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DSLR・シネマカメラ撮影でスライダーを使う前に読んでおきたい3つのポイント

2019年11月に更新しました。

一眼ムービーの撮影アイテムでスライダーがあります。

カメラスライダーを使うことで安定した横移動や縦移動の撮影をすることができます。

映画では大型のスライダーレールを利用されており、ハンディカメラではできないカメラアクションのカットを取り入れることでシネマライクな映像を撮影することができます。

現在ではAmazonで小型のスライダーが低価格で販売されていますので、アマチュアユーザーや予算が少ないプロダクションでも実に一般的に活用されるようになってきています。

このエントリーではこれからカメラスライダーを購入する初心者さん向けにDSLRやシネマカメラのスライダー撮影で注意したいポイントやオススメのアイテムなど解説します。

DSLR・シネマカメラ撮影でスライダーを使う前に読んでおきたい3つのポイント

この動画ではカメラスライダーについてかなり詳しく解説されています。どんなスライダーが自分に合うのか必ず参考になりますのでぜひ視聴してみましょう。

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今回解説のために利用したスライダーはKoolertronのカメラスライダーです。

多分中国製です。

非常に安価な製品なのにも関わらず結構滑りやすくて耐久性もあります。耐荷重量は4キロまで。

一般的なDSLRや小型のシネマカメラでも利用することができます。

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水準器も備わっていましたが、活用するタイミングが分からずほとんど見ることはありません。

中央にカメラ取り付け用のネジが飛び出しています。

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早速カメラを装着してみました。ソニーα6000です。

「なぜ白?」という疑問はひとまず持たずに読み進めてみましょう。

装着した状態を見ると分かりますとおりこのままだと非常に撮影しにくいです。いや使いものになりません。

カメラスライダーで必須!便利な撮影アイテム ビデオ雲台

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これだとスライドすることができますが、ティルト(カメラを上下に向ける)することができません。

スライダーにカメラを装着するにはカメラ底部のネジ穴にスライダーのネジを合わせてカメラ本体をクルクル回して装着することになりますが、広角レンズを使用するときはレンズがスライダーに干渉してキズがつきそうです。

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スライダーをカメラに装着するときに利用すると便利なアイテムがビデオ用雲台です。

私も気に入って利用しているビデオ雲台がVelbon ビデオ雲台 FHD-52Qです。現行機種はFHD-53Dになっています。耐荷重量は2.5kg。1.5kgの製品もありますよ。

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スライダーに雲台を取り付けるとこのようになります。

カメラの高さも変わりました。雲台にはパン棒も付いているので動かしやすいです。

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カメラの角度を自由に変えることができます。

雲台自体も500g程度と軽量でスライダーの耐荷重量を脅かすことはありません。

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ビデオ雲台に付属のカメラシューをカメラ側に取り付けることで取り外しを簡単にすることができます。

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このツマミを緩めるとパンニングすることができます。

スライドしながらパンニングするのは難しいのでまずは締めておきましょう。

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外側のツマミを緩めるとティルトできるようになります。

それでは早速スライドしてみましょう。

スライダーを購入したら気をつけるべきコト

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Koolertronのスライダーは横にネジがあります。

緩めるとスライドでき、締めるとロックするようになっています。

ポイント1. レール部分を丁寧に扱う

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スライダーはレールの上を土台が滑るわけですが、レール部分を使用前に丁寧に拭いてスプレータイプの潤滑油をふきつけると効果的です。

このレールがスライダーの重要な部分です。

保管するときに傷をつけたりしないように気をつけてください。

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私の場合、新品で購入したにもかかわらず、レールの上に小さなひっかきキズのようなものがありました。

ちょうどこの傷の上を土台が通るときにカクっとひっかかる感じがします。

本当に小さな傷ですが、スライダーの機能を損ねてしまいます。

購入後に傷をつけてしまわないように丁寧に扱いましょう。

ポイント2. ガタがきやすいスライダーの足部分

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最後に注意したいのがスライダーの足の部品です。

スライダーは足の長さを変えることができるよう、ネジ式になっているものが多いです。

割と細かい部品がつけられていますので、使用時に思わず部品が外れてしまうことがあります。

紛失してしまうとかなり使いにくくなる上、海外製品のため部品だけを取り寄せることができるかかなり不明です。

予備の部品もありませんので注意します。

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Koolertronのスライダーは足の先の部分にゴムがついています。

接着されているようで、経年劣化で剥がれ落ち、紛失してしまいました。

足の長さと形状が違ってしまっているので、長さ調節をしたうえでも安定性が損なわれてしまっています。

いっそのこと全ての足のゴム部分を取り払ってしまっても良いかなと思っていますが、いまのところそのままです。

もしスライダーを新規で購入するなら、足の部分のつくりも確認して選択することをオススメします。

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カメラとスライダーの準備が終わったら、レッツスライダー!

メモリーカードやバッテリーの装着も忘れずに。

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