を惹かれますよね。
画質・解像度に関心を寄せることはパソコン市場も全く同じです。
4K画質で楽しむパソコンゲームも登場しており、動画編集においても美しい映像を求めることが当たり前の時代になってきました。
4K以上の動画を編集するにはノート型PCでは性能が不足しがちです。
現時点で最良の選択はデスクトップPCになるでしょう。
ここでは、高画質動画編集におすすめしたいデスクトップパソコンについての環境を検証・紹介します。
目次
動画編集初心者の方向けにパソコンの選び方を解説してみました。ぜひご覧ください。
映像は解像度の違いで美しさに違いが出る

左:27インチフルHDモニター 右:32インチ4Kモニター
文明の利器に圧倒されつつも、美しい映像に貪欲になっている現代社会です。
「細かな描写まで鮮明に作り出される精密な画像を滑らかな映像で楽しみたい」そんなニーズは年々高まる傾向にあり、多くの高画質対応ディスプレイが各社から開発・販売されています。
4K画質のディスプレイが低価格になるにつれて、私の属する映像業界でも4K画質の動画を求められることが増えています。
映像の要となる画質。これを表す用語として『HD』『フルHD』『4K』などがありますが、まずこの違いはお分かりでしょうか?
これらは解像度により分類されます。
HD(ハイビジョン) | 1440×1080px |
フルHD(フルハイビジョン) | 1920×1080px |
4K | 3840×2016px |
8K | 7680×4320px |
ピクセルとは画素とも呼ばれ、デジタル画像を構成する点です。
点が集まり描写されるのが画像ともいえます。
ピクセルの数値が大きければ大きいほど細かな画質になり、俗にいう『高画質』と謳われるものになります。
試しにパソコンのディスプレイ設定で解像度を変えてみてください。数値が低ければ低いほど、画面が粗くなることが分かりますよ。
※HDとは?:正式名称は、High Definition TeleVision(ハイ デジタル テレビジョン)。略してHi-Vision(ハイビジョン)とした名称を、さらに簡略化したもの。
関連情報:動画クリエイターが4K PCモニターを選ぶときに注意したいポイント
4K動画編集にはデスクトップ型PCがおすすめ!

4K動画編集に最適なパソコンショップのハイエンドPC
上記の比較からみると、4Kや8Kが高画質ということが一目瞭然ですね。
フルHDでも綺麗な画像ですが、大画面になればなるほどに画素数の違いで鮮明度が変わってくることが分かるでしょう。
パソコンもテレビと同様に、29型・32型など大型ディスプレイが注目を集めています。
4Kなど大型ディスプレイでの動画編集を行うには、必然的にデスクトップ型のパソコンが必須となりますが、ここで注意してもらいたいのが、「sRGBへのカバー率は?」「接続ケーブルはどれを使うか?」「パネルの種類は?」などです。
映像端子を4K対応の環境にしよう

液晶ディスプレイとPCを接続するための様々な変換ケーブル
ここで注意してもらいたいのが、映像出力端子の規格です。
高解像を出力するDisplayportが搭載されていれば万全ですが、もしHDMIならVer.2.0に対応したものをお選びください。
もしVer.1.4だと、リフレッシュレート(画面を書き換える頻度)が30Hzしか出力できません。
フルHDディスプレイのリフレッシュレートでも60Hzが必要ですので、それよりも解像度の高い4K動画だと対応できません。
お使いになっているパソコンの環境にグラフィックボードを増設できない場合は、USBポートを利用してディスプレイアダプタを用いれば、変換して4K動画を出力することが可能です。
4K未対応パソコン―――ディスプレイアダプタ―――4K対応ディスプレイの場合
ですがここでも覚えていて欲しい必須事項があります。
全てのUSBポートが対応できるわけではありません。
それは通信速度の高いUSB3.0以上が使える環境にあること。
USB2.0ではリフレッシュレートは30Hzとなってしまいますので、フルHD以上では対応できませんのでご注意ください。(2017年10月現在での最速のUSB機器は、USB3.1 Gen2)
4K動画に対応したThunderbolt 3拡張ボードもあり
また、Thunderbolt 3 拡張ボードを増設できる空きスロットがあれば、Thunderbolt 3ケーブルで4K動画の出力・編集作業が可能です。
これなら低スペックなパソコンでも最新のインターフェースを使えることになるでしょう。
大手メーカーのパソコンは、このような拡張性が難しいことから、BTOパソコンなどカスタマイズ性に富んだパソコンを使ったほうが、後々利便性を感じられると思います。
またUSB3.1には、Gen1(ジェネレーション1)とGen2(ジェネレーション2)の規格があります。
Gen2のほうが転送速度は大きな向上をみせますので、その点も含めて考えましょう。
関連情報:Thunderbolt3 Dockでα7SⅢのデータ移動速度を改善してみた
4K映像編集にオススメの動画編集用パソコン
映像業界では編集マシン(PC)を4~8K動画編集対応機へ移行する動きが進んでいます。
SSDの低価格化が進んだことと、高性能で低価格のCPUが2020年末に次々と発売されたことでYouTubeユーザーの中でも4Kへの動きが今後盛んになるでしょう。
4K動画編集に対応できるパソコンはまだまだ安くはありませんが、かなり低価格になってきています。
ちなみにパソコンショップの4K編集対応モデルは2021年時点で20万円前後の予算で良い製品が出揃ってきています。
またパソコンに合わせて4K対応のディスプレイも揃える必要がありますよ。
マウスコンピューターのオススメ4K動画編集モデル

DAIV Z9
4K解像度の動画像処理も快適な第10世代CPU + GeForce RTX 3070搭載モデル
CPU:Core i7-10700
グラフィックス:GeForce RTX 3070(8GB)
メモリ:32GB PC4-21300
ストレージ:M.2 SSD 512GB + HDD 2TB
209,800円(税別)
マウスコンピューターと当サイトのコラボモデル

DAIV Z7-MVPR【Windows10】
CPU:Corei7-10700メモリ:16GB PC4-21300
グラフィックス:GeForce RTX2070 SUPER(8GB)
ストレージ:SSD 512GB + HDD 2TB
光学DVDドライブ USB3.0接続 高速カードリーダー搭載
159,800円(税別)
パソコン工房のオススメ4K動画編集モデル

LEVEL-R049-iX7K-TAXH-GenShin
第10世代Core i7とGeForce RTX2060 搭載・クリエイター向けミドルタワーパソコン
CPU:Core i7-10700K
グラフィックス:GeForce RTX 3070 8GB
メモリ:16GB PC4-21300
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB + HDD 2TB
176,980円(税別)
ドスパラのオススメ4K動画編集モデル

raytrek XXV
12コア24スレッドのインテルCPU搭載クリエイターPC 4K編集も快適なハイスペックパソコン
CPU:Core i9-10900X
グラフィックス:GeForce RTX 3060 Ti 8GB
メモリ:32GB PC4-23400
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB
224,980円(税別)