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動画編集用パソコンでGPUを選ぶ時に注意したいコト

※2023年7月に更新しました。

『GPU=グラフィックボード』と思っているユーザーもいるかもしれませんが、実はそうではありません。

GPUはグラフィックボードに搭載されているビデオチップのことを言います。

GPUは、グラフィック処理をする専門の頭脳といえるべきパーツです。

GPU
グラフィックカード
グラフィックボード
ビデオカード

このように様々な呼び名がある部品ですが、このエントリーではGPUについて正しく理解できるように解説いたします。

画像処理専門の頭脳『GPU』

GPUとは、Graphics Processing Unit(グラフィックス プロセッシング ユニット)の略で、画像処理をする半導体チップです。

画像・映像処理が中心となる動画編集において、GPUはパソコンにはなくてはならない部品です。

GPUはパソコンを使用する上で、マウスを使いファイルを移動させるなどの基本的な動作から、3Dグラフィックのように立体感のある映像を処理したり…、情報をグラフィックとして伝達するのがGPUの役割です。

CPUの中に搭載されている内蔵GPU

GPUを内蔵するCPUと内蔵しないGPUがある。写真は内蔵GPU非搭載のAMD Ryzen 9 3900X

CPUはパソコンの頭脳としてさまざまな情報処理を行う、パソコンの頭脳となる部品ですが、GPUも画像処理部門として重要な役割を果たすのです。

実はCPUの中にはGPUのコアを搭載しているものがあり、これらを内蔵GPUと呼んでいます。

この動画の21秒~以降で内蔵GPUについて詳しく解説してみました。ぜひ視聴してみてください。

性能が高いミドルレンジ以上のグラフィックボードには劣りますが、内蔵GPUの性能は世代を経るごとに向上しています。

動画編集においてもCPU内蔵GPUの機能は侮れません。

エンコードや動画再生のための機能を専用回路として搭載しているのでCPUの負担を軽減できるのです。

旧世代の内蔵GPUは性能的にはやはり劣るため、その場合はグラフィックボードを追加してGPUの増築を図ったほうが賢明でしょう。

ですが、最新世代のCPUに内蔵されているGPUは、動画処理に対してもかなり機能性が高いものがあり、動画編集ソフトによっては、内蔵GPUでも十分使えるものもあります。

動画編集ソフトによってGPUの性能は劣る場合も…

クリエイターに人気のGPU NVIDIA Quadro

GPUはグラフィック関連全般の演算処理を行いますが、動画編集に関しても大きな期待を持てるでしょう。

代表的なグラフィックボードメーカーのNVIDIAが作るグラフィックボードはCUDAと呼ばれる統合開発環境で作成されており、並列演算処理を得意としています。

これは動画のエフェクト処理をするさいに多いに役立ちます。

動画編集ソフトをAdobe Premiere Proに選択する場合、それらの機能が発揮します。

しかし、動画編集で複雑なエフェクト処理を行わない場合や動画編集ソフトが推奨しているグラフィックボード以外のものを使用する場合は、性能の良いグラフィックボードは必要かと問われれば、必ずしもそうではありません。

先にも伝えました通り、動画編集ソフトによってはCPUに内蔵のGPUでも大丈夫であったり、グラフィックボードによっては性能を発揮できないものもあります。

関連情報:動画編集用パソコンに必須のグラフィックボードの失敗しない選び方

AIを使った動画編集が主流になるとGPUはもう必須になる

Stable Diffusion WebUIの実行画面

OpenAIによって画像生成の分野では生成AIが爆発的に普及しつつあり、その技術が動画編集に及ぶのも時間の問題です。

Adobe Premiere Proでは自動音声ダッキング(会話が聞こえるようにBGMのボリュームを調整する)やオートリフレーム(16:9のアスペクト比を縦名が動画にする際自動的に最適化する)などでAIが活用されております。

このようなAIによる動画編集の効率化はCPU内蔵のGPUでは対応できませんので、ビデオカードを搭載したパソコンを手に入れるしかありません。

また、Stable Diffusion WebUIのようなインストール型のAIツールはGeForce RTX 2XXXシリーズ以上の高性能なビデオカードが必須になっている点も注意が必要でしょう。

動画編集用パソコンでオススメのショップ

映像制作会社ではこれまでグラフィック性能を重視したハイエンド動画編集用パソコンが使われてきました。

しかし最近ではCPU性能がかなり向上していることもあり、ミドルクラスのグラフィックスでも十分。とコストを抑える傾向もあるようです。

低予算の動画制作にも最適なパソコンを提供してくれるのがBTOパソコンショップです。
ここではクリエイターに人気のパソコンショップを紹介します。

マウスコンピューター

マウスコンピューターはBTOパソコンショップの中でも製品の種類が豊富で、ミドルクラスのGPUを搭載した動画編集用パソコンでも選択肢が多いのが特長です。
費用を抑えたい方はクリエイター向けPC DAIVシリーズからGeforce搭載のパソコンを選ぶのが良いです。
年末は価格が安いので、そのタイミングを狙うのも良いでしょう。

mouse MH-A5G1B

CPU: Ryzen 5 4500  
グラフィックス:GeForce GTX 1650 4GB 
メモリ:16GB PC4-25600 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB 

124800円(税込)

公式ページを見る


当サイト限定販売でお買い得です。

DAIV FX-I5G1B

CPU:インテル Core i5-13400F
メモリ:16GB PC5-38400
グラフィックス:GeForce GTX 1650
起動ディスク:M.2 SSD NVMe Gen4 500GB
保存ディスク:HDD 2TB 
水冷CPUクーラー・DVDドライブ標準搭載 
電源:750W

159800円(税込)

公式ページを見る

パソコン工房

パソコン工房は公式サイトからWEB会員に登録することができ、会員向けに旧モデルや生産完了品を特別価格で販売しています。最新のGPU搭載PCもセールで安く買えますが、価格重視で買うならWEB会員価格で型落ちのハイエンドモデルを買うのがオススメです。

SENSE-M0P5-R56X-NAX

CPU:Ryzen 5 5600X 
グラフィックス:GeForce RTX 3050 8GB GDDR6 
メモリ:16GB(PC4-25600) 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB

128800円(税込)

公式ページを見る

ドスパラ

ドスパラでハイエンドGPU搭載の動画編集向けパソコンを買うならraytrekシリーズがオススメです。
ドスパラはアウトレット品に掘り出し物があり、中にはキャンセル未使用品で激安価格設定になっているパソコンがあります。
狙っているグラフィックス搭載のパソコンがあるかもしれませんよ。

raytrek 4CDH

CPU:Core i5-13400F 
グラフィックス:GeForce GTX 1650 4GB 
メモリ:16GB PC4-25600 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB

139980円(税込)

公式ページを見る

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