この記事にはプロモーションが含まれています

エントリー

GPUはムダ?動画編集とグラフィックカードの秘密

※2023年7月に更新しました。

動画編集用パソコンに求められるもの———、どの視点からみても第一にいえるのが性能(スペック)です。

その中でも忘れていけないのがGPU。動画編集を快適に行うための大切なパーツです。

実はGPUの性能は高いものほど良い訳ではありません。

実は予算に余裕があると、どこまでも上位ランクのグラフィック性能を持つパソコンを選んでしまう方が多いです。

ここでは、動画編集用パソコンでおすすめのGPUの性能についてお話ししましょう。

私が解説しているこの動画では9:34以降で動画編集向けのグラフィックカードについて解説しています。
合わせて視聴してみてください。

CPUの負荷を軽減する『GPGPU』

主なグラフィックカード

GPUはグラフィックス描写に対して処理を行うことを得意とする半導体チップです。

パソコンで文章作成ソフトや表計算ソフトを活用して作業を行うとき、本来ならそのようなことはCPUが処理を行います。

この間、GPUはほとんど処理を行いません。

これではせっかくの機能をフル活用できているとは言えなかったのです。

そこでCPUが行う作業の一部をGPUがサポートすることによってCPUの負荷を少なくし、全体のパフォーマンス向上を図るという開発がされました。

それがGPGPUと呼ばれるものです。

『GPGPU』とは、GPUがグラフィック以外の汎用(はんよう)処理にも対応できる技術のことです。

例えば、動画編集ではレンダリングやエンコーディング時にGPGPUが活用されています。

NVIDIAとAMDが開発・販売しているグラフィックカードはもちろんGPGPU性能を発揮できる製品です。

GPUを生かすも殺すもソフトウェア次第

実はすべての動画編集ソフトがGPGPUの能力を活用できる訳ではありません。

(GPGPUを活用できない動画編集ソフトの演算処理はすべてCPUが担うことになります。)

例えばAdobe PremireProではNVIDIA GeForce・Quadro・NVIDIA RTXとAMD Radeonを推奨GPUに指定しています。

参考情報:Adobe Premiere Pro CCの必要システム構成と言語バージョン

この場合はパソコンにいずれかのGPUを搭載することで3Dレンダリングや動画エンコードなどの処理が高速化されます。

Premiere Proのプロジェクト設定

ただし、Premiere Proのプロジェクト設定で正しいレンダラーを選択できていない場合はGPUの機能を十分に発揮できません。

GeForce系のグラフィックカードを搭載したパソコンの場合レンダラーは「GPU高速処理(CUDA)」が選ばれているか確認しましょう。

最新のグラフィックカードはドライバを更新しないと発揮できない場合がある

グラフィックカードは1~2年ごとに新しい製品が発売し、商品サイクルも徐々に短くなってきています。

以降はBTOメーカーの最新パソコンで動画編集の検証を年間に10台以上実施してる私の経験談です。

GeForce RTXシリーズの最新グラボを搭載したデスクトップパソコンでPremiere Proをインストールした場合、割と高い確率でレンダラーがグレーアウトしています。

こうなるとグラフィックカードの支援を得られずCPUだけでレンダリング処理を行うためプレビューのカクつきが顕著になり、書き出し時間も長くなってしまいます。

これを解決するにはグラフィックカードのドライバを更新したり、Premiere Proのバージョンを変更することで解決できる場合が多いのですが、どの方法が正しいかはその時次第です。

また、運よくレンダラーを選べても、編集中にGPUがほとんど機能していないこともありました。

時間が経てばPremiere Proやグラフィックドライバーが更新して問題が解消すると思いますが、発売したばかりのグラフィックカードを買う場合は何かと不具合が生じやすいと想定しておいた方が良いでしょう。

ハイエンドGPUを搭載しても効果が薄いEDIUS

これに対してEDIUS X Proの仕様を確認するとGPUの製品名を具体的には指定しておりません。

EDIUS Pro の動作環境

このような動画編集ソフトはビデオカードを搭載したパソコンでもCPUが主に演算処理を行いますので、高性能なグラフィックカードを搭載してもその効果は限定的です。

(EDIUS Proはビデオカードなしのパソコンとエントリークラスのビデオカード搭載のパソコンを比較すると効果を実感できますが..)

そのような理由からEDIUS Proの場合はグラフィックカードに予算を積むよりも、CPUのグレードアップやメモリーの増強に予算をまわす方が良いということになります。

設定が必要なLightroom

Lightroom Classic CC の環境設定

また、RAW現像で人気のLightroom Classic CCでは環境設定で別途設定していない場合、GPU機能はディスプレイ出力に限定しております。

せっかくビデオカードを搭載しているパソコンを使っているのに、その機能を十分に発揮できていません。

Stable Diffusion WebUI はRTX 2XXX以上の性能が必須なのか?

AIを活用した画像生成や動画編集の普及が始まりつつあります。

例えばAI画像伊生成のアプリケーションであるStable Diffusion webUIはパソコンにインストールして使うので、相応のパソコンスペックが必要になります。

Stable Diffusion webUIで公式的なアナウンスがないため、ネット情報ではGeForce RTX 2XXX以上の性能を持つGPUが必要であると聞いたことがある程度です。

またAMD Radeon系のGPUでは生成時間がかなりかかるとか..

Stable Diffusion webUIの操作画面

試しにGeForce GTX 1650搭載のパソコンでStable Diffusion webUIで2次元の少女を描いてもらおうとプロンプトを書いてみたところ、エラーを連発してようやく80×80pxの何の絵だかわからないものを出力しました。

GeForce RTX 3XXXシリーズ搭載パソコンでは高品質なイラストを生成してくれたのですが、やはりエントリーモデルのグラフィックカードでは対応できないようですね!

CPUとGPUはバランスが肝心

映像編集歴が長い人ほどハイスペックなグラフィックカードを選ぶ傾向が強いです。

それは過去にGPU(グラフィックカード)の恩恵で作業効率を高めることができたという経験があり、パソコンに対する投資に抵抗がないからでしょう。

DAIV Core i5-13400F搭載デスクトップパソコン

ちなみに先日Core i5-13400FとGeForce GTX 1650を搭載したデスクトップパソコンで4K60P動画編集を実施したところ、非常に快適に動作しました。

1~2年前で考えるとCore i5のエントリーGPUで4K映像はとても扱えたものではありませんでしたが、CPUの目覚ましい性能向上を体感出来ましたよ。

CPUとGPUは車の両輪のようなもので、どちらかが突出するのではなくバランスの良い組み合わせになっているほうが威力を発揮します。

GPUはムダ?動画編集とグラフィックカードの秘密 まとめ

動画編集では有用なGPUではありますが、使うソフトウェアの種類や設定によってはその効果を十分に発揮しません。

一方で、CPUとのバランスが良ければエントリークラスのGPUでも問題ないかもしれません。

動画編集ソフトウェアの使用環境を必ず確認し、最適なパソコンを選択しましょう。

また、NVIDIAのグラフィックカードの中にもGeForceとQuadroがあります。
この両者もかなり性質と用途が異なるグラフィックカードなので違いを理解しておきましょう。

動画編集用パソコンでオススメのショップ

動画編集で最適なパソコンをなるべく低価格で手に入れたいならBTOパソコンショップが有利です。

中でも以下で紹介するパソコンショップなら動画編集ソフトに合わせて最適なGPUを搭載したパソコンを手に入れることができますよ。

マウスコンピューター

マウスコンピューターではPremiere・After Effects推奨のパソコンやDaVinci Resolve推奨の動画編集向けパソコンを用意しており、使用するソフトウェアごとに最適なGPU・CPU搭載パソコンを購入することができます。最短翌営業日出荷や24時間365日電話対応してくれるサポートサービスが充実しており、トラブルの起こりやすい動画編集でも安心して取り組めます。

mouse MH-A5G1B

CPU: Ryzen 5 4500  
グラフィックス:GeForce GTX 1650 4GB 
メモリ:16GB PC4-25600 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB 

124800円(税込)

公式ページを見る


当サイト限定販売でお買い得です。

DAIV FX-I7G60

CPU:インテル Core i7-13700F 
メモリ:32GB PC5-38400 
グラフィックス:GeForce RTX 4060(8GB) 
ストレージ:M.2 SSD NVMe Gen4 500GB + HDD 2TB 
水冷CPUクーラー・DVDドライブ標準搭載 
電源:750W 

229900円(税込)

公式ページを見る

パソコン工房

パソコン工房は全国に店舗を持つ大手BTOパソコンショップです。動画クリエイターの予算と用途に合わせてコストパフォーマンスの高いBTOパソコンを構成してくれます。

公式通販サイトでは使用したいグラフィックスを選んで絞り込み検索することもできます。
セール対象のパソコンは格安なので要チェックです。

SENSE-M0P5-R56X-NAX

CPU:Ryzen 5 5600X 
グラフィックス:GeForce RTX 3050 8GB GDDR6 
メモリ:16GB(PC4-25600) 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB

128800円(税込)

公式ページを見る

ドスパラ

ドスパラではゲーミングPCシリーズのGalleriaとクリエイター向けPCのraytrekがあり、動画編集でパソコンを買うならraytrekになります。
ただしGalleriaでも上位モデルはハイエンドGPU搭載のパソコンがあり、動画編集にも対応できるようになっています。Adobeの各ソフトウェア推奨のパソコンもあるので初心者でも選びやすいのが魅力です。

raytrek 4CDH

CPU:Core i5-13400F 
グラフィックス:GeForce GTX 1650 4GB 
メモリ:16GB PC4-25600 
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB

139980円(税込)

公式ページを見る

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

スポンサーリンク


MotionArray 割引クーポン配布中!


Artlistコラボ企画!Artlist・Artgridを特別割引

関連記事

ブログ管理人プロフィール

HN:おーとふぉーかす
自己紹介:私は35歳で未経験から映像業界に転職しました。
Works:動画制作・ブロガー
YouTube歴:7年 持ってるアカウントは4つ。そのうち一つが登録者数1.6万ちょっと。

このブログは動画クリエイターを支援するためのサイトです。カメラや映像機材の紹介を中心に記事を書いています。

動画制作に興味がある方はぜひ読んでみてください!

動画編集用パソコンのススメ

動画編集用パソコンの選び方動画編集用PCのおすすめスペック動画編集用ノートPC選択5つのポイント

価格で選ぶときのポイント

10万円以内15万円以内20万円以内25万円以内30万円以内35万円以内40万円以内

4K高画質向けパソコン

4K動画編集用PCおすすめスペック4K動画編集はデスクトップが良い?4K編集向けの周辺機器

CPU

動画編集で快適なコア数とはCore i7Core i9Ryzen 5Ryzen 7Ryzen 9

グラフィックカード

グラフィックボードの失敗しない選び方動画編集でQuadroは必須なのか?動画編集用パソコンとGeForceの相性

メモリ

動画編集でメモリは32GBが良い?メモリ32GBと64GBの違いを検証

ストレージ

動画編集におすすめのSSD外付けハードディスクを選ぶポイント最適なストレージ構成

マザーボード

マザーボードを選ぶときのポイント

液晶ディスプレイ

液晶モニターの選び方4K液晶モニターはこの5つをチェック4K PCモニターの注意点キャリブレーターについて

CPUファン

動画編集向けPCのCPUファン選び方

映像編集向けモニターヘッドホン

MDR-CD900STは今さら買うべき?

編集ソフトに最適なモデル

Premiere ProでオススメのPCとは?After EffectsでオススメのPCとは?EDIUSでオススメのPCとは?DaVinci ResolveオススメPC

パソコンショップについて

動画用PCを買う時のお店の選び方PCメーカーの特徴を徹底解説マウスコンピューターのおすすめPC一覧DAIVとG-TUNEの違いパソコン工房のおすすめPC一覧ドスパラのおすすめPC一覧

ページ上部へ戻る