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5.242023
クアッドコアって何?動画編集で快適なコア数とは?

※2023年6月に更新しました。
Intel社のCore iシリーズやAMD社のAthlonなど、CPUは世代別にブランド化されていますが、コア数や同時処理するスレッド数により差別化されているといっても過言ではありません。
このエントリーでは動画編集の作業とCPUのコア数がどのように関係するのか解説します。
シングルコアからマルチコアの時代へ
コアとは核という意味合いを持ち、物事の中心を指します。
パソコンにはCPUという中央処理装置として、人間でいえば頭脳の役割を持つ部品があります。
コアはCPU内の心臓部分にあたり、実際に処理を行う部分を指します。
CPUの性能が良ければ良いほど、複雑なデータを素早く安定して処理することができ、Core iシリーズなど、世代別にブランド化されています。
この動画の2分11秒以降ではCPUについて詳しく解説してみました。
現在CPUを評価するときに3つのポイントがあります。
・スレッド数
・グラフィック性能の強さ
動画編集用途でおススメのCPUを解説したのでぜひ視聴してみてください。
マルチスレッドに対応したソフトへ発揮
コアは元来1つのCPUにつき1つありませんでしたが、時代と共に進化してきました。
消費電力や発熱を抑えた上で性能を向上させるなどして、マルチコアプロセッサが主流となっていきました。
2006年に誕生したのが『デュアルコア』という、1つのCPUの中に2つのコアがある規格です。
これまでのシングルコアでは、CPUのクロック数(動作周波数)を向上させると発熱してしまうという限界から、コアを増やすことによってパフォーマンスを上げる策を投じたのです。
同年8月にIntel社から登場したCore2シリーズを皮切りに、デュアルコアプロセッサの普及が進んでいきました。
複数のコアを持つことから、マルチコアプロセッサと呼ばれています。
コアを増やすことでクロック数を上げなくとも、複数のスレッドを並列に実行する(マルチスレッド)という処理分散化を実現。
また、1つのソフト内でも複数の処理を並列して実行できるというマルチタスクも一般化されました。
それと同時に、マルチスレッドに対応したソフトウエアも増えていき、それらへの性能は大きく発揮します。
参考:PremiereProでオススメの動画編集用パソコンとは?
動画編集に適したマルチコアプロセッサ
コアプロセッサ開発は続き、2007年に誕生したのが『クアッドコア』。
このクアッドコアは、4つのコアが集結してできたマルチコアプロセッサです。
この4つのコアプロセッサは、それぞれが独立しているので、互いの処理に影響されることなく動作環境を保てるのが利点です。
当然性能も上がります。
そしてクアッドコアの構成には、2つの方式がとられています。
・デュアルコアが2つ集結した方式(Intel社:Xeonシリーズ・Core 2 Extremeシリーズなど)
互いに独立したコアプロセッサといっても、キャッシュメモリなど機能の一部は共有することが多いため、処理速度が上がるという利点があります。
シェアが最も高いIntel社のCPUなどは、世代モデルが新しいものほど高性能ですが、世代ごとの差別化として、コア数/同時処理スレッド数によって行われてもいます。
参考:映像会社の常識!動画編集用パソコンに最適なCPUの選び方
先にも述べた並列処理が可能なマルチスレッド対応のソフトなら、その性能・パフォーマンスを発揮するでしょう。
そしてクアッドコアのほかにも、ヘキサコア(6コア)、オクタコア(8コア)、ドデカコア(12コア)などというものが続きます。
現在(2023年4月時点)販売されている動画クリエイター用パソコンは8コア以上が主流になっており、コア数が多いほど性能が高くお値段も高価になっています。
エフェクト処理や繰り返しのレンダリング作業、エンコーディングなど、並列処理を行う要素が高い動画編集においては、マルチコアは適しているといえます。
4K編集を行わない場合はクアッドコアのCPUでも十分使えるでしょう。
動画編集用パソコンでオススメのショップ
映像業界ではBTOパソコンショップの動画編集用パソコンが人気です。
パソコンショップのパソコンは低価格だけがメリットという印象があるかもしれませんが、メーカーよりも高性能なパソコンもあるので動画クリエイターには人気があります。
ここでは動画編集用パソコンがオススメのパソコンショップを紹介します。
マウスコンピューター
マウスコンピューターは最新のCPU上位モデルを搭載した動画編集向けパソコンを充実させています。マウスコンピューターでは水冷CPUクーラーを推奨しており、冷却能力の高いクリエイターパソコンを安価で手に入れることができますよ。

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5/13から値下げ中です。CPU:Core i7-13700F
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259800円(税込)
当サイト限定販売でお買い得です。

DAIV FX-I7G60
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電源:750W
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パソコン工房ではクアッドコア以上のCPUを搭載したパソコンをゲーミングPCやVRコンテンツ向けPC・4K動画編集向けPCで先行して導入しています。パソコン工房はBTOパソコンショップの中でも低価格な傾向があるので、お値段重視の方はパソコン工房がオススメです。

SENSE-F079-139-STX
CPU:Core i9-13900グラフィックス:GeForce RTX 4060 Ti 16GB
メモリ:32GB PC5-38400
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 1TB
284700円(税込)
ドスパラ
ドスパラではCPUの交換やグレードアップも低価格の作業料金で受け付けてくれるサービスもあります。また動画編集用のクリエイター向けパソコンraytrekではCPUやグラフィックカードの熱を効果的に排熱する設計になっています。
CPUに負荷をかけるエンコード作業が多い動画編集に最適なパソコンを手に入れることができます。

raytrek 4CZVi
CPU:Core i9-13900KFグラフィックス:GeForce RTX 4060 Ti(8GB)
メモリ:32GB PC5-38400
ストレージ:M.2 SSD NVMe 1TB Gen 4
289980円(税込)
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