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9.52021
ビデオブログを作るために知っておきたい動画編集3つのコツ

※2021年10月に更新しました。
あなたはビデオブログでYouTubeから広告収入を得るユーチューバーが、一体どんなやり方で面白い動画を毎日制作しているかご存じですか?
ユーチューバーはほぼ毎日動画をYouTubeにアップロードします。
中には一日に3本も4本も動画を作ってアップする猛者もいます。
なぜこんなにたくさんの動画をアップするかと言うと、動画広告の報酬はアップロードする動画の数に比例して増加するからです。
そしてさらにユーチューバー達は動画の品質にもこだわります。
スピーディに。そして高品質に。
動画制作のために、機材をそろえることや映像技術を学ぶことに手間やお金を惜しみません。
今回のエントリーではユーチューバーがどんなことに気をつけながら、ビデオブログを制作しているのか解説しましょう。
ビデオブログを作るために知っておきたい動画編集3つのコツ
ユーチューバーとして、大きな広告収入を得るために知っておいてほしい撮影・編集のコツが3つあります。
上の動画ではこれからYouTube用の動画をアップする人やYouTubeの広告収入をもっと増やしたい方向けにビデオブログの最低限の知識を解説しています。
ぜひ一度視聴し、YouTube動画制作に臨んでみてください。
液晶モニターと実際の映像のサイズが違う?! ビデオカメラの視野率について
ビデオカメラの液晶モニターにはちょっとした罠があります。
それは撮影しているデータが全て液晶モニター画面に見えていないことです。
撮影した動画素材を後で見ると液晶モニターで表示されていたサイズよりも若干大きくなります。
ユーチューバーは自分の部屋を撮影場所にすることが多いとですが、モニターでは表示されていなかった余計なものが映り込んでしまうことがあります。
洗濯物や散らかったゴミ、セリフのカンペが映り込んだ場合は最悪ですよね。
余儀なく撮り直しになるでしょう。
特に、コンパクトデジタルカメラやハンディカムはこの特質が顕著です。
液晶画面に表示されている割合は「視野率」と呼ばれていて、平均的な数値ではありますが93~95%ほどになると言われています。
もし映像を編集した後、DVDに焼いてテレビで見るということであれば問題になりません。
というのは、テレビの画面はカメラの液晶モニターと同じように実際の映像よりも少し小さく映し出されるからです。
だけど、YouTubeやパソコンで再生する動画は撮影した素材が100%映し出されます。
自分のカメラの液晶モニターのクセを知り、余計なものが映り込まないよう気を付ける必要があるのです。
ネット用の動画撮影前、オーバースキャンを防ぐひと工夫
映像業界の専門用語で実際の撮影現場を100%表示している状態をアンダースキャン
若干小さく表示している状態をオーバースキャンという。
余計なものを映り込ませずにネット用動画を撮影するコツがあります。
それはカメラの位置を決めて、いざ撮影をするまえに少しだけズームすることです。
ほんの少しだけズームしておけば、意図しない映り込みはほぼ100%防ぐことができます。
ハンディカムやコンパクトデジタルカメラでなら簡単にできるので是非撮影前に取り組んでください。
しかもほんの少しズームして撮影すると、広角レンズやレンズの広角側(ズームを全くしていない状態)で撮影したときに起こりやすい歪みを防ぐ事もできます。
視聴者を全く飽きさせないビデオブログの編集方法
ビデオブログは数が命です。まずは数多くの動画を作り、撮影と編集に慣れることが必要です。
動画の品質にこだわるのは動画制作に慣れてからでよいでしょう。
だけど、つまらないビデオブログでは視聴者・視聴回数は一向に増えません。
YouTubeユーザーが増えるほど視聴者の目は厳しくなります。
なるべく多くの「視聴者を飽きさせない動画」を作ることが課題になります
ここではユーチューバーの先輩から得た視聴者を全く飽きさせないビデオブログの編集方法があるので解説します。
ズームを使って様々なサイズのカットで一つの動画を作れば視聴者が飽きることなく最後まで見てくれます。
しかし、一人で撮影するビデオブログではサイズを頻繁に変えて撮影するのは実は大変です。
なので、まず最初にテーマ全体を基本の構図で撮影します。
シーン全体が把握できるようワイド(ズームアウトしている状態)で撮影します。
この素材をマスターショットと呼びます。
マスターショットで1度ワンシーンを通しで撮ります。
マスターショットをもう一度見返してみると、「この部分はアップのほうが良いかな」という具合に編集イメージが湧いてくるでしょう。
そこで次に、イメージした必要なカットだけ撮影します。
撮影した短いカットをマスターショットにインサート(挿入)していきます。
音声はマスターショットのものを利用すればよいでしょう。
インサート用のカットは音声なし動画で良いのです。
ついでに言うと、インサート用のカットは静止画でも良いです。
静止画なら撮影はカンタン。カメラを被写体に向けてシャッターを押せばよいです。
そういう観点で見ると、YouTube動画はハンディカムよりも一眼レフカメラの撮影に軍配が上がるかもしれませんね。
この撮影段取りを利用すれば、視聴者を飽きさせない動画が簡単に量産できるでしょう。
慣れれば毎日複数の動画を作成するのも無理ではありません。
繰り返し言いますが、YouTubeで稼ぐには数が必要です。
特にスタートしたばかりの頃は数を作って実績と実力を積み重ねます。
単純な方法ではありますが、広告報酬は簡単に伸びていくでしょう。
商品が売れる!商品紹介動画で重要なハイキー・ローキーを理解する
一眼ムービーでは絞りや露出、シャッタースピードの設定次第で明るさをカンタンに調整できます。
明るい映像をハイキー
やや暗めの映像をローキーと呼びます。
適正露出の動画を作れるようになると、次は作品ごとに明るさを変更することにチャレンジしてみましょう。
一般的に商品CMはハイキーに。
ドキュメンタリーやホラー映画ではローキーな映像になるよう露出調整されています。
ユーチューバーの動画でよくある商品紹介動画は、視聴者に「この商品欲しい!」と思わせる動画を作れば視聴回数が増えます。
動画がシェアされる可能性も高くなりますし、うまくいけばメーカーから商品の紹介をしてほしいとオファーが届くかもしれません。
(実は会社から直接オファーをもらって商品紹介しているユーチューバーも増加中です)
あまりに売り込み色が強い動画を作るのはお勧めしませんが、製品に合わせた明るさを施した動画が高品質であることは間違いないでしょう。
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