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6.142022
動画編集用PC購入前に知っておきたいSSDの知識

2022年6月に更新しました。
メモリチップと基盤でシンプルに構築されたSSD。どのようにパソコン内で働くのかをご存じでしょうか?
動画編集用のパソコンの購入を考えているのなら、このSSDについて知っておくと今後のパソコンライフに非常に役立ちます。
合わせておススメ:【最新版】動画編集用パソコンにおすすめのSSDと選ぶときのポイント
この動画では動画編集者向けのストレージの選び方について解説しました。
どのSSDやハードディスクを選べば良いか分からない方はぜひ視聴してみてください。
SSDってなに?

M.2 SSD
SSDとは、Solid State Drive(ソリッドステートドライブ)といい、コンピューターの記憶装置(ストレージ)として、ディスクドライブのように扱うことができる半導体素子メモリを用いたデバイスです。
これまでパソコンの記憶装置としてHDD(ハードディスク)が使われてきていますが、SSDはHDDと同じ機能といえます。
ただ違うのが、その動作環境によるもの。HDDよりも処理速度が速いのがSSDの大きな特長です。
参考:動画編集用パソコンでSSDとHDDはどのぐらい違うのか?
実はほぼ全てのスマートフォンやタブレットPCにはSSDが搭載されています。
また、SSDを搭載するパソコンが市場に増えてきたこともあり、まだまだHDDの普及率は高いですが、あと数年で世代交代するとも言われています。
SSDのメリット
・動作音が静か
・振動や衝撃に強い
※シークタイム:ハードディスク(HDD)光磁気ディスク(MO)などの記憶装置内で、磁気ヘッドがディスク上の目的までに到達するまでの所要時間。シークタイムが短ければ記憶装置の性能は高い。
※ランダムアクセス:記憶装置にアクセスするための方法のこと。読み書きする目的のデータだけを割り出して、先頭から順番にファイルを検索してアクセスすることでかかる時間を短くできる。
SSDは、書き込みの速度がやや劣るのですが、読み込み速度はHDDと比べると、圧倒的に速いことが実感できます。
電子データのやりとりのみで行われているため、HDDのように回転するディスク上を磁気ヘッドが読み書きする必要がないからです。
そのことから音も全くないのもメリットです。
消費電力を抑えられ発熱も少ない。小型で軽量であり衝撃などにも強いと言われています。
SSDのデメリット
・常備稼働には向いていない
・長期使用では速度低下がみられる
デメリットについてまず言えるのが、容量の割には価格が高いという点です。
TLC NAND型フラッシュメモリを導入したことにより、大容量化・低価格化が進んでいますが、例えば500GBのSSDなら1万円ほどで販売されています。
現在では1万円で4TBのHDDを購入できるのでコスト面だけで考えればハードディスクの方が良いです。
また、SSDは書き込み回数に制限があります。動画編集用パソコンに使うなら、ヘビーユーザーになればなるほど、パソコンの寿命よりもSSDの寿命のほうが早いかもしれません。
このようなデメリットはSSDを入れなおしたり、HDDとの使い分けでデメリットは回避できます。
SSDへのメリットは非常に高いともいえるので、動画編集をするならこれらの点に対処しながら使いこなすと良いでしょう。
参考:動画編集用パソコンで内部ストレージを選ぶコツと最適なストレージ構成はこれだ!
大容量500GBのSSD
TLC NAND型で低価格
動画編集用パソコンでオススメのショップ
動画編集で専用のパソコンを購入すればSSD搭載の高性能なパソコンが簡単に見つかります。
中でもBTOパソコンショップのストレージ(データ保存領域)が二つ以上ある動画編集用パソコンを選ぶのがオススメです。
ここではデュアルストレージ対応で比較的安価なクリエイター向けパソコンを揃えているパソコンショップを紹介します。
マウスコンピューター
マウスコンピューターでは複数台ストレージを搭載しているモデルは基本的にOSをSSDにインストールしています。
Windows10 64bitは20GB程度の空き容量を最低でも確保したいので、その他動画編集の専用ソフトウェアをインストールすることも考えると480GBは欲しいところです。マウスコンピューター DAIVシリーズの2つ目のストレージは下位モデルでも2TBはあります。
SSDの容量に注意すれば最適なパソコンが揃っていますよ。

G-Tune HM-B プレミアムモデル
Core i7-12700Fにビデオメモリ 12GBグラフィックス搭載CPU:Core i7-12700F
グラフィックス:GeForce RTX 3060 12GB GDDR6
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB
224,800円 ⇒ 199,800円(税込)
マウスコンピューターと当ブログのコラボ企画のパソコンでお買い得な製品です。
カスタマイズでCore i7-12700に変更可能です。

DAIV Z7-MVPR
CPU:インテル Core i5-12400メモリ:16GB PC4-25600
グラフィックス:GeForce RTX 3050(8GB)
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB + HDD 2TB
DVDドライブ・UHS-II SDカードリーダー
電源:700W
168,000円(税込 184,800円)
パソコン工房ではSSD搭載パソコンを絞り込み検索することができ、最低価格で3万円台のパソコンでもSSDが装備されています。ただし容量は少ないので、動画編集に使うなら最低でも15万円前後の予算は必要になるでしょう。
低価格なパソコンが並ぶパソコン工房はPCに予算捻出が厳しい方に最適なBTOパソコンショップです。

SENSE-F069-LC127-DUX
Core i7-12700にM.2 SSDを搭載したパソコンCPU:Core i7-12700
グラフィックス:Radeon RX 6700 XT 12GB GDDR6
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB
214,980円(税込)
ドスパラ
ドスパラの動画編集向けパソコンは10万円以下でデュアルストレージの仕様にすることができます。
4K動画編集向けでは500GB以上のSSDと大容量のHDDを実現してくれているので、映像制作会社の都合をよく理解した構成で組んでくれているのがよく分かります。動画制作者に強く支持されているドスパラもオススメのパソコンショップです。

raytrek XS
ドスパラのGeForce RTX 3050+大容量ストレージ搭載動画編集用パソコンCPU:Core i7-12700
グラフィックス:GeForce RTX 3050 8GB GDDR6
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB
194,980円(税込)
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