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エントリー
11.172014
【ユーチューバー向け】一眼カメラ動画撮影の基本操作

ビデオカメラと一眼レフカメラの操作箇所の違いを理解する
一眼レフカメラとビデオカメラは形状が違います。
しかし、操作の考え方や機能はそんなに違いがありません。
一眼レフで動画撮影に取り組む前に、ビデオカメラとの違いを理解すると取り組みやすいです。
一眼レフカメラにとっつきにくさを感じている人は今回の解説をよく読んでください。
一眼レフカメラは機能がたくさんありますが、実は使用する機能はごく限られています。
この動画はユーチューバー向けに開催された勉強会で「YouTuberの平均的なカメラ”が持つ機能と基本的な使い方」について解説されています。
ビデオカメラについて詳しく解説されています。
ビデオカメラ
クリックすると拡大されます。ビデオカメラはSONY業務用カメラ HVR-Z7J
ビデオカメラにはレンズ部分に3つの操作リングがあります。
カメラ本体部分に近いほうから
アイリスリング(絞り)
ズームリング
フォーカスリングです。
三つの操作リングの役割
アイリスリング(絞り)
明るさを変えます。
アイリスリングを上下に回すと、液晶モニターに表示されている頭にFがついた数字が変動します。
数字が小さくなれば明るく、数字が大きいほど暗くなります。
露出、露光、F値と呼ばれています。
ズームリング
被写体にズームイン、ズームアウトできます。
ズーム側を望遠と呼び、ズームアウト側を広角とも呼びます。
ピントリング
ピントを合わせます。
業務用ビデオカメラでも基本的にはAF(オートフォーカス)が備わり、意図してマニュアル操作したい場合だけピントリングを回して調整します。
このようにピント、ズーム、絞りがレンズに備わっているのがビデオカメラの特長です。
家電量販店で販売されているカメラにはズームリングしかなく、ピントはフルオート、アイリス調整はメニュー画面から行うようになっています。
1眼レフカメラ
一眼レフカメラがユーチューバーに人気のある理由は、アイリス・ピント・ズーム3つのマニュアル操作をするときにビデオカメラだと業務用カメラを用意する必要がありますが、一眼カメラだとビギナー向けのカメラでもすべてマニュアル操作ができる点であると言えます。
一眼レフカメラも業務用ビデオカメラと同様にレンズ側に操作リングがありますが、ビデオカメラと若干異なっています。
レンズには2つのリング
EOS5D-MarkⅢ取扱説明書25ページを引用しています
レンズと本体を接続したときに本体に近い側にズームリング(絞りリング)があり、次にフォーカスリングがあります。
EOS5D-MarkⅢ取扱説明書18ページを引用しています
では一眼レフカメラはアイリスリングはどこにあるのでしょうか?
一眼レフの絞りはシャッターのそばに
一眼レフカメラは絞りがカメラの本体側に設置されているのが特徴です。
通常シャッタースイッチの近くに用意されていてファインダーをのぞきながら絞りを調整できるようになっています。
ビデオカメラ・一眼レフカメラ共通のその他の設定
感度
アイリスリングを最大開放、F値を最小にしても明るさが足りない場合、感度を上げて明るくすることができる機能です。
ビデオ、一眼ともにカメラ本体側に操作スイッチがあります。
名称が異なり、ビデオはゲイン。一眼レフカメラはISO(イソ)となります。
ホワイトバランス
色合いを調整するホワイトバランスです。
写真撮影する場合は通常オートホワイトバランスを使用しますが、被写体が移動中も撮影を続ける動画はホワイトバランスの調整も行います。
ホワイトバランスの設定もカメラ本体側に用意されています。
【ユーチューバー向け】一眼カメラ動画撮影の基本操作 まとめ
動画撮影中に主に設定する項目は
・ピント
・明るさ
・色合い
の三つ。
高価な一眼レフカメラはファインダーを覗きながら(撮影しながら)指で設定できるよう、本体側にゴツゴツボタンがあります。
安価なカメラになるとボタンも少なくすっきりとした小さなカメラになっています。
ちなみにハンディカムのビデオカメラは全てオート設定で録画ボタンを押すだけですね。
次回はさらに詳しくカメラの設定について解説していきましょう。
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