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12.22014
動画撮影(一眼レフ)をオートで撮影したときに生じる3つのトラブル

一眼レフで動画を撮影する時、すべての機能を自動設定にすると様々な不具合が生じます。
一眼レフカメラのオート機能は写真撮影であればそんな問題になりません。
しかし動画撮影になると、意図しない映像障害が現れることがあるのです。
オートフォーカス、自動露出は使えない?一眼レフ動画撮影
上の動画「色々な値をマニュアルで設定して撮影してみる」では露出やシャッタースピード、絞りをマニュアルで撮影するときのポイントを解説してくれています。
一眼カメラで動画を撮影するならぜひ一度見ておきましょう。
オートフォーカスが苦手としている事
・手前にモノがある撮影 ガラス越しの撮影
・被写体の背後に人物や物がある場合
動画撮影でシャッタースピードはどう設定するの?
一眼レフカメラはシャッタースピードの調整ができます。
1/50(シャッターを切る速度が50分の1秒)
1/60(シャッターを切る速度が60分の1秒)
と表示されます。
私のミラーレス一眼レフカメラでは最大1/4000までのスピードまで上げることができます。
(シャッタースピードを1/4000秒にすると、ISO12800まで上げないと真っ暗で画面が映りませんでした)
シャッタースピードは主に写真撮影で使う機能です。
シャッタースピードを遅くすれば、レンズから光をたくさん集めることができますので明るく撮影できます。
反対に、シャッタースピードが速いと暗くなります。
動画撮影においてシャッタースピードは「高速にスイングする野球選手を撮影し編集でスローモーションにする」といったケースでもない限り、関西で1/60秒、関東では1/50秒で設定します。
これは蛍光灯のフリッカーのスピードに合わせているだけなので、例えば屋外での撮影やライトがない場所での撮影であれば1/60秒でも1/50秒でもどちらでもよくなります。
シャッタースピードで動画撮影時によく起こる不具合
マニュアル設定で撮影する場合は 感度、絞り、シャッタースピードを別々に設定しますので問題はありません。
プログラムオートや自動露出で撮影した場合 一眼レフカメラは暗すぎや明るすぎる環境では、カメラが勝手にシャッタースピードも変更してしまう恐れがあります。
動画撮影中にシャッタースピードが変わってしまうと、パラパラ、カクカクとした動きになって視聴者は映像に不具合が生じたように感じてしまいます。
つまり、一眼レフカメラのプログラムオートや自動露出(明るさ自動調整)による動画撮影では、撮影場所のちょっとした環境の変化に過敏に反応して動画に障害があらわれるという特性を持っているのです。
このような一眼レフの特徴を考えると、やはり早い段階でマニュアルでの動画撮影に慣れる必要性があるでしょう。
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