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10.102019
動画編集用パソコンに必須のグラフィックボードの失敗しない選び方

2019年12月に更新しました。
パソコンゲームをしているユーザーなら、グラフィックボードの性能がいかに重要か、骨身に染みているかと思います。
実は動画編集をする上でも、このグラフィックボードは重要なポイントになります。
グラフィックボードとは?
グラフィックボードとは、映像を出力する機能。画面に画像を映す役割を担います。
グラフィックボードを開発・販売している企業としては、アメリカのNVIDIA社がシェアが高く有名です。
同じくアメリカ企業のAMD社も引けを取りません。
グラフィックボードの中枢部分に当たるGPUは、NVIDIA社ではGeForceシリーズとして、またAMD社ではRadeonシリーズをそれぞれ展開しています。
グラフィックボードにはさまざまな種類のものがあり、規格により価格もピンキリです。
用途によっても仕様が違うので、「動画編集するなら、どのグラボが良いの?」と疑問に思うユーザーも多いことでしょう。
この動画「【GTX1080】NVIDIA GEFORCE最新グラボの高画素写真&4K映像編集における実践パフォーマンス検証」では4K映像編集をしている動画クリエイター・ユーチューバーのTSUTTONさんがNVIDIA GEFORCEのパフォーマンスを検証しています。
グラフィックボードの威力が良くわかるのでぜひ視聴してみてください。
ソフトウェアによってグラフィックボードを選ぶ
グラフィックボードが本当に必要か?
と問われたなら、「あったほうが良い。けれど動画編集ソフトによりけり」が、1番正しい答えなのかもしれません。
オンボードの性能で十分なソフトもありますが、GPGPUやOpenGLなどの処理に対応した動画編集ソフトなら、グラフィックボードはあったほうが良いといえます。
CPUの性能が高いに越したことはありませんが、エフェクトや動画エンコードなど、ビデオチップの性能に依存して処理をしたほうが、作業がスムーズにはかどる場合もあるからです。
GPGPU性能が発揮できるプラットフォームに、NVIDIA社では『CUDA』、AMD社では『ATI Stream』が用意されています。
動画編集ソフトを購入するときには、どちらに対応しているかも確認する必要があります。
またOpenGLというプラットフォームもありますが、これに対しても最適化されたグラフィックボードのほうが性能を発揮できますので、念頭に置いておくことをおすすめします。
グラフィックボードを検討するなら、動画編集ソフトの推奨環境と相談してみたほうが失敗は少ないかと思います。
OpenGL対応のグラフィックボード Quadro P2000
動画編集用パソコンでオススメのショップ
一般的に動画編集向けのハイエンドグラフィックボードを搭載したパソコンはかなり高額になりますが、BTOパソコンショップなら予算の少ない方でもかなり性能の良いグラフィックボードを搭載した動画編集用パソコンを購入することができます。
中でもマウスコンピューター・パソコン工房・ドスパラがオススメ。
各BTOパソコンショップの通販サイトでは型落ちのグラフィックボード搭載のパソコンがディスカウント価格で見つかりますよ。
マウスコンピューター

マウスコンピューターではグラフィックボードにGeforceとQuadroが用意されています。コスパ重視の方はGeforce、CG編集がメインの方はQuadroを搭載したデスクトップパソコン DAIVシリーズを選べば失敗しないでしょう。

コスパ重視ならパソコン工房がオススメですよ。
ドスパラ

ドスパラではハイエンドのグラフィックボードとCPUを搭載したゲーミングパソコンを選んでも動画編集で十分利用できます。ドスパラ通販サイトでは動画編集ソフト推奨モデルも揃っており、そのスペックを参考にして自分で構成を変更することもできます。
映像会社でもドスパラを支持している方は多いですよ。
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