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4.42022
【2022年版】自作PC用CPUおすすめ9選と取付け方・注意点を解説

※2022年4月に更新しました。
自作パソコンでCPUを選ぶときに
AMD Ryzenとインテル CPUのどちらが良いか?
何世代を選んだらよいのか?
Core i5?i7? それともRyzen5かRyzen7?
選ぶ要素がたくさんあるので悩みは尽きませんよね。
ここでは動画編集やゲームに使うパソコンで、ミドルクラス以上のパソコンを自作したい方向けに
この記事の解説ポイント
✅2022年の主なCPU
✅インテル CPUのメリット・デメリット
✅AMD CPUのメリット・デメリット
✅内蔵GPUについて
✅自作パソコンにオススメのCPU9選
について解説します。
これから初めて自作パソコンに挑戦しようと考えている方はぜひ参考にしてみてください!
この動画では自作パソコンを組みたい動画編集者の方向けにパーツ選びについて詳しく解説しました。
組み立て方については「自作パソコンの組み立ての流れを動画編集者さん向けに解説」で解説したので合わせてご視聴ください。
目次
2022年現時点での最新CPU
インテル CPU | AMD CPU |
第12世代 インテルCPU
Core i5-12600K |
第4世代 Ryzen CPU(Zen3)
Ryzen 5 5600X |
第11世代 インテルCPU
Core i5-11400・11600K |
第3世代 Ryzen CPU(Zen2)
Ryzen 3 3300X |
※2022年1月1日調べ
インテルCPUは最新の第12世代が2021年11から出荷され、現在は第12世代と第11世代のどちらも選べる状況です。
第12世代のリリースで第11世代のインテルCPUの値段がやや下落しており、安く手に入れたいなら第11世代のインテルCPUが狙い目と言えるでしょう。
Ryzen CPUは2020年11月に最新の第4世代Ryzenが発売開始して以降、人気で今も在庫が少なく価格が高騰している状態が続いております。
一時期第3世代Ryzenも入手困難になってしましたが、今のところRyzen 7 5800XやRyzen 7 3800XTは在庫がある販売店を見かけるようになってきています。
今入手できる主なCPUとチェックしておきたい特長は以下の通りです。
Core i9-12900K
16コア24スレッド、第12世代のCore i9です。
11900Kの後継で大幅に性能アップしたモデルです。
価格は7.1万円から9.6万円ほどになっており、高いゲーミング性能とマルチスレッド性能を求めている方におすすめです。
コア/スレッド数 | 16/24 |
定格クロック/ブーストクロック | 2.40GHz/5.20GHz |
対応ソケット | LGA1700 |
最大メモリチャンネル数/最大メモリサイズ | 2/128GB |
内蔵GPU | インテル UHD グラフィックス 770 |
インテルクイックシンクビデオ | 〇 |
Core i7-12700K
第11世代のCore i7 メインストリーム向けCPUの最新CPUです。
マルチスレッド性能が大幅に強化されています。
Core i7-11700Kよりも大幅に性能アップしつつ消費電力や発熱が抑えられているので扱いやすくなっています。
末尾にFが付く製品は内蔵GPU非搭載なので注意してください。
動画編集・ゲーム用途なら内蔵GPUとインテルクイックシンクビデオ対応の型番末尾にFなしがおススメです。
コア/スレッド数 | 12/20 |
定格クロック/ブーストクロック | 2.70GHz/5.00GHz |
対応ソケット | LGA1700 |
最大メモリチャンネル数/最大メモリサイズ | 2/128GB |
内蔵GPU | インテル UHD グラフィックス 770 |
インテルクイックシンクビデオ | 〇 |
Core i5-12600K
第12世代のCore i5です。
マルチスレッド性能が強化されて弱点が補強されたほか、エンコードやレンダリングなど用途の幅も広く、対応力がアップしています。
Core i5の下位モデルではありますが、ゲーミング性能も含めコスパに特化したCPUといえます。
Core i9・i7同様に末尾にFが付くと内蔵GPUは非搭載です。
コア/スレッド数 | 10/16 |
定格クロック/ブーストクロック | 2.80GHz/4.90GHz |
対応ソケット | LGA1700 |
最大メモリチャンネル数/最大メモリサイズ | 2/128GB |
内蔵GPU | インテル UHD グラフィックス 770 |
インテルクイックシンクビデオ | 〇 |
Ryzen 7 5800X
Zen3アーキテクチャーが搭載された第4世代Ryzen 7は、12コアのわりには消費電力があまり多くなく(105W)、パフォーマンスが良いのが特徴です。
前の世代と比べゲーミング性能も上がったため、ゲーミングPCのCPUとしても選びやすくなりました。
この記事を書いている時点では入手困難な状態です。
コア/スレッド数 | 12/24 |
定格クロック/ブーストクロック | 3.70GHz/4.80GHz |
対応ソケット | AM4 |
最大メモリチャンネル数/最大メモリサイズ | 2/128GB |
内蔵GPU | 非搭載 |
Ryzen 5 5600X
こちらも前の世代と比べてゲーミング性能が大きく向上しています。
6コアとは思えないほどの性能で消費電力も少なく高パフォーマンス。
価格は4万円近くと、ミドルレンジモデルにしては高めなのが惜しいところですが、Ryzen 9・Ryzen 7に比べると入手しやすいです。
コア/スレッド数 | 6/12 |
定格クロック/ブーストクロック | 3.60GHz/4.20GHz |
対応ソケット | AM4 |
最大メモリチャンネル数/最大メモリサイズ | 2/128GB |
内蔵GPU | 非搭載 |
Ryzen 5 3600
2万円台という安さと優れたマルチスレッド性能という高コスパのCPU。
ゲーミング性能は若干低めですが、マルチスレッド性能を重視し、低価格であることも外せないのであればおすすめのCPUです。
コア/スレッド数 | 6/12 |
定格クロック/ブーストクロック | 3.60GHz/4.20GHz |
対応ソケット | AM4 |
最大メモリチャンネル数/最大メモリサイズ | 2/128GB |
内蔵GPU | 非搭載 |
Ryzen 5 PRO 4650G / Ryzen 7 PRO 4750G
最後に紹介するのはRyzen 5 PROおよびRyzen 7Proです。
Ryzen メインストリームのRyzen 7 5800Xが品薄で、かえって人気になっている第3世代のRyzenの中でも、内蔵GPUを搭載したCPU(APU)です。
キャッシュ容量が4MBと少ないため、大きいデータの動画・画像編集をしないライトなユーザーであれば十分な性能でコスパが良いです。
コア/スレッド数 | 8/16 |
定格クロック/ブーストクロック | 3.60GHz/4.40GHz |
対応ソケット | AM4 |
最大メモリチャンネル数/最大メモリサイズ | 2/128GB |
内蔵GPU | Radeon グラフィックス |
インテルCPUのメリット・デメリット

インテル CPUのCPUソケット
インテルCPUのメリットは、ゲームを含めてさまざまなソフトが正常に動作するという安心感や信頼性にあります。
特にゲーミング性能については、AMDのCPUと比べて基本的に性能が良いのが大きな特徴です。
自作パソコンをゲーミングPCとして活用したい場合、いろいろなゲームを楽しみたいという場合にはゲーミング性能が高いインテルCPUを選ぶのがおすすめです。
ただインテルのCPUの中でも、Core i3はゲームをするためのCPUとしては性能が若干低いため、できればCore i5以上のモデルを選択することをおすすめします。
インテルのCPUはゲーム以外でもさまざまなソフトに対応しているため、各ジャンルのソフトに関してプロ仕様のものを使用する予定があるときにはインテルのCPUにしておく方が無難といえます。
どんな用途でPCを使うか、まだその活用の幅が定まっていないという場合にも、さまざまなソフトが正常に動作するインテルのCPUがおすすめです。
とりあえず1台PCを持っておきたい、というような動機でPCを購入する予定の方は、インテルのCPUを選んでおいた方が後々も幅広い用途に使えるはずです。
インテルのCPUのデメリットとしては、コストパフォーマンスが若干悪いという点が挙げられます。
性能自体はかなりいいのですが、Ryzenと比べると価格帯がやや高く、コストパフォーマンスを重視する方にとっては選びにくい部分があるかもしれません。
価格やコストパフォーマンスは気にせず、あらゆる用途で使いやすい自作PCにしたいという方にはインテルのCPUが合っているといえるでしょう。
AMD CPUのメリット・デメリット

AMD Ryzen 7 3800XT
AMD CPUのメリットは、コストパフォーマンスの高さです。
ある程度PCの価格を抑えたい方、なるべく安価に高性能なパソコンを手に入れたい自作パソコンユーザーに絶大な支持を得ているのがAMD Ryzenです。
2020年11月に発売開始した第4世代 Ryzen(Zen 3アーキテクチャー搭載)はインテルCPUの性能を大きく超えたため、品不足となり手に入りにくい状況となっています。
デメリットとしては、やはりソフトによっては正常に動作しないものがある、PCのパフォーマンスが発揮できないという懸念が挙げられます。
ですが、あらかじめPCを使う目的がはっきり決まっているという方にとっては、AMD CPUのコストパフォーマンスの良さは魅力になります。
インテルCPUと比べると問題なく動作するソフトの幅は狭いですが、はじめから使うソフトがある程度決まっていれば、AMD CPUで動作するかどうかチェックすることができます。
AMD CPUは安価で処理性能が高いため、使用するソフトが快適に動作するとわかっていればコストパフォーマンスのいいAMD CPUを選ぶのがおすすめです。
CPU内蔵のGPU(iGPU)について
GPUとは、主にグラフィック処理を行うプロセッサのことを言います。
具体的には、PCでプレイするゲームや動画・画像の編集などに関わってきます。
GPUのうち、CPUに内蔵されているものを「内蔵GPU」、もしくは「iGPU(Integrated GPU)」と呼びます。
内蔵GPUは、小さなCPUに内蔵されている分、単体のGPUに比べるとどうしても性能が低くなってしまいます。
とはいえ、よほど重いゲームや高度な動画編集等をするのでなければ、内蔵GPUでも十分問題ないほどの性能は確保できています。
特に最新の内蔵GPUはかなり高性能で、PCゲームも軽量設定であればプレイは可能なレベルに達しているほどです。

グラフィックカード。単体GPU、分離GPU、グラボ、ビデオカードなど呼び方が多数ある
それに対してグラフィックカード(グラフィックボード、グラボ、ビデオカードと同じ)呼ばれる、GPUを搭載した独立したパーツで画像演算処理を行うことがあります。
これを分離GPUまたはdGPU(Discrete GPU)といい、内蔵GPUと分けて考えられています。
内蔵GPUと分離GPU(グラボ)は比較すると内蔵GPUのほうが劣るのは事実ですが、高度なグラフィック処理の必要がない作業に使う場合には十分な性能です。
また、内蔵GPUのメリットとして、汎用性が高いことも挙げられます。
分離GPU(グラボ)はゲーム等一部の用途に特化したものが多く、他のソフトを使った作業には最適化されていない可能性もあります。
単体GPUは、グラフィック処理性能に関しては内蔵GPUを大幅に上回りますが、その一方で価格が高いこと、電力の消費や発熱が激しいこと、十分な設置スペースを確保しなければならないこと、そして汎用性に欠ける点などのデメリットもあります。
高度なグラフィック性能が必要な場合は、単体GPUを選ぶべきですが、そこまで高性能なGPUにこだわる必要がないのであれば、価格もひかえめで設置スペースもいらない上、消費電力や発熱を気にする必要がない内蔵GPUで事足りることも多いです。
すべてのCPUが高性能な内蔵GPUを搭載しているというわけではないので、できるだけ高性能な内蔵GPUを選びたい場合には、あらかじめ性能をチェックしておきましょう。
2022年 動画編集でおススメのCPU
動画編集等を目的として自作パソコンのCPUを選ぶ場合、マルチスレッド性能が高いものがおすすめです。
世界初となる12コア24スレッドが目玉のRyzen9 3900Xや、16コア32スレッドのRyzen9 3950Xなどが特に人気です。
同価格帯のインテルCPUと比べて、動画編集などに関しては高い性能を発揮してくれます。
コストパフォーマンスやワットパフォーマンス、CPUの冷却等の面でも魅力的でしょう。
YouTube動画編集でおススメのCPU
動画の編集というと、できるだけ画質を良くしたいと考える方が多いと思います。
ですがYouTubeにアップする動画では、画質よりも内容を重視した編集が求められることが多いです。
編集する動画がフルHD以下の画質でも十分なのであれば、使用するCPUもCore i5以上のスペックがあれば事足りるでしょう。
動画編集に特化したPCならAMD CPUの方がおすすめですが、手軽にYouTubeの動画編集に取り組むパソコンならインテルCPUの方が汎用性は高いといえます。
CPUの取り付け方
インテルCPUとAMD CPUではマザーボードへの取り付け方も異なります。
インテルCPUの場合、CPUソケットの保護カバーを取り外し、ソケットレバーを持ち上げてCPUをそっと乗せます。
向きなどに問題がないことを確認したら、レバーを元に戻してフックに引っ掛け、CPUを固定します。
CPUカバーのツメがネジの下に入り込んでいるかどうか確かめましょう。
AMD CPUの場合には、同じ手順でCPUソケットのカバーを開け、CPUを乗せます。
CPUとソケットにある▲のマークを揃えてレバーを下げ、CPUをロックします。
【2022年上半期】自作PC用CPUおすすめ9選
Core i5-12600K
Core i5-10600Kは10コア16スレッドでスレッド数が増加していながら、コアあたりの効率性もアップしているのが特徴です。
さらにL2キャッシュも9.5MBと、高負荷な処理でも問題なく行なえます。
動画編集用の自作パソコンに選ぶCPUとしてもおすすめです。
パフォーマンスコアの定格クロック数が3.70GHzと高いのも特徴の1つです。
シングルコアでの処理性能も強いため、ゲームをする人にとっても選択肢にできるCPUパワーがあります。
intel64アーキテクチャが搭載されたことによって、物理メモリと仮想メモリで4GB以上のアドレス空間が使えるのも特徴の1つです。
全体的なパフォーマンスの向上が望めるため、一般用途としても使いやすいでしょう。
Core i7-12700K
インテル Core i7-12700Kは12コア20スレッドと前世代よりも1.5倍のコア数が魅力です。
パフォーマンスコアとエフィシャントコアのハイブリッドになった第12世代インテルCPUで、パフォーマンスコアの定格クロックが3.6GHzのハイパワーで、最大ブーストクロックが5.0GHzになります。
高負荷な作業でも問題なく利用できるので、自作パソコンのCPUとしても最上位のレベルでしょう。
ハイパースレッディング機能が搭載されているため、ゲームを高いフレームレートで快適に遊びたい人にも向いています。
オーバークロックの性能も高く、安定して利用できるCPUの1つでしょう。
DDR5-4800の高速なメモリを搭載可能なことから、よりスピーディーな操作性も魅力です。
メモリは最大で128GBまで認識するため、高画質の動画編集などを行う時でも安心して利用できます。
Core i7 12700Kは動画編集用の自作パソコンに搭載するCPUとしても信頼できるCPUになるでしょう。
Ryzen 9 5900X
Ryzen 9 5900Xは12コア24スレッドのハイパワーが魅力です。
基本のクロック数も3.7GHzとブーストしなくても十分な数値があります。
ブーストすれば最大で4.8GHzとなるのですが、TDPは105Wとワットパフォーマンスも悪くありません。
前世代のキャッシュと比較すれば、最大で2倍になっているGame Cacheの機能が秀逸です。
メモリーのレイテンシーを低下させるようにも設計されているため、ゲームでストレスを減らせます。
ゲーム用に自作パソコンのCPUを選ぶのには最適です。
AMD StoreMIテクノロジーという機能があり、SSDのパフォーマンスも向上できます。
特にUEFI(BIOS)設定をする必要もなく機能するため初心者が利用するとしても安心できます。
Core i7-11700
Core i7-11700は8コア16スレッドで基本クロック数が2.5GHzのハイパワーが魅力です。
最大クロック数は4.9GHzとなりますが、最大のポイントはTDP65Wという電力消費の少なさでしょう。
電力制限を緩和することで、より高い性能を発揮できます。
内蔵のGPUが優秀であるため、軽いゲームを含め一般的な用途であればGPU(ビデオカード)を追加購入する必要がありません。
4K出力にも対応していますし、初めての自作パソコン用CPUとしても、使いやすい製品の1つです。
電力と熱を抑制したままコア性能を引き上げるTBM3.0の機能があります。
ゲーム性能についても前世代の上位モデルに匹敵するため、ゲーミングCPUとしては優秀です。
K付きとの価格差も含めてコストパフォーマンスに優れています。
Ryzen 9 5950X
TSMCの7nmプロセスルールを採用したAMD Ryzen 9最上位CPUです。
16コア32スレッドでTDP値は105Wを維持し、パフォーマンスの良さは見逃せません。
PCIe 4.0にも対応しているので、M.2 SSD Gen4を利用できるためパソコンの高速起動とソフトウェアの快適な動作を実現できます。
この記事を更新している時点では価格が高騰しており、お得感は今一つですが性能の良いCPUであることは間違いありません。
Core i9-12900K
Core i9Xシリーズと違い、インテル UHD グラフィックス 770が搭載されているのがポイントです。
インテルクイックシンクビデオにも対応し、動画編集用途で優れたパフォーマンスを発揮します。
YouTubeの動画編集用途ならビデオカードを買う必要がないでしょう。
16コア24スレッドのCPUパワーが魅力です。
基本的なクロック数は2.4GHzとなっていて、オーバークロックによって最大で5.20GHzまでブースト可能です。
最大TDPは241Wとやや高めの数値になり、簡易水冷または冷却性能の高いCPUファンが必須となります。
Optaneメモリーに対応しており圧倒的に読み込みが早くなるため、システムのパフォーマンスと応答性の向上が可能です。
コスト高なのが難点ですが、日常的な作業に関してもストレスを少なくでき、起動速度の向上にもつながるためストレスを感じずにすみます。
Ryzen 7 5800X
Zen3コアは前世代よりも約20%程度能力が向上しているのがポイントです。
低レイテンシーと電力効率も良くなっているため、どんな用途でも使いやすくなっているのが特徴になります。
自作パソコンのCPUとしても使いやすいでしょう。
シングルコアの性能はintel製のCPUに軍配が上がっていましたが、このシリーズからAMD製のCPUがシングル性能でも上回るようになっています。
安定性も高く、ゲームやクリエイティブ用途にも最適でしょう。
最新のグラボはその性能の高さから、CPUがボトルネックになっていましたが、完全に引き出せるだけのCPUパワーがあります。
動画編集やRAW現像などの用途で使うとしても、パワー不足を感じることはありません。
Ryzen 7 5800Xは手に入れることができるなら間違いなくおススメのCPUです。
Core i7-11700K
Core i7-11700Kは一世代前のCore i7のKモデルで、コストパフォーマンスの面でやや見劣りありますが性能は抜群です。
intelのvPro、SIPP、TXTなどの機能はすべて対応していて、多様な機能サポートを受けられるのが特徴になります。
8コア16スレッドで基本クロック数は3.6GHzというスペックが魅力です。
最大クロック数は5.0GHzまでブースト可能となっているのですが、TDPが125Wとやや高いのがデメリットです。
ランニングコスト重視の自作パソコンを組むならi7-11700のほうが良いです。
Core i7-11700Kは内蔵のGPUによってデフォルトで3画面出力がサポートされます。
最大解像度も4K対応しているので、動画編集での利用も問題ありません。
Ryzen 5 5600X
Ryzen 5 5600Xは6コア12スレッドのAMD エントリーCPUです。
Game Cacheは3MB L2キャッシュと、32MB L3キャッシュから構成。
PCIe4.0にも対応しているため、最新規格のM.2 SSDを自作パソコンで使いたい方にはピッタリです。
ゲームのロード時間を短縮するAMD StoreMIテクノロジーが搭載し、SSDの性能を最大限に発揮させます。
基本クロックは3.6GHzとなっていますが、オーバークロックを行うことで最大4.7GHzまでブーストされます。
TDPも65Wと電力消費も効率が良く行われるのが特徴です。
X570もしくはX470チップセット搭載のマザーボードが必要ですが、高負荷の処理も苦になりません。
自作PC用CPUおすすめ9選と取付け方・注意点を解説 まとめ
CPUは新製品・最上位モデルに目がいきますが、ミドルモデルでも動画編集・ゲーム用途に十分対応できます。
メモリやマザーボードにも予算を割り当てられるよう、用途に合ったCPUを選んでくださいね!
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