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3.302021
After Effectsでオススメの動画編集用パソコンってどれ?

2021年3月に更新しました。
動画編集用で使う有名なソフトウェアとして、EDIUS、PremiereProCCが挙げられます。
そして3Dモーショングラフィックスを制作するソフトではAfter Effectsがあります。
パソコンのスペックが低いとスムーズに動かない、エンコードに時間が掛かるといった不具合が生じ、その体感スピードからストレスを感じることでしょう。
では、どのくらいのスペックを持ったパソコンならAfter Effectsを快適に使うことが出来るのでしょうか?
この動画では6:13以降にAfter Effectsに最適なメモリについても解説しているので合わせて視聴してみてください。
そもそもAfter Effectsってどんなアプリ?
アドビシステムズが販売している、動画編集用ソフト『After Effects(アフターエフェクツ)』は映画・テレビ番組・CMなどの映像加工をはじめとして、あらゆるコンテンツ制作に使われている知名度の高いソフトウェアです。
この動画はAfter Effectsで制作した合成動画です。
After Effectsを使えばこのような映像を簡単に作ることができます。
最新のバージョンでは、3Dレンダリングエンジンが搭載され、プロ品質のアニメーションや3Dモーショングラフィックス製作が可能ですが、CPUやメモリがそれに見合わなければ、本領発揮するのは難しいといえるでしょう。
参考:【永久保存版】動画編集用パソコンのおすすめスペックとは
パソコンでモーショングラフィックの制作をする場合は大量のメモリを消費します。
32bit版ではメモリ不足からくる処理速度の低下が考えられるので、After Effectsでは、バージョンCS5(10.0.0)から、64bit版のみの対応となりました。
【After Effects 体験版】操作方法・機能がどのようなものか具体的に知りたい方へ向けて、公式サイトで体験版をダウンロードできます。
※ダウンロードにはAdobe IDの取得が必要です。
After Effectsを使うために必要なスペック
・メインメモリーを大量に消費する
動画編集をするうえで重要なポイントは、この2点が大きな要素を含むので、高機能なCPU・メモリを搭載したパソコンを推奨します。
CPUは、動画編集を行うのであれば、core i7あれば処理能力は高くサクサク動くでしょう。
コア数やクロック数は多い方が良いですが、バランスの取れたものにしましょう。
参考:映像会社の常識!動画編集用パソコンに最適なCPUの選び方
メインメモリーは、できれば16GBは確保したいところです。最低でも16GBは搭載することをお勧めします。
After Effectsは、高速処理レイトレース 3D レンダラーという機能が搭載されています。
それをGPUで高速処理するにはGeForce GTXシリーズのハイエンドモデルやQuadroシリーズなど、対応したグラフィックボードが必要です。
※他のGPU機能は、基本要件を満たしていればすべてのGPUに対応しています。
対応するGPUの規格は、Adobe公式サイトの必要システム構成のレイトレース 3D レンダラー用のサポートされる GPU一覧でご確認ください。
After Effectsの処理速度は、GPUでその性能が左右される部分があることがポイントの1つです。
参考例:マウスコンピューターのAdobe推奨パソコン
ここではマウスコンピューターのクリエイター向けパソコンを例に挙げてみます。
マウスコンピューターはAfter Effects向けのパソコンと明確に定義してはおりませんが、Adobe Creative Cloud推奨スペックパソコンを用意してくれています。
その中に民生用4K動画編集・特殊効果処理向けパソコンがあります。
その中でもミドルクラスに位置するのが以下のモデルです。
モデル名 | マウスコンピューターのAdobe推奨モデル DAIV Z9-Z390 |
CPU | インテルCore i7-10700 |
グラフィックス | GeForce RTX 3070(8GB) |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
メモリ | 32GB |
1stストレージ | M.2 SSD 512GB |
2ndストレージ | HDD 2TB |
チップセット | インテル Z490 |
価格 | 209,800円 |
After EffectsはAdobeのソフトの中でも映像の特殊効果を制作できる製品なので、このカテゴリで適切だと思います。
インテルのコアi9を搭載しており、かなりハイスペックです。
保存容量が512GBのM.2 SSDと、2TBのHDDで容量も十分です。
グラフィックカードは上位製品でメモリーも32GBなので概ね賛成です。
After Effectsで生成するファイルは極めて大きいので、ストレージは十分に用意するほうが良いでしょう。
ちなみにAfter EffectsはCore i7でも問題なく動作します。
上記の推奨PCは4K解像度を想定しているのでしょう。
動画編集用パソコンでオススメのショップ
映像制作会社で実際に使われているBTOパソコンショップを人気順に並べました。
BTOショップでは動画編集用パソコンのことを「クリエイターパソコン」と呼んでいます。
マウスコンピューター

BTOパソコンで有名なマウスコンピューターには映像クリエイター向けのDAIVシリーズの中にAfter Effectsで行う特殊効果を快適に処理できる動画編集用パソコンを用意してくれています。ハイエンドなグラフィックカードを搭載しており、4K映像にも対応できるようになっているのでオススメです。
当サイトとマウスコンピューターのコラボ企画パソコン
ここで紹介したAdobe推奨パソコンよりも安い価格設定でストレージも大容量のモデルを特別に構成してもらいましたよ。オススメ!
価格を抑えた映像クリエイター向けハイスペックPCです

DAIV Z7-MVPR【Windows10】
CPU:Corei7-10700メモリ:16GB PC4-21300
グラフィックス:GeForce RTX2070 SUPER(8GB)
ストレージ:SSD 512GB + HDD 2TB
光学DVDドライブ USB3.0接続 高速カードリーダー搭載
159,800円(税別)
パソコン工房

After Effectsに限定した推奨パソコンではありませんが、CG制作を含んだ動画編集にも対応できるハイスペックなパソコンを低価格で購入できるようになっていますよ。
ドスパラ

中でもCG向けの動画編集用パソコンではOpenGL対応のグラフィックカード(NVIDIA Quadro)を搭載したハイエンドPCがオススメと言えます。
ドスパラのAfter Effects向けパソコン
ドスパラは動画編集・CG向けパソコンを用意しています。
最新のCPUを搭載し、グラフィックカードは8GBのビデオメモリを搭載しています。
After Effectsに十分な性能です。

raytrek ZF Z590
ドスパラの動画編集向けPC
CPU:Core i9-10900K
グラフィックス:GeForce RTX 3070 8GB
メモリ:32GB PC4-21300
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB
239,980円(税込)
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