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6.142022
動画編集用パソコンとゲーム用パソコンの違いとはなにか?

2022年6月に更新しました。
パソコンをゲーム用として利用しているなら、ヘビーユーザーになるほどに、高スペックを求めるでしょう。
動画編集を目的としたユーザーも同じですよね。
どちらの目的としても映像に関するものだから、性能重視になるかと思います。
では、動画編集用パソコンとゲーム用パソコンの違いとはなんでしょうか?
このエントリーでは、この二つの違いを検証していきましょう。
この動画の7分2秒以降でゲーミングPCとクリエイターPCの違いについて詳しく解説しましたので合わせて視聴してみてください。
ゲーミングPCはグラフィック機能重視
質問の中でよくあげられるのが「ゲーミングPCと動画編集用パソコンってどんな違いがあるの?」という疑問です。
どちらも映像を扱うという意味では求められるスペックも似たようなものだと思いますよね。
ですが、用途が違えば『高性能』と、基本は同じでもどこに重視したら良いのかは変わります。
ゲーム用パソコンと動画編集用パソコンで重視するパーツとして大きく違うのは、GPUの性能(性質)です。

OpenGLに適したGPU Quadroシリーズ
動画編集用ソフトのその多くは、OpenGLをサポートしています。
ですが、3Dのゲーム用に対応しているグラフィックボードGeForceやRADEONなどに搭載しているGPUは、OpenGLではなくDirectXに最適化されているビデオチップです。
逆にOpenGLに最適化されているGPUはQuadroなどです。
CPUは性能が良いに越したことはありませんが、GPUは用途が違うことに対してはパフォーマンス力が低下するという性質を持っているのです。
ゲーム用パソコンを動画編集用パソコンとして使えるのか?

BTOパソコンショップのハイスペックゲーミングPC
ただ、共通していえることは、動画編集用パソコンもゲーム用パソコンのどちらも高性能であることです。
もし格安の低スペックなパソコンなら、動画編集のソフトウェアも3Dゲームなども対応しきれません。
例えばCPUならコア数および同時処理スレッド数の優れたマルチコアであるCore i5やCore i7などが向いています。
これはアプリケーション側もマルチスレッドに対応しているものが数多くあるからですね。
参考:映像会社の常識!動画編集用パソコンに最適なCPUの選び方
ではゲーム用パソコンを動画編集用パソコンとして使えるのでしょうか?
答えを言いますと、もしGPU以外は必要なスペックがほぼ同じであるならばある程度は不便なく使えるでしょう。
メモリも16GBあれば、ストレスを感じることなく操作できるでしょう。
もしゲーム用パソコンがあれば、動画編集用パソコンとして使ってもさほど支障はないかと思います。
ただ複雑な色補正や細かなグラフィックモーションを加えるとなると、GPUがGeForce RTXシリーズの方が書き出しも速く作業スピードが速くなります。
参考:After Effectsでオススメの動画編集用パソコンってどれ?
動画編集用パソコンでオススメのショップ
ゲームと動画編集の両方やりたい欲張りな方はそれぞれの専用パソコンを取り扱うパソコンショップで買うのがオススメです。
ここで紹介するパソコンショップはゲーミングパソコンと動画編集パソコンの両方を豊富にとり揃えています。
マウスコンピューター
マウスコンピューターでは動画編集をDAIVシリーズ、ゲーミングパソコンをG-tuneのブランド名で専用パソコンを用意してくれています。
二つのブランドの大きな違いの一つにパソコンのケースがあります。好みが分かれるところですが、私はG-tuneのほうが好きですね。
ゲーミングパソコンを購入する場合は十分なストレージ容量があるかどうか確認してから買うのが良いでしょう。

G-Tune EN-Z-3060Ti
CPU:Core i7-12700KFグラフィックス:GeForce RTX 3060 Ti(8GB)
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe対応 512GB + HDD 2TB
284,900円 ⇒ 259,800円(税込)
マウスコンピューターと当ブログのコラボ企画のパソコンでお買い得な製品です。
カスタマイズでCore i9-12900に変更可能です。

DAIV Z9-MVPR
CPU:Core i7-12700メモリ:32GB PC4-25600
グラフィックス:GeForce RTX3060 Ti(8GB)
ストレージ:M.2 SSD NVMe 512GB + HDD 2TB
Thunderbolt 4拡張カード・DVDドライブ・UHS-II SDカードリーダー
電源:850W
240,728円(税込 264,800円)
パソコン工房
パソコン工房では動画編集向けパソコンをSENSE、ゲーミングパソコンをLEVELのブランド名で販売しています。パソコン工房では多くのゲーミングパソコンにDVDディスクドライブを搭載してくれている傾向があり、動画編集者にとってありがたいポイントです。

SENSE-F069-LC127-DUX
Core i7-12700にM.2 SSDを搭載したパソコンCPU:Core i7-12700
グラフィックス:Radeon RX 6700 XT 12GB GDDR6
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB
214,980円(税込)
ドスパラ
ドスパラでは動画編集向けのパソコンをraytrek、ゲーミングPCをGALLERIAというブランド名で分けて販売されています。ドスパラではゲーミングPCの性能が高く、クリエイティブ用途で使っても全く問題ありません。
但し4K編集やCG中心の制作ならQuadro搭載のraytrekがオススメです。

raytrek XD
ドスパラのCore i7 + GeForce RTX 3060 TiのパソコンCPU:Core i7-12700
グラフィックス:GeForce RTX 3060 Ti 8GB
メモリ:16GB PC4-25600
ストレージ:M.2 SSD NVMe 500GB
214,980円(税込)
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