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動画編集用パソコンで最適な液晶モニターの選び方

※2023年10月に更新しました。

動画編集用パソコンを購入するうえで欠かせないのが、CPUやメモリ・ストレージなどのスペック。パソコンの性能ですよね。

ですが、それだけに気をとらわれ過ぎてはいませんか?

パソコン以上に大事なのが液晶モニターです

もちろんこれらは大切なことですが、それと共に使う液晶モニターも動画編集するには十分に考えていくべきものです。

長時間の作業になりがちな動画編集に最適な液晶ディスプレイはどれ?

曲面ウルトラワイドモニター

動画編集に最適な液晶モニターの選び方を考えるときに、まずは画面サイズや形、解像度などが判断基準となるでしょう。

しかし動画編集用の液晶ディスプレイの選択でまず考えたいことは、グレアパネル(光沢)は止めた方が良いという点です。

グレアパネルは、正確な発色ができず、鏡のように画面に自分の顔なども写り込むことから、動画編集には適していません。

選ぶならノングレア(非光沢)のほうが長時間作業をしていても疲れにくいメリットがあります。

参考:動画クリエイターが4K PCモニターを選ぶときに注意したいポイント

この動画では動画編集用の液晶モニターについて詳しく解説しました。
これから液晶モニターを購入する方はぜひ視聴してみてください。

動画編集はマルチディスプレイが便利!解像度は4K対応がオススメ!

4K液晶モニター

液晶のサイズは、画面が小さければ2台つなげてマルチディスプレイにしても良いですが、なるべくなら大きな画面のほうが作業効率は良いと思います。

そして動画編集ソフトにもよりますが、表示される情報量が多ければ多いほど、画面は大きめかつ解像度の高いものがオススメです。最低でも1920×1080(フルHD)を選びたいところです。

また、近年4K対応しているカメラの普及率が高くなり、それに伴い動画編集ソフトも4Kをサポートしているものも増えました。

もし4K対応の動画編集を行うなら、高画質・高精細度の高い3840×2160が良いですね。

撮影した動画をいかに忠実に再現できるかが、動画編集における液晶モニターの課題です。

参考:4Kディスプレイを購入するならおさえておきたい5項目

動画編集にはIPS方式のパネルがオススメ

液晶モニターに使われているパネルには、TN方式・VA方式・IPS方式などあります。

一般的にパソコンに使われてるパネルはTN方式が多いのですが、正確な色再現性と視野角の広さを求める動画編集においては、IPS方式がオススメです。もしくはVA方式が良いでしょう。

ですがVA方式は、コントラストが高く黒がしまって見えるので、どちらかといえば暗い場面での動画再生やゲームなどに向いていると言われています。

オススメ記事:動画クリエイターが4K PCモニターを選ぶときに注意したいポイント

動画編集でオススメ!BenQ カラーマネージメントモニター ディスプレイ

4K HDR対応でIPS方式の液晶モニターを搭載した動画編集者・デザイナー向けのモニターのなかでは比較的リーズナブルな価格になっているBenQのモニターです。

BenQではエントリーモデルやカラーコレクション用のハイエンドモデルも選べます。

PD3220UをBenQさんから提供してもらいましたので「BenQの4K液晶ディスプレイ PD3220Uを使ってみたよ!」でレビューしています。
興味のある方はぜひ合わせて読んでみてください。

動画編集向けのカラーマネージメントモニター ディスプレイ人気ベスト3

プロの映像制作ではカラーマネージメントディスプレイを使うのが当然とされていますが、低予算の制作会社ではいまだにカラーマネージメントディスプレイを使っていないこともあるようです。

液晶モニターは経年劣化で色が変わります。
得意先に「色が変です」なんて問い合わせが来ないよう、いつでも工場出荷時の状態に調整できるプロ仕様の液晶モニターを購入しておきましょう。

ここでは低予算の動画クリエイターに人気のある比較的低価格の液晶モニターを人気順に5つ紹介します。

BenQ カラーマネジメントモニター ディスプレイ PD3220U

BenQ PD3220U

IPSパネルを使用したBENQの31.5型カラーマネージメント液晶モニターです。
4K解像度+HDR対応で大画面(31.5インチ)ながらも後で紹介するEIZOモニターよりも低価格です。

10bitカラーにも対応し、sRGBを100%、DCI-P3を95%カバーする忠実な色表現で動画クリエイターに最適な液晶モニターです。

正確な色再現を可能にするAQCOLOR技術採用

Thunderbolt 3対応USB Type-C搭載

Pantone/CALMAN認証取得

EIZO ColorEdge CS2740-BK


EIZOのカラーマネージメントディスプレイは性能抜群で動画クリエイターにも評判が良いです。

私もEIZOの液晶モニター使っています。非常にイイですよ。

参考:EIZOディスプレイを買ったら知っておきたい4つのコト

EIZOの27型スタンダードモデル CS2740-BKです。
キャリブレーションセンサーは別売りとなります。

カラーマネージメント液晶モニター

4K解像度で高画質

27インチのゆったり大画面

Acer 4K モニターディスプレイ OmegaLine 31.5インチ

カラーマネージメントディスプレイではありませんが、Acerの4K HDR対応の31.5インチ液晶モニターがかなりお買い得価格になっています。

キャリブレーションが出来ないのが残念ですが、この価格なら3年後買い替える気持ちで買っても良いかもしれません。

動画編集にとにかく効率を求めるなら湾曲ウルトラワイドモニターもイイぞ!

Samsung Odyssey Neo G9 S49AG950NC 49インチ Amazon

海外の映像クリエイターのYouTubeチャンネルを見ている方はご存知ウルトラワイドモニターです。

少し遅れて日本でも流行し始めて、私も気になっていました。

当初、クリエイターに人気が高いウルトラワイドモニターがSamsungの「Odyssey Neo G9」で、販売価格は20万円越え。

取扱店舗も少なく入手しにくい製品でした。

値段もさることながら49インチって.. 私の狭い部屋に入るかどうか不安になるぐらいです。

現在は他社メーカーもウルトラワイドモニターの取り扱いが増えており、比較的安価な値段でも手に入るようになっています。

弯曲ウルトラワイドモニター

私が購入したのがHP(ヒューレットパッカード)の湾曲モニターM34D 34インチです。

参考情報:HP M34d WQHDカーブド ディスプレイ 製品詳細|HP公式

解像度は3440×1440で、VAパネルのノングレア(非光沢)タイプ。

これまで使ってきたIPSタイプのモニターに比べると解像度や色再現性はやや落ちるものの、ウルトラワイドモニターならではの横幅の広さは半端ないです。

Premiere Proのタイムラインが一気に倍の長さになった感じ。

長尺の動画編集が多い方には特にお勧めしたいほど、動画編集が捗るようになりました。

入力端子がHDMIとDisplayPort、USB Type-Cの3種類で、スピーカー内蔵、リフレッシュレートは48-100Hz。ゲームでも使えないことはない感じ。

10万超えのウルトラワイドモニターが多い中、6万円程で手に入るためワイドモニターの入門機にぴったりです。

動画編集者にオススメ!モニターアームでデスクが片付くゾ!

最後におススメしたいのがモニターアームです。

一番人気はエルゴトロンのモニターアームで、耐荷重量は11kgぐらいまでOKです。

VESA規格に対応していて、この規格のモニターであれば、メーカー純正のモニタースタンドを取り外して取り付けることができます。

モニターアームを使えば、モニターの角度調整の自由度は高まる上にパソコンデスクが広くなるというメリットも。

Amazonベーシックやエレコムでも類似品が売っているので、エルゴトロン製が高いと思う方も探せば安いものが見つかります。

スタンダードなマットブラックだけでなく、ホワイトカラーのモニターアームもあるのでお部屋の雰囲気に合わせて選べますよ。

私の場合アームにどっぷりハマってしまいノートパソコン用のアームまで買ってしまいました(笑)

動画編集用パソコンで最適な液晶モニターの選び方 まとめ

動画編集用のモニターはサイズが大きいほど作業効率が上がります。

映像の色表現にこだわりたい方はIPSパネルのカラーマネージメントモニターをお勧めします。

色編集にこだわらず、動画編集の数をガンガンこなしたい方はウルトラワイドモニターも視野に入れてじっくり選んでみてください。

パソコンと同じぐらい重要なモニター選びにお役に立てると幸いです!

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