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8.12023
動画編集用マウスはやっぱりトラックボールがおすすめ?

※2023年8月に更新しました。
以前、プロの動画クリエイターさんからゲーミングマウスが動画編集には必須とアドバイスいただいておりました。
ゲーミングマウスには右・左クリック以外にも複数のボタンがあり、動画編集の時に多用するショートカットを各ボタンに割り当てることができます。
キーボードの入力を極力省略することで動画編集のスピードを上げることができるのです。
また、中でもトラックボールはマウスのようにマウスパッド上で動かさず、ボールをまわすことでカーソルを操作できます。
2年以上前に単価1,000円の動画編集をやってたころに手首を傷めました。
それから使い始めたのがトラックボールです。
指先でマウスコントロールするので手首を使わないのですよ。
最近カーソルがブルブル震えるという不具合があって故障かなと思ったけど、ボールを取りかえたら改善しました! pic.twitter.com/DnsVjllkVA
— おーとふぉーかす@ブログと動画編集でメシを食う (@sonycameralove) June 4, 2020
トラックボールは動画の色補正を行うときに使うと非常に便利です。
また、マウス操作は長時間の使用で手首を痛めることがありますが、トラックボールは手首を使わないので痛くなりません。
トラックボールの中にはゲーミングマウスのように多数のボタンを装備した製品もあります。
動画編集用に最適な複数のボタンがついたトラックボールを探してみることにしました。
トラックボールの人気ブランド kensington
この製品はトラックボールで有名なkensington(ケンシントン)のトラックボールです。
本体の中心にトラックボールが搭載されており、四方にボタンが4つ配備されているタイプです。
デザインはとてもかっこいいですね。
見た目がカラーグレーディング専用のコントロールサーフェスパネルにも似ていますので、まず検討しました。
ちょっと触ってみたところ主に中指でボールをまわすことがわかります。
kensingtonはねばりもあるので使いやすそうですが、トラックボールには親指でボールをまわすタイプもありますので比較してみることにしました。
Amazonで大人気のトラックボール M570t
ロジクールのトラックボール M570tです。
このタイプのトラックボールは親指で回します。ボタンも5つあり、デフォルトでは戻る/進むボタンになっていますが、コピー&ペーストなどのショートカットを割り当てることができます。ワイヤレスで接続することができ、電池一本で動きます。
ロジクール SW-M570はAmazonでトラックボールの一番人気商品のようですね。レビューも豊富です。
交換用のボールも別売りであるロジクールのトラックボール
また、ロジクール トラックボールマウス専用 M570t用ボールも使用できるので、ボールを紛失したときも安心です。
私の場合、動画編集をメインに考えておりまして、割り当てるショートカットも決まっていました。
ボタン5つでは足りないのでM570tは残念ですが選択肢から外しました。ボタン8つぐらいは欲しいですね。
トラックボールの速度は遅めのほうが使いやすい? 速度が変わるMA-WTB43BK
次に検討したのがサンワサプライのMA-WTB43BKです。
このトラックボールは6ボタン搭載したワイヤレストラックボールになっています。
トラックボールの場合、カーソルの速度はやや遅めのほうが使い勝手が良いです。
MA-WTB43BKはボールを動かす速度に合わせてカーソルの移動スピードが変わりますので直感的な操作で思い通りに動かすことができます。
このトラックボールも使いやすそうなので候補に挙げましたが、ボタンはもう少し欲しい。
ついに見つけた!8つボタンのトラックボール M-DT2DRBK
次に見つけたのがエレコムのワイヤレスマウス トラックボール M-DT2DRBKです。
人差し指用のトラックボールで8ボタンあります。これも無線接続で単三電池1本で動きます。
(2017.1月時点で)8つボタンがついているトラックボールはこれ以外にないみたいです。
チルトホイールという機能があり、スクロールホイールを親指で左右(上下)に動かすことでエクセルなどの横スクロールするウィンドウを左右にスライドすることが可能です。
これは便利そうだ。
その上、電池の消耗が分かりやすい電池残量ランプがついています。
ボタンの数とその他の機能も豊富でこのトラックボールに決まりそうです。
ゲーミングマウスとトラックボールを合わせたような製品 M-XT3DRBK
エレコムのM-DT2DRBKと同じシリーズでボールを親指でコントロールするM-XT3DRBKがあります。
実際に使ってみた後に分かったことですが、これまでマウスで操作していた人が初めてトラックボールに変えるときは親指タイプのトラックボールのほうが慣れやすいと思います。
スクロールホイールの位置も変わりませんし、マウスと形状がそれほど変わらないからです。
エレコム M-DT2DRBKには左利き用もあります
M-DT2DRBKには左効き用のM-XT4DRBKがあります。
無線・有線を選べるエレコム トラックボール
無線のトラックボールに難がある場合は有線タイプも販売していてバリエーションが豊富なのもありがたいです。
動画編集用マウスはやっぱりトラックボールなの? まとめ
✅どんな設置場所でも同じように使える
✅手首を痛めない
✅カーソルがぶれにくいのでカラーホイール操作に最適
トラックボールのデメリット
・種類が少ないので商品を選べない
・慣れるまで使いにくい
・自分に合う製品を選ぶのに時間と手間がかかる
動画編集用パソコンでトラックボールを購入するときのポイントはまずボタンの数とトラックボールの位置が決め手になると思います。
私の場合、ノート型PCで外出先でも動画編集を行います。
その場合マウスの操作をするための十分なスペースが確保できないことがあり、ストレスになっていました。
トラックボールだとマウスパッドも不要になり、指だけ動かせば操作できるのでかなり作業効率が上がりました。
また、色補正をするときはカラーホイールを操作する必要があります。
上の画像は動画編集ソフト「EDIUS 8」の3wayカラーコレクションのカラーホイールです。
カラーホイール上の色を指定してクリックすると色を選択できます。
マウスだとクリック時にマウスが動いてしまうことがあるので、正確な色を指定することができないときがあります。
トラックボールだとクリック時にカーソルが動いてしまうこともなく確実に作業を進めることができます。
カラーコレクション・カラーグレーディングの教科書「カラーコレクションハンドブック」では複数ボタンがあるマウスかトラックボールを推奨していましたので、購入することに至りましたが、やっぱりトラックボールを手に入れて正解でしたね。
動画編集のスピードを少しでも速くしたい人には必須のアイテムです。
M-DT2DRBKを実際に使ってみたレビューも書きましたので合わせて読んでみてくださいね。
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