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After Effectsでオススメの動画編集用パソコンってどれ?

After Effectsでオススメの動画編集用パソコンってどれ?

※2023年5月に更新しました。

動画編集用で使う有名なソフトウェアとして、EDIUS、PremiereProCCが挙げられます。

そして3Dモーショングラフィックスを制作するソフトではAfter Effectsがあります。

After Effectsは先に述べた動画編集ソフトよりもやや高性能なPCスペックを必要とします。

パソコンのスペックが低いとスムーズに動かない、エンコードに時間が掛かるといった不具合が生じ、その体感スピードからストレスを感じることでしょう。

では、どのくらいのスペックを持ったパソコンならAfter Effectsを快適に使うことが出来るのでしょうか?



この動画では6:13以降にAfter Effectsに最適なメモリについても解説しているので合わせて視聴してみてください。

そもそもAfter Effectsってどんなアプリ?

アドビシステムズが販売している、動画編集用ソフト『After Effects(アフターエフェクツ)』は映画・テレビ番組・CMなどの映像加工をはじめとして、あらゆるコンテンツ制作に使われている知名度の高いソフトウェアです。

画像から上に埋め込んだようなアニメーションが製作できるソフトウェアです。

最新のバージョンでは、3Dレンダリングエンジンが搭載され、プロ品質のアニメーションや3Dモーショングラフィックス製作が可能ですが、CPUやメモリがそれに見合わなければ、本領発揮するのは難しいといえるでしょう。

参考:【永久保存版】動画編集用パソコンのおすすめスペックとは

パソコンでモーショングラフィックの制作をする場合は大量のメモリを消費します。

32bit版ではメモリ不足からくる処理速度の低下が考えられるので、After Effectsでは、バージョンCS5(10.0.0)から、64bit版のみの対応となりました。

After Effects 体験版】操作方法・機能がどのようなものか具体的に知りたい方へ向けて、公式サイトで体験版をダウンロードできます。

※ダウンロードにはAdobe IDの取得が必要です。

After Effectsを使うために必要なスペック

・CPUに大きな負担が掛かる
・メインメモリーを大量に消費する

動画編集をするうえで重要なポイントは、この2点が大きな要素を含むので、高機能なCPU・メモリを搭載したパソコンを推奨します。

CPUは、動画編集を行うのであれば、core i7あれば処理能力は高くサクサク動くでしょう。
コア数やクロック数は多い方が良いですが、バランスの取れたものにしましょう。

メインメモリーは、できれば16GBは確保したいところです。最低でも16GBは搭載することをお勧めします。

参考:オーバークロックメモリーは動画編集に有効?検証してみたよ

After Effectsは、高速処理レイトレース 3D レンダラーという機能が搭載されています。

それをGPUで高速処理するにはGeForce GTXシリーズのハイエンドモデルやQuadroシリーズなど、対応したグラフィックボードが必要です。
※他のGPU機能は、基本要件を満たしていればすべてのGPUに対応しています。

対応するGPUの規格は、Adobe公式サイトの必要システム構成のレイトレース 3D レンダラー用のサポートされる GPU一覧でご確認ください。

After Effectsの処理速度は、GPUでその性能が左右される部分があることがポイントの1つです。

参考例:マウスコンピューターの動画編集・映像制作パソコン

ここではマウスコンピューターのクリエイター向けパソコンを例に挙げてみます。

マウスコンピューターはAfter Effects向けのパソコンと明確に定義してはおりませんが、動画編集・映像制作用パソコンを用意してくれています。

その中に民生用4K動画編集・特殊効果処理向けパソコンがあります。
その中でもミドルクラスに位置するのが以下のモデルです。

DAIV Z7

モデル名 マウスコンピューター  DAIV Z7
CPU インテルCore i7-12700F
グラフィックス GeForce RTX 3060(12GB)
OS Windows 11 Home 64ビット
メモリ 32GB
1stストレージ M.2 SSD 512GB
2ndストレージ HDD 2TB
チップセット インテル Z690
価格 224,800円(税込 2023.5時点)

After EffectsはAdobeのソフトの中でも映像の特殊効果を制作できる製品なので、このカテゴリで適切だと思います。
インテルのコアi7を搭載しており、かなりハイスペックです。
保存容量が512GBのM.2 SSDと、2TBのHDDで容量も十分です。

グラフィックカードは上位製品でメモリーも32GBなので概ね賛成です。
After Effectsで生成するファイルは極めて大きいので、ストレージは十分に用意するほうが良いでしょう。

ちなみにAfter EffectsはCore i7でも問題なく動作します。
上記の推奨PCは4K解像度を想定しているのでしょう。

動画編集用パソコンでオススメのショップ

映像制作会社で実際に使われているBTOパソコンショップを人気順に並べました。
BTOショップでは動画編集用パソコンのことを「クリエイターパソコン」と呼んでいます。

マウスコンピューターのAfter Effects向けパソコン

BTOパソコンで有名なマウスコンピューターには映像クリエイター向けのDAIVシリーズの中にAfter Effectsで行う特殊効果を快適に処理できる動画編集用パソコンを用意してくれています。ハイエンドなグラフィックカードを搭載しており、4K映像にも対応できるようになっているのでオススメです。

G-Tune HN-Z-WA ガラスサイドパネル標準モデル

CPU:Core i7-12700KF 
グラフィックス:GeForce RTX 3070 8GB 
メモリ:16GB PC5-38400 
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 500GB 

189800円(税込)

公式ページを見る


マウスコンピューターと当ブログのコラボ企画のパソコンでお買い得な製品です。
カスタマイズでCore i9-12900に変更可能です。

DAIV Z9-MVPR

CPU:Core i7-12700 
メモリ:32GB PC4-25600
グラフィックス:GeForce RTX3060 Ti(8GB) 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB + HDD 2TB 
Thunderbolt 4拡張カード・DVDドライブ・UHS-II SDカードリーダー 
電源:850W 

264800円(税込)

公式ページを見る

パソコン工房

パソコン工房ではデジタルアーティスト向けのクリエイターパソコンを「CG・MOVIE GARAGE」のブランドで販売しています。
After Effectsに限定した推奨パソコンではありませんが、CG制作を含んだ動画編集にも対応できるハイスペックなパソコンを低価格で購入できるようになっていますよ。

SENSE-F079-LC139KF-RBX

CPU:Core i9-13900KF 
グラフィックス:GeForce RTX 3060 12GB 
メモリ:32GB PC5-38400 
ストレージ:M.2 SSD NVMe対応 1TB

259800円(税込)

公式ページを見る

ドスパラ

ゲームパソコンで有名なドスパラではノートPC・デスクPCともにAdobe PremiereProCC・AfterEffectsの推奨モデルが用意されています。
中でもCG向けの動画編集用パソコンではOpenGL対応のグラフィックカード(NVIDIA Quadro・AシリーズやGeForce RTXシリーズ)を搭載したハイエンドPCがオススメと言えます。

raytrek 4CZVi

CPU:Core i9-13900KF 
グラフィックス:GeForce RTX 3060 Ti(8GB) 
メモリ:32GB PC5-38400 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB Gen 4

309980円(税込)

公式ページを見る

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